川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑦ 濃霧の八戸線を行く

前の記事はこちら。

信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑥ 「あまちゃん」の舞台 三陸鉄道北リアス線を行く その2

 

久慈駅では、三陸鉄道北リアス線から未乗線であるJR東日本八戸線へ乗り換えます。

乗り換えといっても、跨線橋でつながっているため改札は出ずに乗換可能です。

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八戸線の各駅には、こういったデザイン性の高い駅名標が設置されていました。

 

駅構内をいろいろ撮影していると・・・

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偶然にも「東北エモーション」が到着しました。

実車を見るのは初めてです。

 

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到着したお客さんを大漁旗でお出迎え。

「東北エモーション」の登場でにわかに活気づいた久慈駅ですが、私の乗車する列車も出発時刻を迎えました。

 

41本目 八戸線 442D 八戸行き 久慈(12:54)⇒八戸(14:43)

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車両はキハ40系500番台2両編成。

 

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こんな車番も連結されていました。

 

八戸線といえば

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JR東日本管内では唯一、定期普通列車で冷房車が運用されていない路線です。

しかしながら、そんな八戸線にも明日12月2日よりキハE130系500番台が導入され、普通列車にも冷房車が導入されることになりました。

よって、この天井に取り付けられた扇風機も間もなく見納めとなります。

 

列車は定刻に久慈駅を発車。

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「東北エモーション」の乗務員さんに見送られて、八戸線の旅がスタートです。

 

陸中中野を過ぎると、海が見えました。

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相変わらずの濃霧で視界は良くありません。

太平洋なのですが、なんとなく日本海チックな風景です。

 

陸中八木で列車交換。

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相手は「リゾートうみねこでした。

 

ちなみにこの「リゾートうみねこ」、以前は

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「きらきらみちのく」という名前で大湊線を中心に運用されていました。

「リゾートうみねこ」になってからは初めて見ましたが、チラ見した限りだと大きな改造は受けていないようですね。

 

列車は県境を越えて青森県最初の駅である階上に到着。

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川崎を出発してから6日をかけて、ついに森県まで到達しました。

 

このあとは青森県内を北上します。

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北上するごとに人家が増え、それに応じて乗客数も増えていきます。

八戸線は八戸側に片需要の線区のようですね。

 

鮫に到着。

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面白駅名としても知られていますが、八戸線普通列車の半分以上は八戸~鮫間の区間列車であることから、相応の実力を持った駅でもあります。

 

鮫を過ぎると、完全に八戸市街地の中を走行。

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途中には高架区間もありました。

 

長苗代駅を過ぎたあたりから八戸臨海鉄道の線路が並走。

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八戸貨物駅の横を通過し

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終点の八戸駅に到着。

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これにて未乗線であった八戸線の完乗を達成です。

 
41本目 八戸線 442D 久慈⇒八戸
乗車時間:1時間49分
移動距離:64.9km

 

次の記事はこちら。

信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑧ 八戸駅を散策

 

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けいきゅん号 × エアポート急行

先日はめずらしく、朝から京急沿線で外仕事がありました。

時間的に2100形充当のエアポート急行がちょうど狙えたので、カメラをビジネスバッグに忍ばせ出掛けに京急鶴見へ。

すると、そのエア急には・・・

 

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偶然にも2149F「けいきゅん号」が充当されていました。

 

この2100形充当の金沢文庫行きのエア急は平日朝に1本のみの設定なうえ、川崎~鶴見界隈の通過が午前9時ちょっと前なので普通に仕事がある日は狙うことができず、かといってこの列車のために仕事を休む気にはならないので、個人的には何気に撮影難易度が高い列車なのです。

ビル影にすっぽりと覆われ光線がダメダメなのは残念ですが、良い記録にはなったかなと思います。

 

この日はこれ一本だけ撮影し、仕事に向かいました。

 

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飛行機撮影 撤退間近のルフトハンザA340を撮る その2

前の記事はこちら。

 

引き続き羽田空港第2ターミナルの展望デッキから撮影です。

 

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JA73NM BC713便新千歳行き

この日唯一のスカイマーク機でした。

 

続いては謎の飛行機。

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D-AFAA

ドイツの「FAI レント・ア・ジェット」というリース会社所有の機体のようです。

 

お次はA340と同様に去りゆく機種

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JA8313 NH1087便米子行き

じりじりと数を減らし続けるANAA320-200ceo。

今でも羽田に張っていれば見かけることは多いですが、「当たり前のように見られる」ときに撮影しておきたいものです。

 

続いては海外からお客様が来日。

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D-ABYK LH716便東京行き(フランクフルト発)

午後の羽田空港で一番の注目機といっても過言ではない、ルフトハンザ航空のB747-8が遠路はるばるフランクフルトから到着しました。

 

沖合のD滑走路から「風の塔」をバックにターミナルへ向かってきます。

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ルフトハンザ航空が羽田線B747-8を投入してから3年が経つそうですがいまだ人気は衰えず、到着するやC滑走路の飛行機を撮影するために展望デッキに陣取っていた飛行機マニアを釘づけにしていました。

もちろん、私も釘付けにされました

 

B747を見送ったところでC滑走路に戻ります。

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JA710A NH63便新千歳行き

普通のB777-200だと思っていたのですが・・・

 

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「KIMOTSUKI 肝付町」というラッピングが貼られていました。

これはANAの関連会社であるANA総合研究所が行っている「ご当地プレーン」というもので、日本全国の自治体名をラッピングして地域活性化に取り組んでいるそうです。

  

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JA812X 6J35便長崎行き

くまモンGO!」が充当されました。

 

メインの前の露払いは、これまた去りゆく機体。

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JA8400 NH555便函館行き

本日2機目のA320-200でした。

 

そして今回のメインが登場です。

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D-AIHV LH715便ミュンヘン行き

 

ゆっくりと動き出し・・・

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4つのエンジンで一気に加速

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ディズニーリゾートの前も一瞬で通過し

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ミュンヘンへ向け離陸。

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同じ4発機であるA380B747とは異なる、スマートで美しい造形です。

 

大空の中へ消えていきました。

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おそらくですが、これが私の人生でのルフトハンザ航空A340のラストショットとなったでしょう。

失敗するともう撮影する機会が無かったので、無事に撮影できてよかったです。

 

A340との別れは残念ですが、12月以降は最新鋭機であるA350-900が飛来するようになるので、そちらとの出会いを楽しみにしたいと思います。

 

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飛行機撮影 撤退間近のルフトハンザA340を撮る その1

唐突ですが、今回は当ブログ始まって以来の飛行機ネタです。

 

ブログタイトルとか、ブログ紹介文とか、ブログランキングとか、当ブログのどこを見渡したって飛行機の飛の字もありませんが・・・まあ鉄道ほどじゃないですが私は飛行機も好きなのです。

当ブログ立ち上げ以降、記事にするほどの飛行機撮影をしてなかったのでブログには上げていないだけで、飛行機を使った地方出張ついでに展望デッキから写真を撮ったりしています。

1年に2~3回くらいは記事にするほど飛行機撮影をすることがあるので、これからもちょくちょく飛行機ネタが登場することと思います。

 

で、本題に入ります。

現在、羽田空港にはドイツの「ルフトハンザ航空」という航空会社が、ミュンヘンとフランクフルトの間に路線を開設しています。

そのうち、ミュンヘン線にはエアバスA340という機種が充当されているのですが、そのA340」が12月1日から「A350」という機種に置き換えられる予定となっております。

ルフトハンザ航空のA340自体は何回も撮っているのですが、撤退後はもう2度と見ることは無いかなと思い、天気も良かったので撮影に出かけることにしました。

 

やってきたのは羽田空港第2ターミナルの南側展望デッキ。

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ここからはC滑走路を離着陸する飛行機を撮影することができます。

フェンス際にはすでに同業さんが張り付いておりますが、羽田空港は世界第5位の利用旅客数を誇るだけあり、展望デッキには飛行機オタク以上に一般利用客が飛行機見物をするために集まってきます。

よって今日が特別多かったというわけでもなく、大抵このくらい混んでいます。

 

今日は南風運用だったので、おもに東北、北海道、ヨーロッパ方面に向かう離陸機が撮影対象です。

私も場所を確保し、撮影開始。

 

いきなり特別塗装機が登場。

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JA771J JL315便福岡行き

いきなりワンワールド塗装に当たるとは、幸先良いスタートです。

※JA〇〇というのが機体の番号、JL〇〇というのが充当された便名。以下同じ。

 

続いても特別塗装機。

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JA731A NH223便フランクフルト行き

2機続けてアライアンス仕様の特別塗装機に当たるとは運が良かったです。

しかもANAは国際線機材だったので2重にお得な気分でした。

 

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JA601A HD83便旭川行き

ANAJALでは飽きるほど見るB767ですが、この2社を除く日本の航空会社で唯一運用しているのがエアドゥです。

とはいっても、もともとはANAで使用されていたお下がりですが・・・。

 

続いては、またまたスタアラ塗装が登場。

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JA711A NH251便福岡行き

15分ほどでスタアラ塗装を2機回収できました。

なんとも効率が良い。

 

今度は初撮影の機種が登場。

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JA131A NH741便釧路行き

A321neoは今年9月に運用開始したばかりの、まさに最新鋭機といえる機種。

なんでも普通座席にも全席個人モニター付きなんだとか。

出張の時に当たんないかなーなんて密かに思ってます。

 

続いては、またまた特別塗装機。

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JA873A NH215便パリ行き

4機あるスターウォーズジェットのうち、「R2-D2」仕様の機体。

国際線機材なので、乗る機会というのがまず無いのが残念です。

 

長くなったので、記事を分割します。

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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑥ 「あまちゃん」の舞台 三陸鉄道北リアス線を行く その2

 前の記事はこちら。

信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑤ 「あまちゃん」の舞台 三陸鉄道北リアス線を行く その1

 

前の記事でも言及しましたが、ここ三陸鉄道北アリス線の沿線は、NHK朝の連続小説「あまちゃん」の舞台となった場所です。

今回は濃霧のためかなり視界が悪かったのですが、かろうじて何か所かは見ることができたのでご紹介します。

 

まず最初のロケ地はこちら。

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ここは島越駅です。

ここでどんなシーンが撮られたかというと

 

・・・地震発生直後、橋本愛演じる足立ユイが瓦礫と化した街を見て呆然とするシーンでした。

のっけから暗いシーンで恐縮ですが、宮古側から辿るとこうなるのです・・・。

ドラマでは、本当の現地の被災した景色を使って撮影したそうです。

現在は駅前に慰霊碑が建立されているほか、被災前の駅舎に使われていた階段(写真左下)が震災遺構として残されています。

 

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慰霊碑の向こう側では、防波堤のようなものを建設していました。

 

続いてはこちら。

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田野畑駅です。

劇中では足立家の最寄り駅「北三陸鉄道 畑野駅」として使われており、実際の駅名からもじって命名されていたようです。

 

田野畑駅からは、団体さんがどっと乗車してきました。

参加者の方とお話をしたところ、首都圏から「びゅうプラザ」主催の1泊2日のツアーに参加しているんだとか。

先ほどまで田野畑駅の近くで遊覧船に乗って、この後は久慈駅から「東北エモーション」に乗車して八戸まで行き、そのまま新幹線で帰る行程だそうです。

 

続いてはこちら。

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白井海岸~堀内駅間にある大沢橋梁

「夏ばっぱ」が列車に向かって大漁旗を振っていたシーンが撮影された場所です。

ここでは停止寸前まで徐行してくれてアナウンスも入るので、見逃す心配はありません。

 

続いてはこちら。

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堀内駅です。

 

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ここは主人公である、能年玲奈演じる天野アキとその家族(天野家)の最寄駅「北三陸鉄道 袖が浜駅」として使われていました。

現在もホーム上には「袖が浜駅」の駅名標が立っています。

 

といった感じで「あまちゃん」のロケ地を4か所ご紹介しました。

車内からはここ以外は確認できませんでしたが、沿線にはまだまだロケ地が点在していますので、興味がある方は途中下車して訪れてみてください。

 

ロケ地探訪が終わったところで、普通の乗り鉄旅に戻ります。

 

陸中野田駅で団体列車と交換。

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お座敷車両のようで、形式名は「36-Z1」。

事業用でもないのに、形式の子番号にアルファベットが充てられるのも珍しいのではないでしょうか。

 

そして終点の久慈駅に到着。

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終始、濃霧に覆われて景色がほとんど見えなかったのが残念でなりませんでした。

次はよく晴れた日に再訪したいです。

 

40本目 三陸鉄道北リアス線 111D 宮古⇒久慈
乗車時間:1時間40分
移動距離:71.0km

 

次の記事はこちら。

信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑦ 濃霧の八戸線を行く

 

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