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115系の撮り鉄をいったん中断し、新潟編のメインであるE4系のラストラン特別列車「サンキューMaxとき」への立ち会いをします。
てなわけでやってきたのは燕三条駅です。
今回運転されたラストラン特別列車は、新潟・燕三条・長岡・浦佐・越後湯沢と新潟県内各駅に停車したのち東京駅へ向かい、そのあと同じ停車駅を辿って新潟駅へ戻る行程となっていました。
越後線内で115系を撮影していた関係で、始発駅である新潟駅の発車時刻には間に合わないため、往路は燕三条駅でお見送りすることにします。
ホームに入るため、券売機で入場券を購入します。
発車標には特別列車の表示が行われていました。
「LED職人芸」を期待したのですが、残念ながら普通の団体表示でした・・・。
号数は436となっていますが、何かの洒落なんでしょうかね?
列車が入線するまで時間があったので、E4系にちなんだ物たちを記録。
まずは足元にある乗車目標。
乗車目標の車体色は旧塗装のままなんですな。
こういった地面に貼り付けられた乗車目標は、案外運用終了後も放置されがちなものですが、ラストランからまもなく1年が経とうとする燕三条駅のこれらは、現在も残っていたりするんでしょうかね。
ちなみに当時はこれも残ってました。
2020年12月19日で引退した「現美新幹線」のものですね。
上に目をやると停車目標が。
こちらもE4系引退後は、10両編成のE2系と12両編成のE7系のみとなるため、8両と16両の停車目標はお役御免となります。
そうこうしていると、新潟駅から列車が到着。
E4系ラストランの大役を担ったのはP82編成でした。
燕三条駅の停車時間は僅かなので、外装に施された引退装飾だけサクッと撮影。
E4系の引退に関しては「Thank you! Max!」というキャッチコピーを用いて、かなり大々的な引退キャンペーンが行われました。
先代のE1系とともにオール2階建て新幹線「Max」シリーズは、E5系登場までのJR東日本新幹線の象徴的存在だった車両だけに、企画側にもかなり熱い思い入れを感じたキャンペーンだったと思います。
出発時刻を迎え、特別列車は東京駅へ向けて出発。
特別イベントなどはありませんでしたが、ホームには鉄道ファンのほか家族連れの一般客も多数訪れて、盛大にお見送りをしました。
といった感じで、E4系ラストラン特別列車の往路の立ち合いはこれにて終了。