今回は発売したての鉄道模型新商品をレビューしたいと思います。
取り上げるのはこちらの製品です。
KATO 品番:23-575 ISOタンクコンテナ(日陸) 2個入
KATOから発売された、日陸所有のISOタンクコンテナです。
実車の写真がこちら。
こちらのコンテナは、化学製品や危険物の輸送事業を手掛ける「日陸」が所有するISOタンクコンテナです。
JOTなど他社所有の化学製品用ISOコンテナとともに、様々な貨物列車に積載され現在も運用されています。
ちなみに、冒頭で「新商品」と書きましたが、実は日陸のISOタンクコンテナ自体はコキ200との抱き合わせながら発売済みです。
http://www.katomodels.com/n/koki200_ut11c/
しかしながら、そのときとはタンクのデザインが異なり、一応別製品という扱いとなっています。
早速パッケージを開封。
コンテナのほか、ハシゴのパーツが同封されています。
また2つのコンテナは、品目やコキ100系限定積載の表記有無など、タンクの文字表示が微妙に異なっています。
続いて細部をアップで見てみます。
正面
側面
天面
KATOらしく、印刷もしっかりできておりいい感じだと思います。
ハシゴパーツを付けてみました。
上の実車の写真と比べると、ハシゴの位置が違います。
ただコンテナはロットによって仕様が変わったりするので、モデルとなった個体が不明な以上は、エラーなのか仕様通りなのかも不明です。
最後はコキへの積載性チェック。
まずはKATOのコキ106に積んでみました。
当たり前ですが、問題なく積めました。
今回のタイプは床面にフレームがあるおかげで、以前購入したTOMIXのISOタンクコンテナの様な補助パーツを使わずにそのまま積めるのはよいですね。
TOMIXのコキ106にも積んでみます。
こちらも全く問題ありませんでした。
ついでに以前購入したTOMIXのJOT緑タンクコンテナを一緒に積んでみました。
「鹿島貨物」あたりで本当にありそうな組み合わせですねぇ。
といった感じで、KATOの日陸ISOタンクコンテナのレビューをお届けしました。
定価は2個で2000円と、他社製タンクコンテナと同様にお高めでございますが、買って損は無い出来だと思います。
さすがに大量増備はちと厳しいですが、編成中に数個でもあれば良いアクセントになることは間違いないので、皆様も購入してみてはいかがでしょうか。