今週末は毎年恒例のJR東日本長野総合車両センター公開イベント「JR長野 鉄道フェスタ」に遠征してきました。
今回はそちらの参加レポートをお届けします。
最初は一番のお目当てである車両部品販売コーナーへ。
まずは即売品からチェックです。
今回出た品は185系とE351系がメインで、そのほか485系「彩」の部品がちらほらといった具合と、大方の予想通りの品揃えでしょうかね。
近年の販売状況から鑑みると、結構頑張っていただけたのではと思います。
そして目下の問題は、購入順番は抽選制であるということ。
いくら品ぞろえが充実してても、良い番号が引けなければ何の意味もありません。
昨年は約200番とお話になりませんでしたが、今年の番号は・・・
一桁キターーーーーー!!!
JR東日本の工場公開の即売会で一桁を引いたのは3年ぶりくらいでしょうか?
わざわざ安くない旅費をかけ、長野くんだりまで来た甲斐があったというもの。
ちなみに今年は約350人いたそうで、単純計算すると一桁を引く確率は約2.9%ですからなかなか狭き門を潜り抜けたようです。
でもって、購入したのがこちら。
185系B3編成の方向幕です。
本当はE351系の方向幕を期待していたのですが、今回即売品で出た方向幕はこの機械付の185系B編成だけでした。
あと185系方向幕は単幕を数本持っていますが、機械は持っていなかったのでちょうど欲しかったということもあります。
↓ 在りし日の185系B3編成。
こちらはの写真は今年8月25日に「はまかいじ」送り込み回送を捉えたもの。
このときは「ATC付きのB3~5編成は当分残るのかな」と思っていましたが、なんとこの3日後に長野へ帰らぬ旅に出ちゃいました・・・。
今回購入した方向幕機械は、東海道線内基準で東京寄り先頭車であるクハ185-305に付いていたものなので、上の写真の一番奥の車両についていたことになります。
正直お値段は「高けえなぁ・・・」と思いましたが、B3含めATC付き編成には「はまかいじ」に幾度も乗車してそれなりに思い入れがあるので、買えてよかったです。
その他の戦利品。
185系の楕円銘鈑と車内外の枠付き乗車札をゲットしました。
まさに「185系づくし」の様相ですが、東海道線沿線民の私にとって一番馴染み深い特急車は185系なので、いくら購入しても困らんのです。
これからしばらくは185系の部品が出そうなので、引き続き買い進めたいところです。
続いて入札品。
こちらも入札でお馴染みの品々が出ておりました。
E351系の方向幕は初物だけあって、今回は入札に回っちゃいました。
方向幕機械を買ったクハ185-305の車番を狙いましたが、思いのほか高額で落とせずこちらは成果なし。
といった感じで部品コーナーは終了。
昨年の懐中時計一個という成果から大幅に躍進を遂げ満足でした。
続いて工場内の展示を見て回ります。
奥の展示スペースでは、八高線から撤退した205系3000番台が最後の雄姿を披露していました。
続いて工場内をプラプラ。
B4編成のクハ185-307が据え置かれていました。
特急シンボルマークが外されていますが、もしかして入札品はここから取ったのか?
隣には武蔵野線用へ生まれ変わった、元三鷹区B28編成のクハE231-28がいました。
長野色の211系が「しなの鉄道線軽井沢」の幕の状態で留置されていました。
115系と同様、一応しなの鉄道線内で運用されることも想定しているようですね。
DD16唯一の現存機の11号機。
その後ろには・・・
先日廃車回送された「ゆうマニ」がいました。
そしてさらに後ろを振り返ると・・・
なんと相方である「ゆう」が展示されていました。
「どうせなら両車を繋げてほしかった」と思ったのは、私だけでは無いはず。
「ゆう」はE353系と並べて展示されていました。
↓ 昨年の同じ場所の様子
昨年は引退直後の「彩」が左に置かれ、右に「ゆう」が引退する同志に花を添えていました。
まさか一年後、立場が逆転するとはなんという運命でしょうか。
そうなると来年はまさかE353系が・・・なんてこたぁ無いですね。
「ゆう」は車内公開も行われていました。
「ゆう」は一回も乗ったことが無かったので、最初で最後の車内探訪をします。
まずはお座敷車から。
客室スペース入り口には靴箱がありました。
お座敷車は乗ったことがありませんでしたが、こんな風になってるんですねぇ。
中はこんな感じ。
畳敷きの室内に座椅子とテーブルがずらっと並んでおり、見た目とは裏腹に中は純和風な感じでした。
宴会には必要不可欠なカラオケも完備。
しかし解体寸前なこともあり、機器はすでに取り外し済みでした。
先頭車の展望スペース。
そして「ゆう」といえばこちらの車両です。
通称「走るディスコ」と呼ばれたイベントカーです。
中はというと・・・
先ほどのお座敷車両とは全く違う趣の内装です。
といってもお座敷車両は1998年に再改造された姿で、登場時は全く違った内装だったようなので、元々はこんな感じだったんでしょうかね。
照明はほとんど付いておらず薄暗かったですが、これが本気を出したらどんな雰囲気になるのか気になります。
車内の半分程度はフリースペースとなっており、折り畳み式シートが10席分設置されています。
それにしてもすごい色彩のモケットですね・・・。
そしてこの車両の特徴は天井がドーム型になっており、そこに展望席の様な区画があるのです。
これまたなんと妖しげな空間でしょうか。
今回のようにちょっとお邪魔するなら楽しいですが、この席で出張帰りに3時間移動とかだと余計に疲れそうですね・・・。
探訪を終えて、お座敷スペースでお昼ごはん。
食べたことが無かった福井駅の「かにめし」があったので購入。
中身はこんな感じ。
味は悪くないですが、この内容で1300円か・・・という印象でした。
といった感じで長野工場公開のレポートは終了です。
昨年はこのあとまっすぐ帰路に着きましたが、今年はまだまだ信州を満喫します。
その模様は次の記事にて。
2017年のレポートはこちら。