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石勝線夕張支線 最後の夏~鹿ノ谷駅~ 北海道放浪の旅 14日目⑥
14日間という長きに渡った旅も、いよいよ最終章へ突入です。
夕張市から山を越えて、最後の舞台となる室蘭本線の岩見沢口へやってきました。
まず最初の目的地は、由仁町の由仁駅です。
由仁駅舎はちょっとお洒落な外観をしておりますが、JR駅としての機能のほか観光案内所やバス待合室も兼ねた、複合施設となっています。
駅舎の前には、ちょっと可愛らしいSLが。
「Yu2」という形式名も洒落ておりますな。
駅舎の中の様子。
交流スペースも兼ねているので、じっくりおしゃべり出来そうなベンチと机が設けられています。
続いてホームの様子。
由仁駅は2面2線のホーム構成ですが、向かい側の島式ホームの外側に待避線があったようですね。
前回まで取り上げた石勝線夕張支線と同じく、室蘭本線も石炭輸送全盛期は広大な設備がフル稼働していたと思われますが、今となっては遺構に成り果てています。
2つのホームは、跨線橋で結ばれています。
この跨線橋は自由通路も兼ねており、駅裏の施設と直接つながっている、少し珍しい形をしています。
駅舎の横には、貨物ホームの跡がくっきりと残っていました。
今回の旅で訪れた駅でも、貨物ホームが残っているところはいくつもありましたが、ここまでくっきり残っているのは珍しいのでは。
駅名標を記録。
駅の観察を終えて「わがまちご当地入場券」の収集へ。
由仁駅は無人駅ですが、駅舎内にある観光案内所で委託発売されていました。
表の柄は「三川駅に到着するキハ40日高色」でした。
さて今回の旅のメインである「わがまちご当地入場券」収集ですが、由仁駅分にて100駅目に到達しました。
そしてこの「わがまちご当地入場券」は全101駅で発売していたので、あと1駅で完全制覇達成というところまで漕ぎ着けたことになります。
というわけで、次回は感動のゴール・・・と言いたいところなのですが、この期に及んで鉄道とは全く無関係なところへ、最後の寄り道をします (^_^;)