川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

テンハルで国鉄ガマの貨物列車を撮る その1 2022九州撮り鉄遠征⑲

前の記事はこちら。

なんだかんだ20回近く連載しちゃった2022年九州撮り鉄遠征も、いよいよ最終日となる4日目のお話に入ります。

 

最終日は佐賀県吉野ヶ里町からスタートです。

少し雲がありますが、本日もお天気に恵まれそうです。

 

本日最初に狙うのは、鹿児島本線を下るEF81とED76の国鉄型機関車が牽引する貨物列車でございます。

今回は天拝山~原田の「テンハル」と呼ばれているストレートで撮影するため、日の出とともに宿を出発し、県境を超えて福岡県へと向かいます。

 

30分ほどで現着しカメラをセットすると、さっそくお目当ての国鉄ガマがやってきました。


4093レ EF81 716

やってきたのは、当時門司機関区で最後の富山更新色を纏っていた716号機。

716号機は富山区時代も含め何度か撮影済みでしたが、なんとこの2日後に運用を離脱したそうで、偶然にも現役最終期の姿を撮影したことに。

それなりに思い入れのあった所縁ある機体だったので、最後にお別れの挨拶が出来て良かったですね。

 

本命列車は無事撮れましたが、貨物列車が続行で来るので居残り。


2003M「かもめ3号」

こちらは当時、半年後に西九州新幹線開業を控えて動向が注目されていた長崎本線系統の特急列車。

885系に関しては予想通り「リレーかもめ」と「白いみどり」に転用され、今日もこのテンハルを元気に走っております。

 


61レ EH500-46

ちょっと前まで門司区EH500の運用範囲は福岡タまでで、千早操車場以南へ直通する列車は国鉄ガマの独壇場でしたが、2021年3月改正より千早操車場以南にも進出し、テンハルでも日常的に見られるようになりました。

現在のところは国鉄ガマの運用のほうが多いものの、あと数年先と思われるEF510-300番台の量産が始まれば、あっという間に置き換えられてしまいそうですね。

 

 

このあとも国鉄ガマ牽引の貨物列車はやってきますが、次の列車まで2時間以上開いてしまうので、一旦テンハルを離脱してサブメニューの回収へと向かいます。

何を狙うのかは次回の記事にて。