昨今、返礼品を巡って何かと話題の「ふるさと納税」制度でありますが、実は返礼品には鉄道模型もあるのをご存知でしょうか。
かくいう私も「ふるさと納税」制度自体は利用したことがありますが、返礼品に鉄道模型があることを最近知りました。
そんなわけで今回、2018年の「ふるさと納税」で鉄道模型の返礼品を申請してみることにしました。
今回申請したのはこちらです。
「ふるさとチョイス」ホームページより
埼玉県鶴ヶ島市の返礼品として用意されているKATOのEF510です。
埼玉県鶴ヶ島市にはKATOの工場があるそうで、その縁もあってか鶴ヶ島市の返礼品には、KATO製の鉄道模型が多数用意されています。
そして今週末、申請した返礼品が到着したので、購入レビュー(正確には購入じゃないけど)をしたいと思います。
模型のほか、KATOの社長さん名義のお礼状が同封されていました。
そのほかにも、ちょっと変わった物も付いてきました。
「展示用線路」として、スケルトン道床仕様のS186直線線路が付属してきました。
普通のユニトラック線路と比較。
道床以外の規格は、普通のユニトラック線路に準拠しているようです。
一応市販されているようですが、こんな仕様の線路は初めて見たので、開封した時はちょっとビビりました・・・。
話がそれましたが、まずは実車の写真からご紹介。
EF510は、日本海縦貫線で運用されていたEF81の後継として開発された車両です。
本製品はEF510-0番台の量産車のうち、信号炎管が助手席側上部に移設される前の仕様である2~20号機がモデルとなっています。
さっそく開封してみます。
EF510 0番台には「レッドサンダー」という愛称が付いていますが、赤色が鮮やかに出ており好印象です。
前面と側面を見てみます。
手すりやホイッスルが最初から取り付け済みなのが良いです。
続いて屋根上。
碍子はグリス色が最初から着色されていますが、高圧線は本物の金属線を使用して再現されています。
最近の製品は、すごい凝ってますなぁ~。
続いて細部をアップで。
・レッドサンダーのロゴ
・JRFマーク
・運転台下のJRマークと保安装置表記
・先頭台車
・中間台車
お次は通電してライトの確認。
いい感じの電球色が再現されています。
走りも低速からスムーズで文句なしです。
最後は付属品。
・ナックルカプラー
・ナンバープレート(10・14・18・20)
が付属してくるのですが
14号機のナンバーが2枚折れていました・・・。
まあ14号機に思い入れがあるわけでもないので、ほかのナンバーに設定すりゃ問題ないんですが、いい感じはしないですな。
しかも今回は「ふるさと納税の返礼品」であることから、購入したお店で交換対応という手段が取れません。
そもそも「購入していない」ので、初期不良に対する補償ってあるのか?
今回はKATOや鶴ヶ島市に確認などは行いませんが、これが動力回りとか致命的な不良があった場合は、ちと面倒なことになりそうですねぇ・・・。
といった感じで、EF510をレビューして見ました。
ナンバーの破損があった以外は、良い出来だと思います。
前回取り上げた683系スノラビと共演できる車両なので、さっそく整備して走らせたいところです。
そして今回は、初めて「ふるさと納税」を活用して鉄道模型を入手してみました。
ご存知の通り「ふるさと納税」では、全国各地の自治体が魅力的な返礼品をたくさん用意しているわけですが、個人的には「普段の消費行動の中では買わない物を貰うのが、ふるさと納税の醍醐味である」と勝手に思っております。
そんなわけで、実は本品の申請時は「ふるさと納税の返礼品で、あえて量産品の鉄道模型をもらう必要があるのか?」という疑問を抱きつつ申請したのでした。
そして返礼品を受け取った今「やっぱりふるさと納税は、普段買わないようなうまいもんを貰うべき」という結論に至りました(笑)。
今回は申請額が25000円くらい余っていたのでEF510を申請したのですが、25000円あれば肉にしろ魚介類にしろ、そこそこ良い返礼品が貰えますからね。
まあレア物だったり還付率が高ければ別ですが、あえて鉄道模型を貰う必要は無いのかなと思います。
「ふるさと納税」でどんな鉄道模型が貰えるか気になる方は、ふるさと納税の返礼品サイトをチェックしてみてください。