川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

南郷界隈で日南線ヨンマルを撮る 2023南九州撮り鉄遠征⑱

前の記事はこちら。

鬼の洗濯板を後にして、日南市へと戻ります。

 

が、その道中で人だかりを見つけたので、車を降りてみるとそこには・・・。

油津港に大きな船が停泊していました。

 

ググっとアップしてみると、外国のクルーズ船のようです。

調べてみると「クイーン・エリザベス」という船で、横浜から九州・四国、さらに韓国プサンまで10日かけて西日本を一周クルーズする途中だったそうな。

こういった豪華客船も、一生に一度くらいは乗ってみたいですね。

 

という思わぬ出会いを経て向かったのは、早朝も訪れた大堂津駅南郷駅間の細田川橋梁です。

しかしその姿は、朝とはガラッと異なっております。

前回の鬼の洗濯板と同様、河口に位置する細田川橋梁もまた干潮の影響を受けて、川底が見えるほど水が引いております。

 

ちなみに朝訪れたときは、今回とは真逆のほぼ満潮の時間帯でした。

水量が全然違うのがお分かりになるでしょう。

たった6時間ほどでガラッと光景が変わるのは、河口に架かる橋梁ならではですね。

 

さらに大潮だったからでしょうか、長靴があれば川底に下りられるほど水が干上がっていたので、川底からローアンで撮影することに。


1938D

これぞ南国!っていう画になり、なかなかお気に入りのカットとなりました。

 

時間は13時を過ぎたので、ここらでランチタイムへ。

港町だけあって美味そうな海鮮料理を出す店がいくつかありそうだったので、宮崎の海の幸に舌鼓を打ちましょう。

 

 

 

・・・と思ったのですが、どこもかしこも大行列で、並んでいたら次の列車に間に合わないため断念し、コンビニ弁当で済ますことに。

美味い海鮮を食うぞ!とウキウキしていただけに、どこか侘しさを感じるランチとなりました・・・。

 

気を取り直して次の撮影へ。

朝から海を絡めたカットが大半を占めていましたが、日南線は意外と山間部を通る区間も多いので、今度は里山を走るローカル線風な景色をおさめるべくやってきたのは、南郷駅谷之口駅にある踏切です。

ここは警報機も遮断機も無い、いわゆる第四種踏切でございます。

すくすく伸びた雑草に埋もれかけている警告標識がまた、ローカル線らしい雰囲気を演出してくれます。

 

ほかにも目を付けていたポイントがいくつかあったのですが、ロケハンした結果ここが一番気に入ったので、今回はこの踏切を絡めて撮影することに。


1935D「快速 日南マリーン号」

引き構図で撮ると可愛らしさすら感じる単行ヨンマルの列車も、超広角レンズのローアングルで切り取ると、なかなか迫力がありますね。

 

といった感じで、ここでの撮影はこれにて終了。

このあとは日南線で最後の、そして大本命なポイントへと移動します。