川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

留萌本線 全駅巡り~北一已駅~ 2023夏 北海道遠征㊳

前の記事はこちら。

前回から始まった留萌本線での趣味活動、キハ54形撮影がメインでありますが、次の列車まで時間が空くので、それまでに廃止予定の駅巡りをします。

 

てことでやってきたのは、前回の撮影地からほど近い北一已駅です。

北一已は「きたいちやん」と読み、なかなかの難読駅名じゃないでしょうか。

赤いトタン屋根が青空に映えて好いですね。

 

さっそく駅舎の中へ。

お花などが飾られていますが、わりとさっぱりしていますね。

真夏なのに除雪用のスコップやママさんダンプが置きっぱなしなのも、北国らしくて好いです(笑)。

 

壁には運賃表兼路線図が掲げられていました。

現在の留萌本線は、深川駅からわずか4駅だけ分岐する盲腸線になっています。

それもあと2年で廃止と思うと、なかなか物悲しいですね・・・。

 

時刻表もありました。

現行ダイヤでは留萌本線の運転本数は7往復ですが、北一已駅は下り始発が通過するので6.5往復となっています。

 

さらにキリンビールのポスターもありました。

北一已駅が登場した販促ポスターがあったのですね。

 

鏡もありました。

下部には深川町駅前とありますが、深川は1963年に市制化したので、少なくともこの鏡は60年以上ここにあるということですね。

この鏡を寄贈した?江口勉強堂は、すでに廃業してしまっているようです。

 

駅舎を出てホームを見ると、駅の向かい側には広々とした畑が広がっています。

実は北一已駅は、東側からホームや駅舎を入れて撮影するのが、留萌本線の定番構図となっており、ちょうどその間反対を向いたのがこの写真となります。

東側から撮影する関係で午前順光となるため、今回は定番構図で撮影することは撮影しませんでしたが、積雪時か春にでも再訪してみたいなと思っております。

 

続いてホームの様子。

かつては相対式2面2線ホームだったそうですが、現在は棒線化されており名残はほとんどありません。

ホーム脇には花壇が整備され、ホームに上がる階段にはプランターが設置されるなど、手入れが行き届いているのが嬉しいですね。

 

下り方面のワンマン乗車口看板。

かつては留萌方面という看板だったと思いますが、4か月前に石狩沼田駅方面と付けられたためか、真新しくなっています。

しかしこの看板も、わずか2年でその任を解かれることになりそうです。

 

駅名標もパチリ。

なかなか状態が良いですね。

 

といった感じで北一已駅探訪はこれにて終了です。