川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

札沼線廃止区間 全駅巡り~下徳富駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑰

前の記事はこちら。

札沼線廃止区間 全駅巡り~南下徳富駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑯

 

札沼線廃止区間 全駅巡り、今回は下徳富駅です。

f:id:kawaturu:20190117234324j:plain

駅前には立派な松の木が建っていました。

 

下徳富駅の駅舎。

f:id:kawaturu:20190117234316j:plain

f:id:kawaturu:20190117234408j:plain

f:id:kawaturu:20190117234743j:plain

ちゃんとした駅舎があるのは、浦臼駅以来ですね。

 

駅舎内の様子。

f:id:kawaturu:20190117234515j:plain

f:id:kawaturu:20190117234533j:plain

味のある木製ベンチもありました。

 

かつて下徳富駅では荷物扱いもあったそうで、その名残と思われる窓口跡も掲示板として残っています。

f:id:kawaturu:20190117234614j:plain

 

ホームの様子。

f:id:kawaturu:20190117234752j:plain

f:id:kawaturu:20190117234806j:plain

1面1線の棒線駅ですが、かつては1面2線の島式ホームだったそうです。
現在は駅舎側が崩れてしまい、土の山のようになっています。

 

往年の賑わいの名残はこちらにも。

f:id:kawaturu:20190117235314j:plain

札幌方に貨物ホームの跡が残っていました。
後ろのレンガ造りの倉庫も、その当時から使われていたものなのでしょうか。

 

駅名標も記録。

f:id:kawaturu:20190117235511j:plain

 

下徳富駅 周辺マップ

f:id:kawaturu:20190117235715p:plain

下徳富駅周辺には、小さな集落が点在しています。

 

そして16回に渡ってお届けした「札沼線廃止区間 全駅巡り」も、次回いよいよ終着地に到着です。

札沼線廃止区間 全駅巡り~新十津川駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑱

 

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

札沼線廃止区間 全駅巡り~南下徳富駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑯

前の記事はこちら。

札沼線廃止区間 全駅巡り~於札内駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑮

 

札沼線廃止区間 全駅巡りも、いよいよ最後の町である新十津川町に入ります。

新十津川町最初の駅は南下徳富駅です。

f:id:kawaturu:20190116223210j:plain

南下徳富駅には駅舎はおろか待合室すら無く、板張りホームが1面あるだけです。

 

北海道内には「秘境駅」と呼ばれる駅が数多にありますが、極寒地ということもありダルマ駅舎やプレハブ式待合室を備えている駅が多く、「キングオブ秘境駅」の小幌駅でさえバイオトイレの設備がありました

しかしここ南下徳富駅にはそれらの類の設備は全く無く、冬場の列車待ちの時に吹雪が襲ってきたらどうなることか・・・。

そういった意味では「秘境駅の究極の姿」であると言えるのではないでしょうか。

 

ホーム以外の唯一の設備がこれ。

f:id:kawaturu:20190116230209j:plain

町内会の掲示板みたいなやつに、時刻表と料金表が貼りつけられていました。

かつてはここに木造の待合室が建っていたそうですが、今は跡形もありません。

 

掲示板の中には駅ノートが入っていました。

f:id:kawaturu:20190116230328j:plain

2冊目は「2018.7~」となっており、私の訪問直前に更新されたようですね。
ただ防水性が不足気味なようで、1冊目はフニャフニャになってました。

 

ホームの様子。

f:id:kawaturu:20190116230735j:plain

f:id:kawaturu:20190116230750j:plain

ホームは新十津川方半分が板張りで、札幌方半分がアスファルト敷きの構造になっていました。

 

駅名標も記録。

f:id:kawaturu:20190116232549j:plain

 

駅の回りの様子。

f:id:kawaturu:20190116231202j:plain

f:id:kawaturu:20190116231151j:plain

回りには水田が広がっています。

 

実は今回の廃止区間全駅巡りで、一番訪れたかったのがここ南下徳富駅でした。
水田地帯にポツンと板張りホームがある風景を、雑誌かなにかの記事でたまたま見てから、この目で実際に見たかったのです。

廃止前に訪れることが出来て、本当に良かった。

 

南下徳富駅 周辺マップ

f:id:kawaturu:20190116231833p:plain

周辺には水田が広がっており、人家が散在しています。

 

次の記事はこちら。

札沼線廃止区間 全駅巡り~下徳富駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑰

 

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

札沼線廃止区間 全駅巡り~於札内駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑮

前の記事はこちら。

札沼線廃止区間 全駅巡り~鶴沼駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑭

 

札沼線廃止区間 全駅巡り、今回は於札内駅です。

f:id:kawaturu:20190115231237j:plain

於札内は「おさつない」と読みます。

前回の鶴沼駅と同様に、ホーム上に待合室風味の建物が建っておりますが、秘境度はさらにパワーアップしております。

 

駅前?の様子。

f:id:kawaturu:20190115231815j:plain

於札内駅にはまともな道路が通っておらず、ご覧の様に農道のような砂利道しか通じておりません。
故に今回借りたレンタカーのカーナビでもルートが出てこず、グーグルマップの衛星写真を見ながら、車が入れそうなルートを探してたどり着きました。

しかも踏切には「冬季車両通行止め」の標識があるので、もしかしたら冬場は除雪が入らない道かも・・・。
冬場に自動車で訪れようとしている方はご注意ください。

 

待合室の中の様子。

f:id:kawaturu:20190115231401j:plain

ベンチには短めのクッションが敷かれており、駅ノートが載っていました。
今回巡ってきた駅の中では一番質素?な内装だと思います。

やはり、訪れる人が少ないのでしょうかね・・・。

 

ホームの様子。

f:id:kawaturu:20190115231704j:plain

f:id:kawaturu:20190115231714j:plain

1面1線の棒線駅で、ホームはコンクリートブロック敷きです。

 

駅名標も記録。

f:id:kawaturu:20190115233206j:plain

f:id:kawaturu:20190115233212j:plain

待合室のドア上には、味わい深過ぎる国鉄風味の駅名標が残っていました。
廃止となるその時まで、旅人を見守ってくれることでしょう。

 

於札内駅 周辺マップ

f:id:kawaturu:20190115233542p:plain

於札内駅は周囲を田畑に囲まれており、わずかに農家が点在しています。
駅へは駅南側の舗装道路から延びる砂利道を通ってアクセスできます。

 

これにて浦臼町内の駅巡りは終了です。
いよいよ次回からは、最後の町である新十津川町に入ります。

札沼線廃止区間 全駅巡り~南下徳富駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑯

 

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

札沼線廃止区間 全駅巡り~鶴沼駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑭

前の記事はこちら。

札沼線廃止区間 全駅巡り~浦臼駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑬

 

さて、ここまで連載してきた札沼線廃止区間 全駅巡りですが、浦臼駅を過ぎていよいよ今回から1日1往復運転の区間に突入します。

「1日1往復しか列車が来ない駅とは、一体どんな姿をしているのか?」というのを探るのが今回の目的だったので、ここからが本番と言っても過言ではないです。

 

そんな1日1往復運転区間の最初の駅は鶴沼駅です。

f:id:kawaturu:20190115213504j:plain

同じ待合室風の駅でも、浦臼以南のそれとは明らかに雰囲気が違い、なんだか秘境駅的な臭いを醸し出しております。

 

待合室の様子。

f:id:kawaturu:20190115213846j:plain

f:id:kawaturu:20190115214012j:plain

設備は長いベンチ1組のみですが、駅ノート浦臼駅の「わがまちご当地入場券」の販売場所までの地図も置いてありました。

 

ホームの様子。

f:id:kawaturu:20190115214203j:plain

f:id:kawaturu:20190115214212j:plain

鶴沼駅は1面1線の棒線駅です。
札幌方はアスファルト敷きですが、新十津川方は板張りなうえに柵もありません。

また新十津川方には、警報機どころか標識も無い簡易的な踏切があります。

 

駅名標も記録。

f:id:kawaturu:20190115214447j:plain

「秘境の入口」としては、まずまずな駅であったと思います。

 

鶴沼駅 周辺マップ

f:id:kawaturu:20190115214937p:plain

鶴沼駅浦臼市街のはずれにあり、駅の南側には集落があります。

 

次の記事はこちら。

札沼線廃止区間 全駅巡り~於札内駅~ 北海道放浪の旅 6日目⑮

 

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

ふるさと納税でKATO EF510を貰ってみた

昨今、返礼品を巡って何かと話題の「ふるさと納税」制度でありますが、実は返礼品には鉄道模型もあるのをご存知でしょうか。

かくいう私も「ふるさと納税」制度自体は利用したことがありますが、返礼品に鉄道模型があることを最近知りました。

 

そんなわけで今回、2018年の「ふるさと納税」で鉄道模型の返礼品を申請してみることにしました。
今回申請したのはこちらです。

f:id:kawaturu:20190114014805p:plain

「ふるさとチョイス」ホームページより

埼玉県鶴ヶ島市の返礼品として用意されているKATOのEF510です。

埼玉県鶴ヶ島市にはKATOの工場があるそうで、その縁もあってか鶴ヶ島市の返礼品には、KATO製の鉄道模型が多数用意されています。

 

そして今週末、申請した返礼品が到着したので、購入レビュー(正確には購入じゃないけど)をしたいと思います。

f:id:kawaturu:20190114203638p:plain

f:id:kawaturu:20190114203724j:plain

模型のほか、KATOの社長さん名義のお礼状が同封されていました。

 

そのほかにも、ちょっと変わった物も付いてきました。

f:id:kawaturu:20190114203859j:plain

「展示用線路」として、ケルトン道床仕様のS186直線線路が付属してきました。

普通のユニトラック線路と比較。

f:id:kawaturu:20190114204118j:plain

道床以外の規格は、普通のユニトラック線路に準拠しているようです。

一応市販されているようですが、こんな仕様の線路は初めて見たので、開封した時はちょっとビビりました・・・。

 

話がそれましたが、まずは実車の写真からご紹介。

f:id:kawaturu:20190114204637j:plain

EF510は、日本海縦貫線で運用されていたEF81の後継として開発された車両です。

本製品はEF510-0番台の量産車のうち、信号炎管が助手席側上部に移設される前の仕様である2~20号機がモデルとなっています。

 

さっそく開封してみます。

f:id:kawaturu:20190114205657j:plain

EF510 0番台には「レッドサンダー」という愛称が付いていますが、赤色が鮮やかに出ており好印象です。

 

前面と側面を見てみます。

f:id:kawaturu:20190114210045j:plain

f:id:kawaturu:20190114210101j:plain

f:id:kawaturu:20190114210117j:plain

手すりやホイッスルが最初から取り付け済みなのが良いです。

 

続いて屋根上。

f:id:kawaturu:20190114210533j:plain

f:id:kawaturu:20190114210553j:plain

碍子はグリス色が最初から着色されていますが、高圧線は本物の金属線を使用して再現されています。
最近の製品は、すごい凝ってますなぁ~。

 

続いて細部をアップで。

・レッドサンダーのロゴ

f:id:kawaturu:20190114211056j:plain

 

・JRFマーク

f:id:kawaturu:20190114211119j:plain

 

・運転台下のJRマークと保安装置表記

f:id:kawaturu:20190114211150j:plain

 

・先頭台車

f:id:kawaturu:20190114211204j:plain

 

・中間台車

f:id:kawaturu:20190114211229j:plain

 

お次は通電してライトの確認。

f:id:kawaturu:20190114211339j:plain

いい感じの電球色が再現されています。
走りも低速からスムーズで文句なしです。

 

最後は付属品。

f:id:kawaturu:20190114211421j:plain

・ナックルカプラー
・ナンバープレート(10・14・18・20)

が付属してくるのですが

14号機のナンバーが2枚折れていました・・・。

まあ14号機に思い入れがあるわけでもないので、ほかのナンバーに設定すりゃ問題ないんですが、いい感じはしないですな。

 

しかも今回は「ふるさと納税の返礼品」であることから、購入したお店で交換対応という手段が取れません。
そもそも「購入していない」ので、初期不良に対する補償ってあるのか?

今回はKATOや鶴ヶ島市に確認などは行いませんが、これが動力回りとか致命的な不良があった場合は、ちと面倒なことになりそうですねぇ・・・。

 

といった感じで、EF510をレビューして見ました。
ナンバーの破損があった以外は、良い出来だと思います。

前回取り上げた683系スノラビと共演できる車両なので、さっそく整備して走らせたいところです。

 

 

 

そして今回は、初めて「ふるさと納税」を活用して鉄道模型を入手してみました。

ご存知の通り「ふるさと納税」では、全国各地の自治体が魅力的な返礼品をたくさん用意しているわけですが、個人的には「普段の消費行動の中では買わない物を貰うのが、ふるさと納税の醍醐味である」と勝手に思っております。

そんなわけで、実は本品の申請時はふるさと納税の返礼品で、あえて量産品の鉄道模型をもらう必要があるのか?」という疑問を抱きつつ申請したのでした。

 

そして返礼品を受け取った今やっぱりふるさと納税は、普段買わないようなうまいもんを貰うべき」という結論に至りました(笑)。

今回は申請額が25000円くらい余っていたのでEF510を申請したのですが、25000円あれば肉にしろ魚介類にしろ、そこそこ良い返礼品が貰えますからね。

まあレア物だったり還付率が高ければ別ですが、あえて鉄道模型を貰う必要は無いのかなと思います。

 

ふるさと納税」でどんな鉄道模型が貰えるか気になる方は、ふるさと納税の返礼品サイトをチェックしてみてください。

 

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村