川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

引退間近の小山205系600番台 さよならヘッドマークを撮る③

前の記事はこちら。

日光線での撮影を終えて、宇都宮市へと移動します。

 

前回までで205系600番台さよならヘッドマーク掲出編成の全3本のうち2本を撮影することが出来ました。

残りの1本は夕方から宇都宮線の運用に入るとのことだったので、まずは初便を狙うため、宇都宮~岡本の第一今泉踏切へ。

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673M

最後の1本は、原形顔のY12編成に掲出されていました。

 

これで残るヘッドマークはY8編成の黒磯方先頭車と、Y12編成の宇都宮方先頭車の2種類となりますが、673Mの時点で17時半を回っており日没を迎えるところ。

対象となる2編成のこの先の運用を調べると、それほど間を開けずに運行されているようなので、このあとは宇都宮駅でバルブ撮影をすることにしました。

 

駅ビルの丸亀製麺で夕食を済ませ、入場券を買ってホームへ。

ホームに降りると、ちょうどY8編成が折り返し準備中だったので、まずは未撮影のヘッドマークをサクッと撮影。

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湘南色メルヘン顔の周りに、沿線の駅名がずらっと列記されたデザインとなっています。

 

Y8編成の出発を見届けたあとは、E233系充当の列車を撮影。

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先の記事でも触れましたが、今度の改正では205系600番台だけでなくE231E233系も宇都宮以北への乗り入れが廃止されるようです。

車両自体は引退するわけでは無いので、代走や来年以降の改正で復活する可能性はないとは言い切れませんが、いずれにせよ黒磯表示は滅多に見られなくなることは間違いないでしょう。

 

最後は原形顔のY12編成を撮影。

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登場時は「205系湘南色ってどうなんだろう?」と思っていましたが、こうやってみるとなかなか似合ってますね。

 

反対側に回ると隣にE233系が入線してきて、新旧湘南色の通勤車両が並びました。

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205系600番台の後継に当たるE131系600番台は、日光線色をベースにした車体色が採用されているため、湘南色が並ぶ光景も見納めとなりそうです。

 

685Mの発車時刻となり、ヘッドライトが点灯したところを撮影して本遠征の〆といたしました。

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といった感じで4回に渡ってお届けした、引退間近の小山205系600番台を撮影した小遠征はこれにて終了です。

行き当たりばったりな行程だったのですが、なんとか全種類のヘッドマークを撮影出来て、遠征目的は達することが出来たので良かったです。

 

 

205系600番台の現役生活も、残すところあと5日となりました。

大きな混乱なく、最後まで無事に走り切ってもらいたいですね。