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宿であったキャンプ場を出発し、昨日回り切れなかった廃止巡りを再開します。
山部駅舎は1988年に改築されたそうで、山小屋風の洒落たデザインの駅舎となっています。
中に入ってみます。
外観どおり天井が高く、とても開放感があります。
手入れも行き届いており、気持ちがいいですね。
ホーム側にはトイレが設置されていました。
「やまべ駅」の看板が個人的に好いですね。
壁には立派な書が飾ってありました。
右は旅だと思いますが、左はなんて書いてあるのでしょうか?
立派過ぎて、書心の無い私には読めません・・・。
割と新しい駅舎の横には、かなりの歴史を重ねていそうな倉庫がありました。
金山駅にあったのと同じく、レンガ造りの立派なものも残っていました。
ちなみにこれは「ランプ小屋」と呼ばれているらしく、ランプ用燃料などを保管する用途のため、耐火性を考慮してレンガ造りなんだとか。
続いてホームの様子。
山部駅は2面2線の相対式ホーム配置となっています。
かつての大幹線時代の名残か、有効長は特急列車同士の交換も可能なくらい長めに取られています。
ホームは千鳥配置になっています。
せいぜいヨンマル2両くらいしか停車しないはずですが、こちらもかつての名残か継ぎ足しがされるほど長大なホーム長となっていました。
最後に駅名標をパチリ。
といった感じで山部駅探訪はこれにて終了。