川崎鶴見鉄道録

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京王井の頭線のあじさいヘッドマークを撮る

前の記事はこちら。

 

前回は京王線で復活した「陣馬」ヘッドマーク撮り鉄した記録をお届けしましたが、今回も京王電鉄ヘッドマークの話題をもうひとネタ。

現在京王井の頭線では、名物の「あじさい」にまつわるヘッドマークが掲出されています。


京王電鉄プレスリリースより

江ノ島電鉄箱根登山鉄道と並び、京王井の頭線沿線は関東屈指のあじさい撮り鉄スポットとして鉄道ファンのみならず一般観光客にもお馴染みで、もちろん私も知っておりましたが、実は今まで一度も足を運ぶ機会がありませんでした。

そんな井の頭線あじさいがちょうど見ごろということで、「陣馬」ヘッドマーク撮影で京王線を訪れたついでに、井の頭線へ立ち寄って初訪問してみました。

 

井の頭線あじさいスポットはいくつかあるようですが、今回は浜田山駅~高井戸駅にある撮影地へ行くことに。

というわけで明大前駅から井の頭線に乗り換えて、浜田山駅にやってきました。

 

駅から高井戸方面へ5分ほど歩いたあたりが撮影スポットです。

こんな感じで線路の両端にあじさいが植栽されており、特に線路の南側は道路が並行しているので、編成主体からあじさい接写構図まで様々な写真を安全に撮影することが可能となっております。

 

まずは踏切から撮影地の特徴を抑えた構図でパチリ。

この一角は線路の両脇にあじさいがたくさん植栽されており、思った以上の規模で驚きでしたね。

私を含めいかにも撮り鉄な人はもちろん、鉄ではないアマチュア写真家や、ガイドブックを見てきたような中国人観光客、さらには地元の住民の方など、たくさんの人が訪れて思い思いの構図で撮影に勤しんでおりました。

 

続いては南側の道路へ移動し、本格的に撮影を開始。

まずはあじさいを絡めた編成カットをいただきます。

井の頭線は製造時期の違いによる差分はあるものの形式上は1000系しかありませんが、編成ごとに塗装が7色に塗り分けられているので、バラエティーに富んでいて撮り飽きないのが好いですね。

 

そして本命が登場。

あじさいヘッドマーク自体は毎年恒例ですが、掲出編成は年によって変わるようで、今年はパープル色の1755Fが抜擢されました。

ここには紫色の株もたくさん植えられているので、調和が取れてよいですね。

 

さらに続行でちょっとレアなやつも通過。

こちらは7通りの車体色にちなんだレインボー仕様となっている1729Fで、当初は1年限りの予定が好評のため継続されたのだとか。

帰りの浜田山駅でもちょうど1729Fに遭遇したのですが、小さなお子様が「レインボーだ!!」と喜んでいたので、地元住民に愛されているようでございます。

 

吉祥寺から戻ってくる1755Fを迎え撃つため、今度は上り構図にチェンジ。

車体色のパープルに合わせて、紫色の株の隙間から抜いてみました。

 

オマケでレインボーも同じ構図で。

 

最後は広角レンズを使って、ググっと接写であじさい中心構図も撮りましょう。

まだ色付く前のものもあれば、若干萎れかかっているものもあってと、株によって咲き具合にバラツキがありましたが、なんとなく青や紫系は萎れかかっており、赤系は蕾からちょうど見ごろという傾向でした。

花のことは全くのド素人なんであじさいの特性を良く知りませんが、色によって見ごろのピークが違うのでしょうか?

 

といった感じで、気が付けば2時間くらい撮影に熱中しちゃいました。

上の写真の通り株によってばらつきがありますが、萎れかかっているものも散見されるので、全体を通せばちょうどピークという感じでしたね。

なのでご興味を持たれた方は、お早目の訪問をオススメいたします。