川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

251系「最後の春」を撮る

本日はちょっとばかし遠くに、日帰りで撮り鉄遠征をしてきました。

今回の遠征先は、静岡県伊豆半島にある河津町であります。

 

河津町は町の名前にもなっている「河津桜」の本場ですが、河津町には伊豆急行線が通っていて、東京から「踊り子」系統の特急列車が多く乗り入れており、河津桜を絡めた写真が撮れる撮影地が点在しております。

そして「踊り子」と言えば、主力を担う251系および185系の置き換えが目前に迫っており、特に251系は来月改正で引退が発表されました。

 

現在河津町では「河津桜まつり」が行われるなど、まさに花見のベストシーズン。

本日は情景写真の撮影にはビミョーな曇り空でありましたが、来週になると肝心の桜の桜が散り始めそうな状態らしいので、遠征を敢行することにしました。

というわけで今回は、251系「最後の春」の姿を河津桜とともに記録してきた遠征記をお届けいたします。

 


 

まずは川崎駅から東海道線を下り、伊豆半島の玄関口 熱海駅へ向かいます。

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寝ぼけていたのか、盛大にぶった切れております(^_^;)

 

東海道線の撮影名所「石橋橋梁」を通過。

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薄曇りの奥から陽は差しておりますが、青空は期待できなさそうですね。

 

熱海駅からは伊東線伊豆急行線直通の伊豆急下田行きに乗り換え。

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熱海駅伊東駅JR東日本伊東線ですが、伊東線伊豆急行線を直通する普通列車は、伊豆急の車両が充当されています。

伊豆急行東急グループの一員なので、普通列車東急8000系のお下がりを使用しております。

 

ちなみに8000系の内部はこんな感じ。

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山側はロングシート、海側は西武10000系のお下がりを利用したボックスシートセミクロス配置となっています。

 

そんな8000系に揺られること1時間少々、ようやく目的地の河津駅に到着。

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ホーム下では、満開の河津桜が乗客をお出迎え。

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線路に沿って桜並木があるのですが、思っていた以上に立派で驚きました。

 

激込みの改札を抜けて、看板もパチリ。

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年中このデザインなのかは知りませんが、看板にも河津桜があしらわれています。

 

駅からは徒歩で撮影地まで移動しますが、ついでに桜並木も見物。

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桜並木の根元には菜の花も植えられていて、こちらも見ごろなようです。

そして並木道には、特産の干物類や食べ歩きグルメなどを売る出店がひしめいておりました。

 

今回は時間も無いので、誘惑を振り切り撮影地に到着。

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最初は河津駅の南側にある河津川の橋梁で撮影します。

 

まずは今回の主役から。

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8004M「スーパービュー踊り子4号」

曇り空でしたが、渋めながら桜の色が出てくれたので良かったです。

 

185系は改正後も一応残りますが、もちろん漏らさず撮影。

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3025M「踊り子105号」

 

3025M撮影後、河津桜と菜の花が一緒に撮れる場所に移動しましたが、やはり皆さん同じ事を考えているようで、同業さんがいっぱい (^_^;)

ぎゅうぎゅうになって、2回目の撮影へ。

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3063M「スーパービュー踊り子3号」

 

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3027M「踊り子107号」

 

ここで小腹が空いたので、ちょっとブレイクタイム。

出店の中に団子屋があったので、花見団子を購入してみました。

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私は「花より団子」な人間ですが、今日ばかりは満開の河津桜と菜の花を楽しみながら、美味しくいただきました。

 

団子を食べた後は3回目の撮影へ。

せっかく桜並木の下で撮影しているので、それを生かした写真を撮りたいと思い、咲き乱れる桜越しの流し撮りをしてみました。

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9053M「踊り子153号」

何本か玉砕した練習電たちの犠牲のおかげ?で、ヘッドマークが見える位置でシャッターを切ることが出来ました。

 

このあとは乗り鉄に移行するため、撮り鉄の部はこれにて終了です。

曇り空なのが残念でしたが、予定していたカットは全部収められたので、ほっと一安心でございます。

 

撤収間際「あじ揚」なる、美味そうなものを発見。

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なんとアジの開きを素揚げしたものだそうな。

「干物の揚げもの」というのを食べたことがなかったので、オーダーしてみました。

 

調理の様子。

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一回軽く揚げたアジの開きを、提供前に軽く二度揚げするようですね。

 

で、完成したのがこちら。

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お味は普通の「アジの開き」と変わりませんが、二度揚げしたことにより頭や骨を丸ごと食べることが出来ます。

そして干物特有の塩分と油が相まって酒のツマミには最適でして、たぶん夏だったら生ビールも買っていたと思います(笑)。

 

河津駅に戻って、再び伊豆急下田行きの電車に乗り込みます。

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今度は全く装飾のない8000系が登場。

8000系と言えば赤帯を纏っている印象が強いので、すっぴん姿は新鮮ですね。

 

終点まで乗り通して、伊豆急下田駅に到着。

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伊豆急は今回の遠征で人生2回目の乗車だったものの、前回は伊豆稲取駅で下車していたので、これで伊豆急行線を完乗達成となりました。

 

13時半を回っていたので、遅めのランチタイムへ。

駅前で「得得」なるうどんチェーン店を見つけたので、今回はここに決定。

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調べてみると、大阪を中心に展開しているチェーン店らしいですが、横浜市鶴ヶ峰や東京都板橋区にも店舗を構えているそうな。

といっても、私は聞いたことすらなかったですが・・・。

 

何にしようかな~とサンプルを眺めていると、テレビで紹介されたという宣伝文句が目に入ったので、「ジャワ風カツカレーうどん」なるものを発注。

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お味は「これで1000円か・・・」って感じでした (^_^;)

 

このあとは帰宅ついでに、引退間近の251系を乗り納めします。

長くなったので、続きは次回の記事にて。