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日田彦山線でのヨンマル撮影を終えたあとは、北九州地区で活躍するもう一つの国鉄型車両である415系の撮影へと移ります。
個人的に北九州地区の415系と言えば、交直流性能を生かした関門トンネル区間と、所属区である大分に出入りすため日豊本線の運用が多いのかと思ってましたが、前日の作戦会議にて415系の運用を調べたところデータイムは門司港~折尾のシャトル列車にも多く充当されていることが判明。
朝ラッシュの日田彦山線から転戦するとちょうどいい感じだったので、今回はそちらを重点的に狙うことにしました。
というわけで、まずは小森江駅にやってきました。
といっても駅のホームでは無く、駅横にある歩行者専用踏切が撮影地です。
九州に来たのは4年ぶりなので、とりあえず来た列車はすべて撮影します。
2390M
まず最初にやってきたのは811系の未更新編成の重連。
811系は現在更新工事が進んでおり、いずれこの原形車は見納めになるでしょうから、いい記録になったと思います。
続いては「準メイン」な車両が登場。
2824M
こちらも415系ですが、211系譲りの顔とステンレス車体な1500番台。
今回のメインは形式的な括りでは415系と位置付けていますが、深く言えば鋼鉄車がド本命なので、1500番台は個人的に「準メイン」といったところです。
この2824Mは長崎県佐世保市の早岐駅を始発駅とする長距離列車で、2021年度ダイヤ時点でJR九州の普通列車で最も運行時間が長い列車(平日ダイヤ)だそうな。
ちなみに「最長距離の普通列車」は日豊本線 延岡→鹿児島中央の753M・6973Mらしいので、お間違えの無きようご注意ください。
3324M
こちらは813系の増備グループである1100番台。
前面幕が路線バスのような大型LEDに換装されたのですが、客室部の車体形状は原形のままのためとしたので頭でっかちな造形となってしまい、その姿はすべてのJR型の車両の中で最低レベルのカッコ悪さだと個人的には思っております。
後継の817系では上手いこと処理されていることもあって、なんだか不遇な車両にも思えるのですが・・・。
そして反対側から本命の車両が登場。
2229M
事前に調べた通り、折尾行きシャトル列車に415系鋼鉄車が充当されていました。
駅を発車したところをもう一発。
とりあえず目論見通り撮れてよかったです。
本命アングルの門司港行きも撮りたいので、引き続き撮影・・・と思ったら、予想外の列車が登場。
回5151M
本命列車の前に、なんと415系鋼鉄車の回送列車がやってきました。
調べてみると関門トンネル運用を終えて門司港駅構内の留置線へと移動する列車で、予定外だったのでラッキーでした。
そしてここでのラスト&ド本命。
2232M
ド本命だった門司港行き列車もきっちり仕留めました。
これにて小森江での撮影は終了。
今度は場所を変えて、引き続き415系の撮影に勤しみます。