川崎鶴見鉄道録

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京王電鉄 復活した「陣馬」ヘッドマークを撮る②

前の記事はこちら。

千歳烏山駅にて上り列車で「陣馬」ヘッドマークを撮影した後は、沿線に繰り出して順光となる下り列車を撮影することに。

千歳烏山駅の3つ隣にある柴崎駅で下車し、つつじが丘~柴崎の歩行者専用踏切にて新宿駅から折り返してくるところ待ち構えます。

 

まずは9000系で練習。

ここではオーソドックスにストレート構図の編成写真を午後遅め順光で狙えます。

 

そしてほどなくして、本命がやってきました。


8000系8706F「陣馬」

少々側面が薄いですが、無事順光で「陣馬」を掲げた列車を撮ることができ、京王線に足を運んだ甲斐もあったというものですな。

 

早々に目的は達したのですが、実はこの日もう1本ヘッドマークを掲出した編成が運用入りしておりました。

40分くらいでやってくるので、ちょいと居残りしてそちらを狙うことにします。

 

それまでの列車はダイジェスト版でお届けですが、いきなり「陣馬」と並んで撮っておきたかった車両が登場。

こちらは都営新宿線用の都営10-300形10-420F。

この編成は10-300形の最古参に当たる1次車なのですが、1次車のうち8両編成は置き換えが発表されており、すでに廃車された編成も出ています。

10-300形は2004年デビューの車両で、ベースとなったE231系が更新工事や転用改造を受けつつも一線で活躍していることから考えると、かなり短命で終わってしまう不遇な車両と言えそうです。

 

置き換えの理由は「都営新宿線の全列車10両化」のためですが、その代替車両もまた10-300形で賄われるため、10-300形10-300形で置き換えるという珍現象が発生しているのもまた興味深いところ。

計画では2022年度中に置き換えが完了するらしいので、今回撮っておきたいなと思っていた車両なのでした。

 

このあとも淡々と来る列車を撮ってヒマつぶし。

比率としては9000と8000系が4ずつ、7000系と都営車が1ずつって感じでしょうか。

最初は目新しさがあったのですが、さすがに30分も撮ってると飽きてきました(笑)

 

そして居残った目的の列車が登場。

お目当ては8000系デビュー30周年記念ヘッドマークを掲出した8000系8701Fで、一応この編成が8000系トップナンバーのようです。

各停運用に入っていたのですが、1時間ほど滞在した感じでこの場所は各停が被りやすいなぁ~と思っていたら、案の定撃沈寸前ギリギリで捕獲・・・。

まあすれ違ったのも8000系だったので、これはこれでいい画になったかなと思います。

 

といった感じで、9年ぶりに復活した「陣馬」ヘッドマークを狙いに京王線へと出向いた記録もこれにて終了。

京王線を本気で撮り鉄したのは今回が初めてでしたが、たまには地元を離れて私鉄車両をを撮影するのも、新鮮な気持ちになれるので悪くないなと思いました。

 

 

ちなみに今回の「陣馬」ヘッドマークの掲出期間は6月30日までとなっています。

残り1週間となっておりますので、気になった方はお早めに京王線へと撮影にお出かけくださいませ。