川崎鶴見鉄道録

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引退間近!! 七尾線で茜色の国鉄型車両を撮る その1 中部地方 撮り鉄遠征⑮

前の記事はこちら。 


随分と間が開きましたが、中部地方 撮り鉄遠征は今回から第2ラウンドへ。

遠征4日目は、金沢駅前からスタートです。

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梅雨明け間近ですが、相変わらず渋い空ですね・・・。

 

第2ラウンドの舞台となりますのは、能登半島へ延びる七尾線沿線でございます。

七尾線では1991年の電化以来、普通列車413系および415系が運用されていましたが、老朽化に伴い2020年度中に521系100番台にすべて置き換えられることが決定し、10月からは一部車両がすでに運用開始しています。

 

ちなみに七尾線には、2019年の夏に乗り鉄で訪れたことがありました。 

このとき乗り鉄はできたものの、撮り鉄するまでの余裕はありませんでした。

今回の遠征当時(2020年7月)は、まさに413系415系の置き換えが始まろうとしている時期で、今回を逃すと撮り鉄する機会は2度と来ないだろうと思い、わざわざ名古屋地区から半ば強引に金沢へ転戦する計画を立てました。

というわけで第2ラウンドは、七尾線にて引退間近の茜色の国鉄型車両を記録いたします。

 

 

まずは金沢駅前でレンタカーを調達し、本津幡駅~能瀬駅にある水田地帯でサクッと編成写真を記録することに。

現着すると同業さんが1名おられたので、あいさつを交わして撮影開始です。

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837M

まずやってきたのは、415系800番台です。

この415系800番台は生粋の415系ではなく、もともと直流専用車の113系485系の交流機器を移植して415系編入したという、ちょっと変わった出自を持つ車両でございます。

 

ちなみに交流機器を差し出した485系のほうは、逆に直流専用車の183系800番台に編入されており、こちらも183系の異端車として知られた存在でした。

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183系800番台(2009年8月撮影)

 

続いては特急列車が通過。

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3001M「能登かがり火1号」

こちらは七尾線シャトル特急である「能登かがり火」です。

北陸新幹線開業前は、七尾線には「サンダーバード」「しらさぎ」「はくたか」が乗り入れていましたが、現在は1往復の「サンダーバード」を除き金沢駅で系統分割されております。

まあ充当車両は「サンダーバード」「しらさぎ」の681・683系と変わらないので、撮り鉄視点ではさしたる変化は無いと思いますが。

 

ここでポジションを変えて、今度は上り列車を撮影します。

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3004M「能登かがり火4号」

4号には「しらさぎ」用の681系が充当されておりました。

 

そして今回のメイン列車が登場。

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840M

七尾線普通列車413系415系の3両編成が基本ですが、ラッシュ時には重連の6両編成となる列車がいくつか存在し、この840Mも413系6両編成で運転される列車となっていました。

しかも今回は、金沢方先頭車に455系のクハ455-701が連結されているB04編成が先頭というオマケつきで、めっちゃラッキーでした!!

 

840M撮影後は、再び下りポジションへ移動。

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839M

こちらも415系800番台でした。

 

ここで七尾線の人気列車が通過。

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8011D「花嫁のれん1号」

七尾線の人気観光列車である「花嫁のれん」も、昨今のコロナ禍によって運休に追い込まれていたのですが、ちょうどこの撮影当日の8月1日より運転を再開し、偶然にも再開1番列車を撮影することが出来ました。

 

このあと上りポジションに戻って、メイン2本目を撮影。

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842M

さきほどの840Mは413系重連でしたが、こちら842Mは415系800番台の重連となる列車です。

413系415系800番台は電気的に混結できないのか、両者で運用がきっちり分かれているため、413系415系800番台が重連になることは無いようです。

 

ここでのシメ。

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2020M「サンダーバード20号」

片目が潰れているうえ、特急車にしては顔が随分と汚れていますね (^_^;)

中間先頭車なので、手抜きしているんでしょうか?

 

といった感じで、ここでの撮影はこれにて終了。

このあとは能登半島を北上し次なる撮影地へ向かうのですが、その道中に鉄道とは関係ない気になっていたスポットがあるので、観光がてら寄り道いたします。