川崎鶴見鉄道録

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初めての秩父鉄道 撮り鉄遠征!!⑤  生まれて初めて西武線に乗ってみた

前の記事はこちら。

此度の秩父鉄道遠征シリーズ、今回が最終回です。
といっても、今回の主役は西武鉄道であります。

 

秩父鉄道沿線から川崎市の自宅へ戻るには、いくつかのルートが考えられますが、手っ取り早いのは熊谷駅から上野東京ラインを使うか、西武秩父駅からみなとみらい線元町・中華街駅行き「S-TRAIN」で横浜駅まで一気に南下するルートでしょう。

しかし上野東京ラインは往路で使ったので面白くないし、この日は平日だったため東急線方面の「S-TRAIN」も設定なし・・・。

というわけで今回は、西武鉄道のもう一つの有料特急である「ニューレッドアロー」で池袋駅へ向かい、そこからJRで川崎へ向かうルートで帰宅することにしました。

 

ちなみに私は上京して10年以上経ちますが、今回生まれて初めて西武線に乗車することになりました。
別に西武鉄道が嫌いとかではなく、基本的に西武線沿線に用事が無いので、乗る機会も全く無いんですよねぇ~。

ついでに言うと、同様の理由で東武鉄道も乗ったことがありません・・・。

 

そんな「初めての西武鉄道乗り鉄旅」をするため、まずは西武秩父駅へ。

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暗くて分かりにくいですが、駅前はものすごい人だかりでした。

 

特急券を購入してホームへ向かうと、西武秩父駅は特急専用のホームがあるようで、特急ホーム手前に中間改札がありました。

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こういった演出(ではないと思うけど)があると、旅情気分が高揚してきますね。

特急専用ホームだけあって、装飾もちょっと気合が入っていました。

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特急ホームは1面しかないので、ホームに上がるとすでに乗車する車両が据え付けられていました。

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今回乗車したのは「特急むさし」の池袋行きです。

西武池袋線の特急は池袋~西武秩父間の「ちちぶ」と、池袋~飯能間の「むさし」の2種類があり、基本的に西武秩父駅発の「むさし」は設定されていません。
しかし、この日のように秩父地方でお祭りがあると「むさし」が西武秩父駅まで延長運転を行うようで、今回は延長された「むさし」をあえて狙い乗車しました。

まあ、普通に乗る分には全く変わりはありません(笑)。

 

車両は「ニューレッドアロー」こと10000系です。

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西武鉄道用の特急車両では、つい先日新型の「Laview」こと001系が落成したことが話題になりました。
001系はまず池袋線特急に投入される予定とのことなので、こちらの10000系にも大きな動きがありそうですね。

 

もしかしたら10000系に乗ることは2度と無いかもしれないので、車内の様子も記録しておきます。

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座席は普通のリクライニングシートです。

 

枕カバーは「NRA」のロゴ入り。

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デッキ部分。

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ホームライナーのような「普段使い」の用途も想定してか、全体的にあっさり目のデザインに仕上がっています。
またドア上には「編成中の開閉するドアの案内表示盤」という、ちょっと珍しい装備が付いています。

 

運転席後ろの部分。

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なんとなく前面展望できそうな顔をしていますが、残念ながら運転席後ろのデッキは完全に壁となっています。

 

また10000系には自動販売機が付いています。

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こういった車内販売設備は縮小傾向ですが、西武鉄道では維持されているようです。

 

一通り車内を見終わったころ、列車は西武秩父駅を発車。

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ちなみに写真ではわからないですが、西武秩父線直通の特急は飯能駅スイッチバックを行う関係で、西武秩父駅出発時点では座席が逆向きでセットされていました。

 

西武秩父線は全線単線ですが、この日は秩父夜祭に合わせ臨時列車が多数設定されていたため、ものすごい頻度で行き違いを行っていました。

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写真は撮れませんでしたが、トンネル内の信号場でも行き違いがありました。
おそらく交換設備をフル動員し、増発対応をしていたのではないでしょうか。

 

山を下って飯能駅に到着。

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ここでスイッチバックして、池袋線に入ります。

 

池袋線内に入ると、見慣れた通勤用車両たちが目に入ってきました。

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真っ暗だったため景色もほとんど見えず、うたた寝をしながら過ごしていると、あっというまに終点の池袋駅に到着です。

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降り立ったホームは、折り返しの列車を待つ通勤客でごった返していました。

 

ふと車内に目をやると、座席がクルクル回転していました。

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座席には自動回転機構が付いていたんですね。
知っていれば動画で撮ったのですが、気付いたときには時すでに遅し・・・。

 

最後は先頭に回ってお顔をパチリ。

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このあとはまっすぐ川崎駅へ戻り、今回の旅を終えました。

 

これてに、初めての秩父鉄道遠征シリーズの連載は終了です。

今回は日帰り遠征でしたが、EL3重連を3発撮影し、ついでに初めての西武線乗り鉄もできたので、なかなか充実した内容であったかなと。

まあ貨物列車は要リベンジとなってしまったので、今度は貨物列車が動いている日に再訪したいと思います。

 

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