川崎鶴見鉄道録

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五能線唯一の定期快速 3524Dを撮る 2019北東北撮り鉄遠征⑦

前の記事はこちら。

 

2日目は青森県弘前市からスタートです。

今日の舞台となるのは、青森県秋田県に跨る五能線でございます。

五能線は、白神山地岩木山千畳敷など多くの観光スポットを抱える、北東北随一の観光路線として有名です。 

そして五能線を走る列車と言えば、全国的な知名度を誇る「リゾートしらかみ」が代表格でありますが、実はJR東日本でも数を減らしつつあるキハ40の普通列車が走る路線としても知られています。

今回の遠征の主目的は貨物列車の撮影でしたが、日曜日は貨物列車が軒並み運休してしまうのを逆手に取り、2日目は風光明媚な五能線で「リゾートしらかみ」と絶滅間近のキハ40の撮影を満喫することにしました。

 

 

そんな2日目最初のターゲットは、五能線唯一の定期快速列車である3524Dです。

かつて五能線には「快速 深浦」という、五能線青森駅を結ぶ快速列車がありましたが、2014年に廃止されてしまいました。

一応「リゾートしらかみ」も快速扱いですが、土休日のみ運転+特別車両という完全な観光客向け列車なので平日も走る日常の地域輸送用の定期快速列車は3524Dの1本しか存在しません。

それ故に、現在五能線色のキハ40が種別幕に「快速」を掲げる唯一の列車でもあるので、貴重な快速幕を撮るべく3524Dを狙うことにしました。

 

この3524Dは、奥羽本線弘前駅を早朝に出発し、川部駅から五能線に入って東能代駅まで五能線を全線踏破する列車です。

まずは奥羽本線撫牛子駅南側に隣接する踏切で、弘前駅を出発したところを撮影。

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3524D

陽が回りきりませんでしたが、かえって陰影が付き無骨さが強調されたので、結果的に良かったですね。

 

この3524Dは川部駅奥羽本線から五能線へ入りますが、線形上スイッチバックを行う必要があるため、8分ほど停車時間があります。

この停車時間を利用し、五能線区間へ先回りすることが可能なので、川部~藤崎にある国道7号線陸橋でもう一発撮影。

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3524D

こちらはモロ逆光なうえ、金網越しという厳しい条件下だったので、なんとか撮影できたという感じですかね。

3524Dの五能線区間に関しては、弘前側は光線がイマイチなので、非電化区間で綺麗な光線で撮りたければ、深浦くらいまで行ったほうがオススメです。

 

これにて、五能線唯一の定期快速列車3524Dの撮影を終了。

とりあえず、お目当ての快速幕を掲げた姿を撮れたので良かったです。

 

次回からは、本格的に五能線撮り鉄を満喫します。