川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

「ヨコハマ鉄道模型フェスタ 2018」に行ってきた その2

その1はこちら。

 

その2では、各メーカーの展示ブースとレイアウトの走行展示をレポートします。

まずはTOMIXブースから。

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ケースの中には、新製品や製品化予定の試作品がいっぱいです。

 

その中で私が一番見たかったのがこれ。

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733系3000番台です。

ショーケース内にはライトが仕込んであったので、普通の環境で見れば気にならないのかもしれませんが、どうもステンレス部分の塗装が白っぽ過ぎるような気がします。

本当は1月発売予定でしたが1度延期を喰らって2月になってしまったので、早いところ発売してほしいです。

 

その他の北海道ネタ。

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キハ183系の北斗と大雪の試作品が展示されていました。

キハ183系に関しては昨年「サロベツ」「オホーツク」を買ったのと、北海道ネタとはいえ私にはあまりなじみがないので、今回は手を出さない予定。

 

・・・だったのですが、大雪のほうはポリカーボネードが付いた姿を再現してくるという文字を見て、ちょっと欲しくなってきました。

ちなみに「ポリカーボネードが付いた姿」というのは、下の写真のことです。

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車体側面に、額縁みたいなのが出っ張っているのがわかると思います。

過去にバラストや氷塊が窓ガラスに当たって割れてしまうというトラブルがあったため、北海道の特急車両は窓ガラスの上にポリカーボネードをかぶせてあるのです。

 

昨年購入した「サロベツ」に入っていたスラントは、この表現が省略されていました。

完成度にもよりますが、出来が良ければスラント目当てに購入するかもしれません。

 

北海道ネタはもう一つ。

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鉄道コレクション扱いで発売されるキハ54が展示されていました。

釧網本線」ってことは、釧路車特有のヘッドマーク枠も再現してくるんでしょうか。

 

続いては貨物ネタ。

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UM12Aのサンプルが展示されていました。

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本当はごちゃついている反対側を見たかったですが、サンプルを見る限り造形はいい感ではないでしょうか。

TOMIXに関しては造形よりも塗装のほうが気になりますが、これに関しては橙の帯を引いて終わりだから問題ないでしょう。

・・・と思いたいです。

 

もう一つの試作品コンテナ。

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こちらはISO20フィートタンクコンテナの緑JOT仕様。

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タンクを支える斜めの梁?がちと太すぎるような気がします。

これから文字が入って最終的な出来栄えを確認してからの判断ですが、2個で2400円とコンテナにしてはいいお値段なので、お試しで数個導入ってところですかね。

 

こちらのコンテナはほぼ完成品。

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2月末発売予定のU46A日通仕様。

個人的にはあまり馴染みが無いコンテナですが、こちらも数個導入してみたいところです。

 

最後に貨車ネタをもう一つ。

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タキ1000形のテールライト(カンテラ)付きが展示されていたのですが、カンテラ付きなのに常備駅は「根岸駅の設定。

東北の石油貨物は良く知らないですが、根岸駅常備のまま仙台ベースで運用されている車両もあるようなので、間違いではないんでしょうが、なんとなく「仙台北港」のほうが自然な気がします。

 

ショーケースの隣では、TNOSのデモ走行を実施。

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面白そうなシステムではありますが、結構なお値段なので気軽には導入できません。

というか、そんな資金があれば鉄道部品を買っちゃいそうです(笑)。

 

続いてはKATOブース。

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TOMIXブースは展示品:実演=3:1くらいの割合でしたが

KATOブースは展示品:実演=1:3と真逆の構成でした。

こんなところにもメーカー間の思想の違いが出て面白いですね。

 

本題の試作品へ。

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個人的に気になっていたのが、こちらの381系「ゆったりやくも」です。

なかなか良い出来ではないでしょうか。

 

クロが381なら購入も検討していましたが、パノラマはあんまり好きじゃないので様子見・・・と考えていたら大変な人気でようで、もはや手遅れの感あり。

クロ381+クモハ381入りのセット発売を期待しつつ、伯備線で共演できそうな車両も見つけたいところです。

 

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381系と並んで注目を集めていたのが、フルリニューアルとなるキハ58系。

北海道生まれの私にとっては「急行型DC=キハ56」なのでキハ58にはあまりなじみがありませんが、これを機にキハ56も出してくれないかなと思ったり。

 

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HOゲージの展示走行では、我らが鶴見線をモチーフにした販促を展開していました。

 

最後はHOゲージメーカーのカツミブース。

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京急の旧1000形と、その譲渡車である北総7150形の製品が発売されるそうです。

 

続いてはレイアウトの展示走行の模様です。

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ホールの中で、TOMIX、KATO、カツミがそれぞれレイアウトを持ち込んで自社製品の展示走行を行っています。

そのほか、参加企業の担当者がステージに上がって自社製品をプレゼンするなど、なかなか賑やかでした。

 

まずはTOMIXのレイアウト。

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E5系、200系、トワイライトエクスプレス485系3000番台などが走っていました。

 

こちらはKATOのレイアウト。

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四季島も走っていましたが、一番の注目を浴びていたのは貨物列車。

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コンテナは非売品らしい「KATO」のコンテナ。

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そしてこの列車

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なんとコキが52両も繋がっていました。

実車換算だと全長1km以上もあることになります。

ここまでは行かずとも、長大貨物列車を1本仕立てられるようにコンテナを充実させたいです。

 

最後はカツミのレイアウト。

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数年前の83レを彷彿とさせる、EF64EH200重連貨物が走っていました。

 

といった感じで会場を一巡し帰宅しました。

こういった鉄道模型のイベントは初めて参加しましたが、なかなか見ごたえのある内容で楽しかったです。

来年も都合が合えば訪れてみようかなと思います。

 

2019年の様子はこちら。

 

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「ヨコハマ鉄道模型フェスタ 2018」に行ってきた その1

本日、横浜ランドマークタワーで開催されている「ヨコハマ鉄道模型フェスタ 2018」というイベントに参加してきたので、その様子をレポートします。

 

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まずはイベントの概要から。

本イベントは毎年2月上旬に、横浜ランドマークタワーの下層階にあるランドマークプラザを会場にし、鉄道模型メーカーや鉄道事業者系物販業者が出展します。

メーカーは新製品の告知や試作品の展示やレイアウトを持ち込んでの走行展示などを行い、物販業者は鉄道模型鉄道コレクションのほか、鉄道グッズや書籍なども販売しています。

 

ちなみに私は、すごく前(具体的な年数は忘れました・・・)に1回だけ来たことがあります。

ただ、その時は鉄道部品目当てで来場しており、肝心の鉄道模型については当時興味が無かったので、どんな展示があったかは全く覚えてません(笑)。

なので、今回が実質初めて来場したようなもんです。

 

本イベントに関しては、聡明な他ブロガー様がちゃんとしたレポート?をしていただいているようなので、当ブログでは当ブログらしく

 貨物・神奈川・北海道・鉄道部品

に注目してレポートをしていきたいと思います。

今回は「その1」として物販と新製品発表について取り上げます。

 

まずは物販コーナーから。

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日曜の午後だけあって、結構な人でにぎわっていました。

 

最初は「総合車両製作所」から行きます。

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車両メーカーということで、東急・京急・相鉄となんでもありです。

写真に写っている東急3000系の商品は当会場で先行発売が行われたそうで、何人も買い求めていました。

 

鉄道部品として、つり革も売ってました。

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2000円ってマジかよ・・・って思ったら新品らしいです。

それでも高いけど。

 

続いて「小田急電鉄」ブース。

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こちらも発売したての鉄道コレクションが目玉のようでした。

しかし昨年の日比谷でも思いましたが、どこもかしこも鉄道コレクションで溢れていますなぁ。

 

続いては「東京メトロ」ブース。

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おなじみのつり革とMマークのほか、東急車輌近畿車輌メーカープレートが売ってました。

しかしながら、諭吉先生をお呼びしないと買えないのでスルーです。

 

続いては我らが「京急ステーションコマース」ブース。

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なんと古い時刻表を100円セールで売っていました(笑)。

鉄道事業者直系の業者がやることとは思えませんが、やっぱり京急です。

 

続いては「バンダイ」ブース。

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なんかミミズみたいな物が展示されていました。

 

しかし、このミミズを全て組み合わせると・・・

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なんと東京メトロの立体路線図になります。

こちらの商品は各路線の高低差も再現されているので、東京の地下でそれぞれの路線がどう絡み合っているのかを可視化することができるそうです。

ポスターに「ありそうでなかった」と書かれているとおり、なかなか斬新で面白い商品だと思います。

 

ちなみに、上から見下ろすと「普通の路線図に見える」そうです。

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東京メトロHPより

東西線だけ変ですが、ほかは悪くないですね。

まあ、日常生活には全く使えないですが(笑)。

 

最後は「ジェイアール西日本商事」ブース。

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プラサボやレプリカの時刻表が売っていました。

かつては方向幕など、関東ではなかなか買うことができない車両部品も扱っていたのですが、残念ながらそれも今は昔のことです。

 

以上で物販ブース探索は終了。

結局、何も買いませんでした。

 

続いては新製品発表ポスターのコーナー。

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この中から、個人的に気になる製品をピックアップします。

 

まずはTOMIX一番の注目はこちらの製品です。

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数々の車両を差し置いて、なんとコンテナです(笑)

 

こちらは、当ブログでもたびたび登場するリニア残土輸送列車で使用されているもので、中央リニア新幹線の建設工事で発生した残土を輸送するためのコンテナです。

実物がこちら。

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この列車は昨年5月から梶ヶ谷貨物ターミナル扇町駅で運転を始めた列車で、川崎界隈でも何かと注目度の高い貨物列車。

まさか運転開始から1年も経たないうちに、それも大手のTOMIXから製品化されるなんて思ってもいませんでした。

これは是非とも模型でも再現したいと思っており、すでにコキ100系も牽引機のPF2000番台も所持しているので、発売が待ち遠しいところです。

 

そのほか貨物ネタとしては

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タキ1000形のテールライト付き車両に、ENEOSマーク付き仕様が加わるようです。

下の緑色のやつは上で紹介したやつの色違いで、焼却灰輸送に使われているタイプ。

 

機関車では、JR貨物用のEF81が3種類も発売されます。

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貨物用のEF81自体は欲しいのですが、個人的にはあまり縁がない番台なので買うかどうか迷ってます。

銀ガマか普通の600番台なら買うんですがねぇ。

TOMIXに関しては、UM12A以外は買わなくてもいいかなというところでしょうか。

 

 続いてはKATOです。

こちらで一番の注目

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EF200の再生産ですかね。

なんでも再生産されるのは約4年ぶりだそうですが、鉄道模型再開直後に再生産がかかってくれて嬉しい限り。

実車はじりじり数を減らし続けてますが、我が家には新車納入となりそうです。

 

ほかにも、JRFマーク無しのコキ106、旧塗装の19D・UR19Aコンテナが新登場。

特に旧塗装の19Dは1つも持っていないので、これを機に大量導入を目論んでいます。

あとは、コキ106・107セットに付いていたウレタンスポンジが「車両ケースG」として単品売りが開始されるようです。

 

貨物ネタはそれ以外にも。

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貨車では、ク5000のリニューアル、テールライト点灯仕様のヨ6000、トラ90000が新発売されるそうです。

 

そして機関車では

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愛知機関区のDD51が2種類発売となります。

こちらに関しては、模型よりも実車の撮影を行いたいところですが・・・。

模型の世界のDD51で言えば、旋回窓付きの鷲別機関区仕様を出してほしいんですが、生産は一体いつになることやら。

 

そして地味に気になっているのが、左下の「お召列車1号編成」です。

当然乗ったことは無いし見たことすら無いのですが、雑誌で見てかっこいいなぁと思っていたものなので、もしかしたら物欲に任せて買ってしまうかもです。

 

そのほか目についたのは

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東急5000系の青ガエルと

 

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オリエントエクスプレス再生産ですかね。

KATOはいくつか欲しいものがあるので、この先はTOMIXよりもKATOのお世話になることが多そうです。

 

長々と書いてしまいましたが、これにてその1が終了。

その2では、各メーカーのブースとレイアウト展示走行の模様をお届けします。

 

 

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貨物列車撮影 2/3 カラシ充当8584レ、2079レ

本日は8584レにカラシが充当されたので、鶴見川でサクッと撮影です。

撮影地に着くと、3人ほどの同業さんがスタンバイされておりました。

 

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8584レ EF65 2127

曇り空なのが残念ですが、今の時期は晴れても面トップ気味なので悩ましいところ。

横着しないで撮影地を変えればいいんだけど、寒いしなぁ・・・。

 

ついでに続行列車も撮影。

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2079レ EH500-79

未撮影機をまた一つ撮影しました。

EH500はこれで半分くらい撮影しましたが、全機コンプにはまだまだ遠き道のりです。

 

以上で本日の活動は終了です。

ご一緒した皆様、お疲れ様でした。

 

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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑪ 初めての砂川駅訪問

前の記事はこちら。

変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑩ 留萌本線を引き返す

 

本日の目的である新十津川駅留萌本線乗り鉄を終えたので、札幌へ戻ります。

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帰りも「特急カムイ」でワープです。

函館本線の滝川~深川間はただでさえ普通列車の本数が少ないのに、そのうえ留萌本線との接続がいまいちなので、特急を使うのと使わないのでは大分違います。

 

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ご覧のとおり、ガラガラでした。

札幌から旭川への日帰りにしては時間が早かったので、こんなもんでしょうかね。

 

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雪もやんで陽が出てきましたが、早くも傾き始めています。

 

行きは滝川駅から乗車でしたが、帰りはもう1駅先の砂川駅まで乗りました。

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長いこと北海道に住んでいましたが、砂川駅に来たのは今回が初めてです。

滝川駅深川駅と違い、他線との乗換駅というでもわけでもないので、ここに目的が無い限りは降り立ちませんからね。

 

で、今回の目的はというと、もちろん「わがまちご当地入場券」です。

窓口で早速購入します。

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表の柄は「スラントノーズが先頭に立つ特急オホーツク」です。

スラントノーズのキハ183は今年3月で引退予定となっているので、この姿も間もなく見納めとなります。

 

ついでに駅舎も撮影。

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30分に1本くらいの間隔で特急が停まる駅なのですが、こじんまりとした駅舎でした。

 

砂川駅からは普通列車で移動します。

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やってきたのは721系。

かつて岩見沢以北のローカル列車といえば711系で、札幌圏ではほとんど乗る機会が無かった711系に乗ることが、岩見沢以北での乗り鉄のひとつの楽しみでした。

711系が引退したこともさることながら、かつて札幌圏の普通・快速列車のエース的存在だった721系が、こうやって末端のローカル運用に就いていることにも時代の流れを感じますね。

 

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奈井江までは学生の姿がちらほらありましたが、奈井江を出た後はガラガラに。

 

光珠内駅に到着。

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手前に中線があるのですが、使われていないためか除雪されておらず、ご覧のようにホームと一体化するほど埋もれていました。

 

車窓はまもなく日没を迎えようとしています。

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終点の岩見沢駅に到着。

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岩見沢駅名物ばんえい競馬のモニュメント」が迎えてくれました。

長かった1日目も、次が最終回です。

 

次の記事はこちら。

変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑫ 721系F-1009編成と久々の再会

 

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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑩ 留萌本線を引き返す

前の記事はこちら。

変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑨ 留萌駅を散策

 

留萌駅の散策を終え、留萌本線を引き返します。

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今回乗ったのは留萌13:30発の4930Dでしたが、往路の4925Dで乗ってきたキハ150-1が充当されていました。

4925Dで深川方に回送扱いでぶら下がっていたキハ54形は、留萌12:17発の4928Dで深川に戻ったようです。

 

方向幕は相変わらずの空白表示。

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留萌どころか深川すら入っていないとは、完全に富良野線しか入れてないようです。

 

列車は定刻に留萌駅を発車。

乗車率は1ボックスに1組いるかどうか程度でした。

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 外は相変わらずの地吹雪です。

 

線路には所々に吹き溜まりができていました。

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吹き溜まりに突っ込むと、450psの大出力エンジンを積んだキハ150形でも一瞬ガクッと振動が来て減速します。

これが半分以下のエンジン出力しかないキハ40形単行だったらどうなるか・・・。

そんなこともあり、留萌本線は基本的に250ps×2エンジンのキハ54形が充当されます。

 

峠下駅に到着。

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ここ峠下駅留萌本線の途中駅で唯一交換設備を持つ駅です。

4930Dも対向列車と待ち合わせを行うということで、列車の外へ。

 

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駅名標には雪がびっしり付着していました。

 

反対側には立派な駅舎があります。

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峠下駅無人駅なのですが、冬季は保線員の詰所として使用するため駅舎が残っているそうです。

 

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対向列車が到着したので、こちらも出発です。

 

峠下」という駅名が付くくらいなので、ここからは峠越えを行います。

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なんという名前の峠なのかわかりませんが、意外ときつそうな峠でした。

 

峠を越えて恵比島駅へ。

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旅行客風の方が数人乗車してきました。

すずらん」のロケ地めぐりの方でしょうか?

 

空知地方に入っても相変わらずの雪。

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豪快に雪を跳ね飛ばしながら進む様は、なんだかラッセル車にでも乗っているようで楽しかったです。

 

架線柱が見えてくると、もうすぐ深川駅

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終点の深川駅に到着です。

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これにて留萌本線乗り鉄旅が終了です。

留萌~増毛間が廃止されてから初めての訪問でしたが、生き残った区間に関してはあまり変わってなかったように思います。

 

 

しかし生き残った区間もいつ廃止宣告が出されてもおかしくない状況です。

なぜなら、JR北海道が発表した「当社単独では維持することが困難な線区」について公表されたデータでは、廃止決定となった新夕張~夕張間を除いた11区間中で

札沼線 北海道医療大学新十津川

根室本線 富良野新得

に次いで、3番目に輸送密度が小さい区間なのです。

 

そして気になったのが、留萌本線に並行して走る深川留萌自動車道の存在。

車窓から一部工事区間も見えたのですが大半はすでに完成しており、2019年度中に深川~留萌間が全線開通するそうです。

しかもこの道路は無料だそうで、この道路が完成したら沿線の道路事情はますます利便性が向上するわけで、それを機に留萌本線廃止という流れになるかもしれません。

今後も、留萌本線の動向には注視していきたいと思います。

 

次の記事はこちら。

変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑪ 初めての砂川駅訪問

 

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