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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑪ 初めての砂川駅訪問
岩見沢駅でも「わがまちご当地入場券」を購入します。
表の柄は砂川と同様「スラントノーズの特急オホーツク」でした。
下車ついでに駅舎も撮影。
岩見沢駅の駅舎はなかなか気合が入っています。
その甲斐あってか、実は岩見沢駅舎は色々な賞を受賞しており、建築物として高い評価を受けております。
一番上はグッドデザイン賞のプレートで、真ん中は世界的な鉄道コンペであるブルネル賞のプレート。
特にグッドデザイン賞は、鉄道関連で唯一の大賞を受賞しております。
ということで、建物をちょっとだけご紹介。
この岩見沢駅4代目駅舎は2007年に完成したのですが、老朽化によって建て替えられたのではなく先代駅舎が火災によって焼失したという残念な歴史があるのです。
この火災があったとき私は中学生でしたが、道内ニュースで大々的に報じられていたことを鮮明に覚えております。
岩見沢駅からは引き続き札幌方面へ移動します。
ホームに向かうと乗車する列車には
なんと721系F-1009編成が充当されていました。
このF-1009編成は
・唯一となった721系1000番台
・唯一となった先頭車uシート
・731系のIGBT-VVVF試験車として、制御装置がGTOからIGBTに換装された
などネタ要素満載の編成であるが故に、F-5001編成とともに721系エアポート編成の予備車のような扱いで運用されていました。
しかしその特殊性に加え、733系3000番台の増備により予備車としての価値が低下したためか、2013年ころから休車扱いとなり運用から外れていたのですが、最近になって見事復活してくれたようです。
私が最後に見たのは休車前だったので、少なくとも4年ぶり以上の再会となりました。
もちろんuシート車に乗車です。
モハ721の機器は3000番台VVVF更新車と同等品?に交換されたらしいですが、内装はデッキ扉上部の「見えるラジオ」のLED表示器が撤去されたくらいですかね?
久々の再会に後ろ髪を引かれる思いでしたが、江別駅で途中下車。
今度はエアポート運用で会いたいものです。
江別駅でも「わがまちご当地入場券」を購入します。
表の柄は「733系」でした。
恒例の駅舎撮影。
札幌からの終着列車が多数設定されている江別市の中心駅にしては小さいとお思いかもしれませんが、実は江別市内の駅では札幌の寄りの大麻駅や野幌駅のほうが乗降人数が多いのです。
江別駅からはさらに札幌方面へ移動。
やってきたのは733系。
733系は私が上京した後に生まれた形式ですが、3両の0番台のほか快速エアポート用の3000番台も登場し、すっかり札幌圏ローカル輸送の主役となっています。
そんな733系に揺られてゴールの札幌駅に到着。
到着時刻は18時15分、出発してから約12時間ぶりに札幌駅に戻ってきました。
今日の目的であった札沼線北海道医療大学~新十津川と留萌本線の乗り鉄を無事に達成です。
そしてサブメニューの「わがまちご当地入場券」収集の成果。
1日で10駅分を収集することができました。
乗り鉄ついでに収集してこれだけ集まったので、入場券購入を第一目的に本気で回ったらもっと行けそうですね。
といった感じで1日目が終了ですが、なんだかんだで12回も連載しちゃいました。
次回からは2日目の模様をお届けします。
次の記事はこちら。
変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 2日目① ループ化した札幌市電