まさに台風一過という、雲一つない晴天に恵まれた本日の川崎界隈。
といっても今回の台風は、関東接近前に温帯低気圧に変わり台風らしい荒天には至らず、特に目立った被害は無かったようでなによりでした。
そんな陽気となったので、どっか撮り鉄にでも行こうかなぁ~なんて考えていたのですが、ふとフライトレーダーを見ると前々から撮りたかった機体がちょうどいい時間帯に羽田空港に飛んでくることが分かりました。
お目当ての機体がこちら。
JALが東京オリンピック・パラリンピックに合わせて就航させた特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」の3号機でございます。
この特別塗装機は東京オリンピック開幕直前の7月20日から就航しており、私もその直後から撮影機会を伺ってはいたものの、近頃は遠征を立て続けに行っていたり、都合がついでも天気が悪かったりと撮れず仕舞いでありました。
ですが本日は雲一つない快晴とまさに飛行機撮影日和だったので、撮影に繰り出すことにいたしました。
本日は北風運用だったので、定番撮影地である浮島町公園へ。
浮島町公園に来たのは、2019年にトランプ前米国大統領の来日時にエアフォースワンを撮影しに来て以来、実に2年4か月ぶりのことでした。
というのも実はこの浮島町公園、2019年秋の台風15号により防波堤が損傷する被害を受けて1年ほど閉鎖された時期があり、来ようと思っても来れず足が遠のいていたのですが、復旧後ようやく来る機会に恵まれました。
しかしながら完全復旧には至っておらず、公園内に設けられた海釣り施設は現在も閉鎖されたとなっていました。
特に復旧工事が行われているようにも見えませんでしたが、復活する日は来るのでしょうか・・・。
海釣り施設は閉鎖されたままですが、飛行機撮影のためのお立ち台は問題なく使えたので、さっそく撮影開始。
まずは練習機をこなします。
JA22MC 7G24便 関空発
まずはここ最近、なにかとお世話になる機会が多かったスターフライヤー。
といっても相変わらずの遅筆癖が響き、ブログの記事的にはまだお世話になっておりませんがね・・・。
JA623J JL316便 福岡発
JA737J JL73便 ホノルル発
国内線機材がすべて退役し、現在は国際線機材しか運用されていないJALのトリプルセブン。
この300ERはまだ活躍しそうですが、コロナショックの先が見通せないことから退役時期が早まることは十分予想されるので、バリ順で撮影できたのはラッキーだったかもしれませんな。
そして今回の本命が登場。
遠くから見ても一目で特別塗装機というのが判ります。
じわっと引き付けてシャッターを連射。
JA06XJ「みんなのJAL2020ジェット」(3号機) JL908 那覇発
機体には左右それぞれにJALと所縁のあるアスリートがペイントされています。
そしてこの特別塗装機で注目すべきなのが、垂直尾翼の鶴丸ロゴです。
この塗装機では鶴丸ロゴが金色になっており、マニアの中では「金鶴」などと呼ばれているようですが、このJAL伝統の鶴丸ロゴが金色になったのは今回が初めてだそうで、そういった意味でも歴史に残るペイントなんじゃないでしょうか。
そんな金の鶴丸をケツ打ちでお見送り。
無事羽田空港に着陸していきました。
といった感じで、本日の飛行機撮影はこれにて終了。
この金の鶴丸は11月末まで運行される予定なので、今度は2ビルの展望デッキから東京湾バックで離陸姿が記録できればなと思います。