前の記事はこちら。
17回目の連載となった「2021夏の東北遠征」も、いよいよ今回がラストです。
まずは黒磯駅構内をちょろっと散策。
駅の横には、黒磯駅の地上切り替え方式の要だった「黒磯変電所」があります。
交流、直流の双方式に対応しているだけに、複雑でごついですね。
さらに改札前には、部品鉄のワタクシ垂涎のモニュメント?が。
かつて東北本線上野口で使われていたサボがビッシリと!
1枚くらい分けてほしいですね(笑)
そんな感じで時間を潰していると、宇都宮行きの発車時刻となりました。
車両は3月に引退した205系600番台のトップナンバーであるY1編成。
この旅の時点で置き換えは発表されていたので、これが乗り納めになるだろうなぁ~と思っていたのですが、やはりこれが最後の乗車でした。
ちなみに撮り鉄に赴いたのは、先日以下の記事にてご報告した通りです。
列車は定刻に黒磯駅を発車、乗車率は3~4割といったところでした。
再び雲が出てきましたが、夕暮れの宇都宮線を南下します。
205系自体は、我が地元たる鶴見線や南武支線に残っていますが、双方とも地下鉄並の駅間ゆえに速度はあまり速くありません。
なので205系の「爆走」は、これが乗り納めになったかもしれないですね。
そんなことを思いながら、定刻通り宇都宮駅に到着。
ここまで来ると、日常に戻ってきたなという感がありますね。
ちょうど晩御飯時だったので、一旦駅外に出て名物を食することに。
宇都宮と言えば餃子、そして宇都宮餃子と言えば「みんみん」ですね。
今回は焼餃子と水餃子を1人前ずつ発注。
餃子と言えばビールですが、残念ながら当時はまだアルコール提供が憚られていたご時勢ゆえ、ビールにはありつけず・・・。
なんだか消化不良でありましたね。
とりあえずお腹は一杯になったので、上野東京ラインで一気に川崎駅まで移動。
最後はグリーン課金(正確にはJREポイントの引き換え)して、ゆったりと移動します。
最後の列車なのと、みんみんでビールにありつけなかった鬱憤を晴らすため、一人打ち上げを敢行。
その後うたた寝をして過ごし、ゴールの川崎駅に到着!!
このあと自宅へ直行し、旅を終えました。
といった感じで、今回の「2021夏の東北遠征」はこれにて完結でございます。
今回はあまり足を運んでなかった、常磐線沿線や仙台地区など南東北を中心に活動した遠征となりました。
初回記事で言及した通り、本来は九州などに出向こうとしたものの大雨で断念し、急遽敢行した遠征だったのですが、それなりに楽しめたかなと思います。
このあと石巻貨物は再訪したのですが、そのほかにもリベンジ案件がいくつかありますので、機を見て東北にはまた出向きたいと思います。
おしまい