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奥羽本線のホームに向かうとDE10の重単が止まっていました。
工臨でも牽いたのでしょうか。
DE10をあれこれ撮っていると、列車が入線してきました。
30本目 奥羽本線 2444M 新庄行き 横手(15:01)⇒新庄(16:26)
車両は701系2両編成。
座席がほとんど埋まる程度の乗車率で、思ったよりも混んでいました。
列車は定刻に横手駅を発車。
雲の切間から青空が顔を出してきました。
車窓には単調な田園風景が続きますが
ところどころに果樹園も見られました。
20分程度で湯沢駅に到着。
ここで乗客の半分程度が入れ替わりましたが、乗ってきたのは新庄駅で東京行のつばさに乗りかえるであろう、大荷物を持った帰省客ばかり。
帰省シーズンでなければ乗客はほとんどいないという事ですから、秋田県側の需要はこの辺までということでしょうか。
湯沢市は秋田県ですが、このあたりから東京へ出るには大曲から「こまち」よりも、新庄から「つばさ」に乗ったほうが便利なようですね。
湯沢を出ると陽が差してきました。
陽が差すほど晴れたのは初日以来3日ぶり。
川に入って鮎釣りをしている人がいました。
なんとも気持ちよさそうです。
ここから峠を越えて山形県に向かいます。
乗客は一見して旅行客や帰省客とわかる人ばかりでした。
日常では県境越えの需要はほとんどなさそうです。
難読駅としても知られていますが、その読み方もすごい駅です。
ここからは峠を下ります。
穏やかな里山の風景が広がります。
真室川駅に到着。
ここから人家が目につくようになってきました。
15分ほどで終点の新庄駅に到着。
多くの乗客が、東京行きの「つばさ」へ乗り換えていきました。
30本目 奥羽本線 2444M 横手⇒新庄
乗車時間:1時間25分
移動距離:79.7km
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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 4日目⑥ 奥羽本線を引き返して秋田へ