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前回無事にゴールを果たした「JR東海 完乗の旅」ですが、今回は59回に渡って連載した旅の記録を振り返ってみたいと思います。
まずは今回の旅の足取りを地図上にプロットしてみました。
1日目:鶴見→八王子→岡谷→豊橋→岐阜
3日目:松阪→新宮→和歌山市→貴志→和歌山
4日目:和歌山→王寺→桜井→京都→名古屋→富田→刈谷
6日目:高岡→氷見→城端→津幡→穴水→金沢→東京→川崎
地図上で見ると、JR東海管内でも西寄りの地域を旅したことがわかります。
というのも、神奈川県民の私にとって山梨県や静岡県は日帰り圏内なので、飯田線以外はすべて乗車済みであったため愛知・三重・岐阜あたりを中心とし、その外角に位置する関西や北陸地方にも足を延ばして、未乗路線の制覇を重ねました。
そんな感じで乗り鉄旅をした結果JR東海管内を全線完乗達成することができました。
またオマケとして北陸地方の未乗路線も乗り潰しを進め、北陸地方のJR路線は福井県の九頭竜線以外はすべて制覇できたものの、2022年度には北陸新幹線が敦賀まで延伸され未乗路線が増えるので、北陸地方はそちらも絡めて再訪したいと思います。
続いて数字的に旅を見てみると
総移動距離:2879.9km
総乗車時間:58時間26分
総移動時間:136時間45分
でございました。
1日平均にすると移動距離480km、乗車時間9時間45分ほどなので、前回の「信州東北ローカル線乗り鉄の旅」よりも、平均値としては上がりました。
前回は旅の最中に撮り鉄活動を数回挟みましたが、今回はほとんど乗り鉄に集中していたので、その辺の差が平均値にも表れたのでしょうね。
続いては、長期連載では毎度恒例の美味かった飯ランキングです。
読者の皆様は全く興味ないと思いますが、自分のための備忘録であります (^_^;)
第3位 「源」ますのすしグランクラス仕立てと地酒(北陸新幹線グランクラス)
こう見るとトップ3は全てオマケ扱いのはずの北陸地方での食事、しかももれなく地酒を引っ掛けているので、単に呑兵衛目線でのランキングですね(笑)
逆に主戦場のJR東海管内では、唯一名古屋駅のきしめんが第5位に食い込みましたが、これも鉄オタ補正が入らなければランク外でしょうから、今回はJR東海管内でロクな食事を取っていなかったと言えそうです。
最後は旅の思い出をフラッシュバック。
台風の影響でエライ目にも合いましたが、1年たった今はそれも良い思い出になったなと感じております。
今度はもうちょっと食が充実できれば、なお良しという所でしょうかね。
今回の旅を敢行したのは、ちょうど1年前のお盆休みのこと。
以前に完乗を達成したJR北海道とJR東日本に加え、JR東海管内も完乗したことで、国内の東半分のJR路線はすべて制覇したことになります。
残るはJR西日本・JR四国・JR九州となりましたが、それらも半分くらいは乗車済みなので、あと5~6回くらい遠征をしたらJR全線完乗できるんじゃないでしょうかね。
しかしながら、1年前は想像だにしなかったコロナウイルスの猛威により、ちょっとした旅行もはばかられるこのご時勢。
この旅を終えたとき、来年は中国地方を攻めようかなぁ~なんて呑気に考えていましたが、そんな計画はどこかに消え去ってしまいました・・・。
来年の今頃はどんな世界になっているか、この地球上の誰も予想できない状況ですが、せめて国内旅行くらいは自由にできるようになって欲しい・・・
そんな未来への願いを記して、本連載の結びといたします。
末筆となりましたが、長々とお付き合いありがとうございました!!
おしまい