川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

引退間近の新潟115系を撮る その4 2021秋の日本海遠征⑧

前の記事はこちら。

2021秋の日本海遠征もいよいよ大詰め。

新潟駅E4系のラストランに立ち会ったあとは、帰りの新幹線まで再び撮り鉄を行うことにしました。

 

まずは信越本線 荻川~亀田の山崎製パン工場裏の踏切へ。

最初はちょっと撮影しておきたかった列車。


55M「しらゆき5号」

勝田から新潟へ転属したE653系のうち、付属編成の4両は新潟~新井・上越妙高間の特急「しらゆき」用として、白をベースとした塗装を纏っています。

見たことはあったものの、まともに走行写真を撮影したことは無かったので、撮っておきたかった車両なのでした。

 


2541M

こちらは普通のE129系ですが、思えばE129系もまじめに撮ったのはこれが初めてかもしれないですね。

LEDを意識して1/400で切ったのですが、ものすごいぶった切れようです・・・。

 

そしてここでの本命が登場。


3093レ EF510-17

ここでのお目当ては、地元関東圏ではお目にかかれないEF510貨物。

新潟地区だと両パンになってしまいますが、まあいいでしょう。

 

3093レのあとは、当ブログ的にお初となる白新線へ移動。

大形駅横の踏切で撮影を行います。


940M

シャッタースピードを1/200に落としてもこの切れっぷり・・・。

E129系のLEDを綺麗に写すのは面倒ですね。

 


10M「いなほ10号」

先ほど「しらゆき」を撮影したので「いなほ」も撮影しておきました。

ちなみにこの「いなほ10号」が昨日秋田から新潟まで乗り鉄してきた列車です。

 

てな感じで時間調整をして、本遠征最後の列車となる越後線115系重連をすべく、昨日も訪れた信濃川橋梁へ。


156M

昨日に続きドン曇りだったものの、新旧弥彦線ペアでやってきたので良かったです。

 

といった感じで本遠征の活動はこれにて終了でございます。

撮り鉄に関しては終日天気が残念過ぎたので、雪が融けたらまた撮りに来たいなぁ~と思っていたのですが・・・

御周知のとおり今年3月改正で新潟115系は運用を終了したので、結果的に本遠征が撮り納めとなってしまいました・・・。

新潟115系の引退は事前告知が無かったため賛否両論ありましたが、まあ昨今の情勢を鑑みれば致し方なしかなとも思うので、今回の遠征で復刻塗装含め7編成をコンプできたのが救いでしたね。

 

このあとは新潟駅でレンタカーを返却に帰路へ着きますが、新幹線に乗る前に恒例の打ち上げを開催いたします。

新潟に来たら必ず寄る、新幹線改札前の回転すし屋でございます。

 

初手は新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」とともに、たこ・マグロ・ヒラメ・アジから始めます。

ヒラメがなかなか美味でありました。

 

そのあと冷酒にスイッチし、舟べた・南蛮エビ・ホタテを追加。

 

さらに中トロ・いくら・柳ガレイで追い込み・・・

 

あおさ汁で胃を整えてフィニッシュです。

お腹いっぱいになり、これで心置きなく新潟を離れられます。

 

打ち上げ後は新幹線で一気に東京駅へ。

E4系ラストランに立ち会ったこともあり、今回は次にラストランを迎えるであろうE2系充当の列車を選択しました。

 

車内では飲んだ後の甘味補給。

まずまず美味かったです。

 

酒が入っていたこともあり長岡付近から爆睡モードに入ったので、あっというまに東京駅に到着。

このあと東海道線に乗り継ぎ、自宅へと戻って遠征完了です。

 

といった感じで、8回に渡った「2021秋の日本海遠征」もこれにて終了です。

1泊2日という短めの遠征でしたが、お目当ての部品も買え、E4系のラストランに立ち会い、新潟115系の撮り納めもできたので、まずまず充実した遠征になったんじゃないでしょうかね。

115系が引退したため、優先度としては下がった感がありますが、個人的には日本海縦貫線を行くEF510貨物を笹川流れ糸魚川あたりで狙いたいと画策しているので、また新潟には遠征に出向きたいと思います。

 

おしまい

Thank you! Max! E4系ラストランに立ち会う その2 2021秋の日本海遠征⑦

前の記事はこちら。

お昼ご飯を終えて、今度はE4系ラストランの特別列車をお迎えするため、新潟駅へと向かいます。

在来線高架化に伴い新幹線コンコースも改修しているのか、新幹線改札口も工事現場のような感じでした。

 

入場券を購入してラッチ内に入ります。

 

ラッチ内の売店では、E4系の引退グッズがずらり。

子供向けだけじゃなく、マグカップやタンブラー、お菓子類など大人も実用的に使える品もあり、幅広い商品展開がなされていたという印象でした。

まあ部品鉄な私はスルーでありましたが・・・。

 

そんな部品鉄垂涎?な品も展示。

旧塗装時代のMaxロゴ部分の切り抜きが置いてありました!

しかし車体の巨大さに比例し、ロゴ部分の切り抜きといえど大人の背丈くらいある代物なので、さすがの私もこれは欲しいと思いませんでした (^_^;)

 

一通り物色したあと、ホームへと上がります。

すでにE4系のラストランに立ち会うべく、ギャラリーが集結しておりました。

 

ホームの柱には、引退装飾なんかも施されていました。

 

ほどなくして、東京駅からラストラン特別列車が戻ってきました。

E4系の定期運用はすでに終了、引退関連の特別列車もこの便が最後だったので、営業列車としてはこれが本当のラストランとなります。

 

列車から降りてきた乗客も混じって、ホーム上は大撮影会の様相へ。

 

しばらく停車していたので、私も引退装飾と絡めて何カットかパチリ。

E4系との別れを惜しんで、みなさん思い思いにカメラを向けていました。

 

そして出発合図が出され、ゆっくりと車庫へ引き上げてきました。

このE4系ラストランを持って、1994年にデビューした先代E1系から続いたオール2階建て新幹線「Max」は、27年の歴史に終止符を打ちました。

私自身、公私通じて数え切れないほどお世話になっただけに、それなりに思い入れもあった車両なので、偶然にもそのラストランの瞬間に立ち会うことができてよかったです。

 

P82編成はこの4日後、仙台の新幹線総合車両センター廃車回送され、今年春ごろに解体されてしまったようです。

長きにわたる活躍、本当にお疲れ様でした。

 

 

これにて新潟編のメインである、E4系ラストランの立ち合いは無事終了。

ただ帰路に着くにはまだ時間が早いので、再度沿線に繰り出して撮り鉄を行うことにします。

そして今回の連載も、次回が最終回でございます。

引退間近の新潟115系を撮る その3 2021秋の日本海遠征⑥

前の記事はこちら。

燕三条駅でE4系ラストラン特別列車を見送った後は、再び115系撮影へ戻ります。

 

まずは「新井快速」を撮影するため、信越本線矢代田~古津のストレート区間へ。


3481M

こちらには三次新潟色のN34編成が充当されており、これで前回遠征時の撮影分と合わせて、新潟115系の全7種類の塗装をコンプリートすることが出来ました。

確率的に言えば5/7でコンプできたのですが、その残り2をあっさり引くのがワタクシかわつるさんなので、無事撮影出来てよかったです(笑)。

 

という感動もそこそこに、今度は朝の越後線運用を終えて新潟駅へ戻ってくる車両を撮影すべく、越後線 関屋~青山の関屋分水路橋梁へと急ぎ移動します。


143M

相変わらずのドン曇りですが、お昼ごろになりまずまずの露出で撮りなおすことが出来ました。

 

続行列車も回収。


1539M

こちらも撮りなおしが出来て良かったです。

 

これにて午前の部を終了しランチタイムへ。

前回遠征時にも立ち寄った、関屋分水路の近くにある新潟名物タレカツ丼のお店に行きました。

味は見た目通りですが、まずまず美味しかったです。

 

お腹を満たした後は新潟駅へ移動。

次回は再びE4系のラストランに立ち会います。

Thank you! Max! E4系ラストランに立ち会う その1 2021秋の日本海遠征⑤

前の記事はこちら。

115系撮り鉄をいったん中断し、新潟編のメインであるE4系のラストラン特別列車「サンキューMaxとき」への立ち会いをします。

 

てなわけでやってきたのは燕三条駅です。

今回運転されたラストラン特別列車は、新潟・燕三条・長岡・浦佐・越後湯沢と新潟県内各駅に停車したのち東京駅へ向かい、そのあと同じ停車駅を辿って新潟駅へ戻る行程となっていました。

越後線内で115系を撮影していた関係で、始発駅である新潟駅の発車時刻には間に合わないため、往路は燕三条駅でお見送りすることにします。

 

ホームに入るため、券売機で入場券を購入します。

 

発車標には特別列車の表示が行われていました。

「LED職人芸」を期待したのですが、残念ながら普通の団体表示でした・・・。

号数は436となっていますが、何かの洒落なんでしょうかね?

 

列車が入線するまで時間があったので、E4系にちなんだ物たちを記録。

まずは足元にある乗車目標。

乗車目標の車体色は旧塗装のままなんですな。

こういった地面に貼り付けられた乗車目標は、案外運用終了後も放置されがちなものですが、ラストランからまもなく1年が経とうとする燕三条駅のこれらは、現在も残っていたりするんでしょうかね。

 

ちなみに当時はこれも残ってました。

2020年12月19日で引退した「現美新幹線」のものですね。

 

上に目をやると停車目標が。

こちらもE4系引退後は、10両編成のE2系と12両編成のE7系のみとなるため、8両と16両の停車目標はお役御免となります。

 

そうこうしていると、新潟駅から列車が到着。

E4系ラストランの大役を担ったのはP82編成でした。

 

燕三条駅の停車時間は僅かなので、外装に施された引退装飾だけサクッと撮影。

E4系の引退に関しては「Thank you! Max!」というキャッチコピーを用いて、かなり大々的な引退キャンペーンが行われました。

先代のE1系とともにオール2階建て新幹線「Max」シリーズは、E5系登場までのJR東日本新幹線の象徴的存在だった車両だけに、企画側にもかなり熱い思い入れを感じたキャンペーンだったと思います。

 

出発時刻を迎え、特別列車は東京駅へ向けて出発。

特別イベントなどはありませんでしたが、ホームには鉄道ファンのほか家族連れの一般客も多数訪れて、盛大にお見送りをしました。

 

といった感じで、E4系ラストラン特別列車の往路の立ち合いはこれにて終了。

このあと列車は東京駅へ向かったあと新潟駅へ折り返してきますが、それまで時間があるので再び115系撮影へと戻ります。

引退間近の新潟115系を撮る その2 2021秋の日本海遠征④

前の記事はこちら。

2021秋の日本海遠征、今回から2日目のお話に入ります。

 

この日はE4系の正真正銘のラストランとなる特別列車が、新潟⇒東京⇒新潟と1往復する予定となっていました。

ですが新潟を9時ごろ出発するダイヤとなっていたため、それまでの時間は越後線にて115系を撮影することにいたします。

 

前回の記事でも触れた通り、この遠征の約1年前にも同地区で115系を追いかけておりました。

運用を調べると1年前と全く変わっていなかったので、動きは同じながら撮影地や構図を少しずつ変えて追いかけることに。

まずは重連運用を、前回訪れなかった分水~寺泊の信濃川分水橋梁で狙います。


125M

願い通じず昨日からの雨は止まず、さらに10月中旬の7時半ということもあり、露出も厳しい悪条件での撮影となりました・・・。

前回はこれ以上ない晴天に恵まれたこともあって、落差たるやすごいですね。

 

お次は分水駅を挟んで新潟寄りとなる粟生津~分水の田園地帯へ。

まずは柏崎行きの列車を狙います。


132M

やってきたのは、今回のターゲットの一つである旧弥彦線色を纏うN33編成!

相変わらず条件は厳しかったですが、とりあえず目標をひとつクリアできて良かったですな。

 

今度は吉田行きの列車を撮影するため、同区間にある跨線橋へ。


129M

こちらは通称キムワイプ色(二次新潟色)なN35編成が充当されていました。

 

このあとも115系を撮影可能でしたが、小雨交じりな汚天気なのと朝の越後線運用に入る全編成を一応回収できたので、ここで打ち止めに。

このあとはE4系ラストランを見物するため、燕三条駅へ向かいます。