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石勝線夕張支線 最後の夏~沼ノ沢駅~ 北海道放浪の旅 14日目③
前回から始まった石勝線夕張支線の廃止駅巡り、続いては南清水沢駅です。
平屋建てですが、しっかりとした駅舎です。
駅舎の中の様子。
それなりに広めの待合室に、ベンチと机が置かれています。
そしてこの南清水沢駅には、簡易委託ながら夕張支線内で唯一の発券窓口を備えられていました。
夕張駅も簡易委託駅でしたが、そちらは隣接する「マウントレースイ」というホテルのフロントで発売しており、純粋な意味で駅で切符を売っていたのは南清水沢駅だけ。
しかもご覧の通り発売口座を全部公開していたり、郵送発売も受け付けるなど趣味発券に力を入れており、道内の切符マニアには割と有名な駅でした。
約12年ぶりに来訪したので記念に切符を購入・・・と思ったら、なんと窓口の方が夏風邪を引いて体調不良のためお休みでした (^_^;)
そんなわけで今回は買えなかったので、代わりに以前訪問した時に購入した切符をご紹介しておきます。
南清水沢駅の常備券は、新夕張駅のマルス端末で発券した「総販」の切符を売る形だったので、趣味性としてはイマイチな感じですね。
上の切符は約12年前に買ったもので、熱転写式なので旧式のMR12端末で発行した物と思われますが、末期は感熱式タイプに更新されたようです。
壁には、なぜかチャボの写真がいっぱい貼ってありました。
どうやら事務所でチャボを飼育していたようで、なんとも自由な駅ですな。
続いてホームの様子。
南清水沢駅は、1面1線のホーム構成です。
駅名標を記録。
上の駅名標は、右隣りの駅名の文字が剥げてしまい、「しみずさわ」ではなく「みずさわ」になっちゃってますね (^_^;)
夕張支線が廃線になった理由として「各種設備の老朽化」が挙げられていましたが、この満身創痍な駅名標を見ると、嘘じゃないんだないうことが分かりました。
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