川崎鶴見鉄道録

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抹茶色の113系で草津線を踏破する JR東海 完乗の旅 2日目④

前の記事はこちら。

 

東海道本線を乗り継いで、滋賀県草津駅に到着しました。

ここから2日目 2路線目の乗り鉄旅を始めます。

12本目 草津線 5340M 柘植行き 草津(10:57)⇒柘植(11:40)

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今回乗るのは、東海道本線 草津駅関西本線 柘植駅を結ぶ草津線でございます。

一部では「末期色」とも呼ばれる、抹茶風味な京都地域色を纏う、吹田総合車両所京都支所所属 113系L16編成が充当されていました。

 

ここで、当ブログの賢明な読者の皆様のなかにはJR東海 完乗の旅のクセに、なんでJR西日本の路線に乗ってんだ?」という、至極当たり前な疑問を持たれる方もいるでしょう。

その問いの答えは単純明快JR東海の未乗路線の乗り潰しだけだと、日程が余っちゃうから」であります。

 

そもそもJR東海は、JR旅客6社でJR四国に次ぎ営業路線長が短い会社で、在来線に限れば約1,400km、東海道新幹線を含んでも2,000kmにも満たず、最大規模のJR東日本(約7,400km)と比べると三分の一以下しかありません。

そして地理的に、関東~関西を鉄道で移動すれば、北陸周りじゃない限りはJR東海管内を通るため、今回対象となる未乗路線自体そんなに多くは残っておらず、本気を出せば3日半くらいで完乗を達成できる状況でした。

 

なので今回は、JR東海の未乗路線を乗り潰すついでに、その外輪に残っているJR西日本の未乗路線もついでに乗っておこうと計画を組んだのです。

そんなわけで、これからの行程でも時たまJR西日本の路線も登場しますが、そんな理由だということ念頭にお楽しみくださいませ。

 

JR西日本の路線をつまみ食いする言い訳をしたところで、列車は草津駅を定刻に発車。

以外にも結構混んでおり、まさかの立ち席移動です。

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これでも空いている号車で、階段に近い後ろのほうは通路まで立ち客がいるほどの混雑でしたが、地元客が大半なので、途中の駅から座ることが出来ました。

 

まずは草津市近郊の住宅街を走ります。

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が、10分もしないうちに田畑が広がりました。

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真夏の青空と緑が眩しいですねぇ。

2017年の「信州東北ローカル線の旅」は、東日本が記録的な日照不足になるほどの曇天続きだったので、そのときとは雲泥の差でございます。

 

石部駅で対向列車と交換。

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草津線113系の独壇場かと思っていましたが、221系も運用入りするんですね。

 

さらに進んで、草津線のほぼ中間点である貴生川駅に到着。

ここでも対向列車とすれ違いました。

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貴生川駅は、信楽高原鉄道および近江鉄道との接続点でもあります。

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貴生川駅は「忍者の里」として有名な甲賀市にあるためか、信楽高原鉄道の車両には忍者のラッピングが施されていました。

 

甲賀駅を過ぎると、車窓にはちょっと山っぽくなりました。

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柘植駅の手前に滋賀県三重県の県境があります。

なんとなく奈良県かと思っていましたが、どうやら違ったようです。

 

そして草津駅から約40分、終点の柘植駅に到着です。

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これで未乗路線だった、草津線の完全踏破を達成です。

12本目 草津線 5340M 草津⇒柘植
乗車時間:43分
移動距離:36.7km

 

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