川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

雨のネウクロ界隈で381系やくもを撮る 山陰本線 全線踏破の旅 3日目⑤

前の記事はこちら。

午後からは伯備線の山区間にて、381系「やくも」を狙います。

 

山への移動中、パノラマグリーン車を連結した「やくも」とすれ違うため、山の入口に当たる溝口付近で迎え撃つことに。

というわけで伯耆溝口駅の南にある通称「コメリ裏ストレート」へ寄り道です。

 

まずは普電で練習。


829M

伯備線ではお馴染みの食パン顔115系でした。

 

でもって本番。


7013M「やくも13号」

「やくも」自体は何度も撮影済みですが、パノラマグリーン車の編成写真を撮ったのはこれが初めてかもしれませんね。

 

ちなみに先頭のクロ380-7を含むこの編成は、現在「スーパーやくも」塗装へと変更されております。

当時はこんな塗装変更が行われるとは夢にも思ってませんでしたが、おそらく廃車まで「ゆったりやくも塗装」に戻ることはないでしょうから、運良く記録できて良かったですね。

とはいえ大山リベンジも兼ねて「スーパーやくも」塗装も撮らねば・・・と画策中なので、いずれ再会することでしょう(笑)。

 

ここではこの2本だけにとどめ、さらに山へと入って定番撮影地であるネウクロ界隈へと足を進めます。

ネウクロには本遠征の1年前の山陰遠征でも訪れておりました。

なので今回は、前回とは違う場所で撮影することにします。

 

現着すると、山に靄が立ち込めるような天候になってきたので、逆にその靄を入れ込むようなしっとりとした構図で狙うことに。

まずはケツ打ちとなるので、雨露に濡れる稲穂と絡めてサイドからパチリ。


1015M「やくも15号」

小雨交じりで結構暗く難儀しました・・・。

 

続いては国鉄色編成が山を登ってくるので、1年前に行こうと思いつつ断念した黒坂駅南側にある国道180号線跨線橋で迎え撃つことに。

てことで今回のメインです。


1024M「やくも24号」

露出が持ち直してくれたこともあり、曇りの山間部らしい画が撮れてネウクロまで足を運んだ甲斐がありました。

 

これにて撮影を終了し山を下りますが、途中で根雨駅に寄り道。

こじんまりとしながらも、赤い瓦がアクセントとなっている好き駅舎ですね。

 

根雨駅にやってきた理由がこちら。

思いっきりブレていて恐縮ですが・・・、実は本遠征の直前に根雨駅が開業100周年を迎えたそうで、記念入場券が発売されているとのプレスを見たので、それを購入するためにやってきました。

 

というわけで駅の窓口へ。

JR西日本では「みどりの窓口」の廃止が相次いでいますが、根雨駅の窓口は本日時点でもまだ健在のようです。

しかしこの流れだと、この味のある行灯看板が撤去されるのもそう遠くないのかもしれませんね。

 

そんな窓口で入場券を購入。

台紙付きの硬券で、思ったよりもしっかりしていて良かったです。

 

これにてネウクロ界隈を後にして再び岸本周辺へと戻り、本日最後の撮影へ移ります。