今回よりようやく2021年度の遠征シリーズの連載に本格着手いたします (^_^;)
本遠征の舞台となりますのは、愛知県を中心とした東海地方でございます。
本遠征の目的は、こちらの列車を撮影するためでした。
2021年2月に起きた愛知機関区DD51による衣浦臨海鉄道運用の代走であります。
衣浦臨海鉄道では、自社で保有するKE65形が故障や検査入場により機関車が不足したとき、JR貨物のDD51を借り受けて代走することが年に数日あります。
そしてちょうどこの時期、KE65 1がJR東日本秋田総合車両センターへ全検入場していたことから、今年もDD51による代走が2月の4日間にわたり実施されました。
私は代走日の1週間ほど前に、ありがたいことにブロ友さんから事前に情報を頂いておりました。
後ろの日程だと混むかなと思い、いっそ初日に行くか!!と思ったのですが・・・
運悪く北海道へのラッセル列車撮影遠征の直後ということが判明。
年度末ということもあり、さすがにそこまで連日の有給休暇は取得できないので、代走2週目に狙いを定めることにしました。
さらに代走日程が月・火曜日ということで、土曜日から前乗りし当時引退へのカウントダウンが始まっていた愛知機関区DD51の撮り納めも兼ねて、上記のラッセル遠征から2週連続となりますが、泊りがけの撮り鉄遠征を敢行することに。
そんな引退間近のDD51を中心とした、東海地方画の遠征記録を綴ってまいります。
横着してスマホで撮影したので、発車標が盛大にぶった切れておりますが (^_^;)
「のぞみ」でサクッと名古屋駅へ移動します。
車内ではもはやルーティンとなっている、シウマイ弁当で朝食タイム。
この日は冬晴れが広がっており、富士山も綺麗に見えました。
2020年冬シーズンの富士山は異常なほど降雪が少なく、この遠征を敢行した2月中旬になってようやくそれらしい冠雪姿を見せてくれました。
ただ本来であれば、2月と言えば山頂は真っ白で山肌など見えるわけがないので、やはり降雪量が少なすぎるのがお分かりになると思います。
そんなこんなで、決戦の地である名古屋駅に到着。
名古屋駅に降り立ちましたが、実は本遠征の約半年前にあたる2020年7月にも訪れておりました。
このときもDD51を中心に東海地方の貨物列車を追いかけまくっていたので、さして久々感は無かったんですが、このときタップリと貨物列車撮影したおかげで今回は狙いをDD51関連に絞れたので、先手先手で遠征しておいて良かったと思いましたね。
そんなわけでさっそく最初の地へ移動するため、在来線ホームへと向かいます。
・・・が、列車に乗り込む前に、まずはこちらの列車を撮影することに。
8660レ DE10 1562 +キヤ97 R4編成
こちらは名古屋港線へ直通するJR東海キヤ97の配給列車で、ちょうど遠征日が土曜日だったので名古屋到着をこの列車に合わせておきました。
日によってはキヤ97が2編成になるらしいですが、いつかはそれに巡り合いたいものでありますな。
キヤ97を撮影した後は、いよいよ撮り鉄活動を本格始動します。
が、本命であるDD51充当列車は昼まで無いので、それまでは夏の遠征と同様に清洲駅で貨物撮影をして時間を潰すことにしました。
名古屋駅から普電に乗車し清洲駅に到着早々、さっそく貨物列車が登場。
2087レ EF210-116
116号機は塗装変更後、初めての撮影でした。
幸先よいスタートでありますな。
そして2本目が今回のメインでございます。
5780レ EF64 1010
今回のメインは、西濃鉄道乙女坂駅から名古屋臨海鉄道名古屋南貨物駅まで石灰石を輸送する、通称「赤ホキ」です。
赤ホキもまた、先の遠征で出発地である美濃赤坂界隈に赴き、撮影に勤しんだ列車でございます。
赤ホキは現在3往復が設定されていますが、2020年ダイヤでは2往復をEF64が担当しており、ロクヨン好きの私としては東海道本線での姿も記録しておきたかったのです。
2021年ダイヤではEF64からEF66に変更されてしまったので、これも記録しておいて良かったですな。
そして5780レ通過後にやってきたのがこちら。
5783レ EF210-113
またしても「赤ホキ」なのですが、今度は名古屋南貨物駅からの返空列車です。
実は5780レと5783レは稲沢駅の発着時刻が近く、この日はわずか1分30秒差での連続通過となっていたので、駅撮りで良ければ清洲駅で待ち構えると赤ホキが超効率よく撮影可能なのであります。
続いては関西本線への列車。
2089レ DF200-222
DD51亡き今、関西本線の主となったDF200-200番台でございます。
中京を代表する重工業地帯である四日市向けとあって、化成品用のコンテナがたくさん積まれていました。
5091レ EF210-10
今回のシメ。
7090レ EF210-6
こちらは西浜松行きの7090レですが、この列車は稲沢駅で約20分停車するにも関わらず、なぜか隣駅の清洲駅にも10分ほど運転停車するという謎ダイヤとなっており、そのおかげで?あまり使用されない清洲駅の側線に進入する姿を撮ることが出来ました。
ちなみにこの7090レは2021年ダイヤで1058レに再編され、清洲駅を通過するダイヤになったので、このシーンも過去帳入りしております。
といった感じで清洲駅での撮影はこれにて終了。
基本的に清洲駅の外には用が無いため、清洲駅で撮り鉄しても改札機ですぐUターンしてたので、清洲駅舎をちゃんと見たのは今回が初めて。
跨線橋はまあまあ年季が入っているのですが、駅舎は結構近代的できれいですね。
このあとはDD51の列車を撮影すべく、別の場所へと移動します。