川崎鶴見鉄道録

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ドシャ降りの鶴舞駅でロクヨン貨物を撮る その1 晩夏の名古屋18きっぷ遠征②

前の記事はこちら。

川崎駅から普通電車を乗り継ぐこと6時間、本遠征の目的地である名古屋駅へと到着しました。

本来の予定では、何か所か沿線に繰り出して撮影しようと思っていたのですが、かなりの土砂降りだったため、まずは駅撮りで天候の様子見をすることにします。

 

最初は中央西線を撮影すべく、名古屋駅から下り列車に乗車。

当たったのは211系充当の快速列車でした。

 

今回の撮影地は、名古屋駅から2駅目の鶴舞駅です。

 

実は鶴舞駅には、本遠征の約1年前に敢行した遠征時も訪れておりました。

ここは上下列車をお手軽に撮影できるので、駅撮りには重宝する場所なのです。

 

さっそく撮影・・・の前に、ちょうどお昼時だったので腹ごしらえから。

こちらも前回の遠征時に訪れた、駅のすぐ隣にあるラーメン屋でございます。

 

いただくのは「名古屋メシ」の一つである台湾まぜそばです。

私好みの味付けで、なかなか美味しでございました。

 

腹を満たした後は、いよいよ本番へ。

まずは名古屋方面の上り列車から撮影します。

最初にやってきたのは、313系と211系の6両編成の普通列車

このときは露出合わせの単なる練習電扱いでしたが、これも現在は見られなくなってしまった列車であります。

 

というのも、今年3月のダイヤ改正中央西線名古屋~中津川の普通列車は8両編成に統一されたのです。

これはダイヤ改正と同時にデビューした新型車両315系が8両固定編成なことから、315系がどの運用に入っても対応可能にするため、既存の211系・313系を含め全列車を8両編成に統一する運用変更がなされました。

改正前は4・6・8・10両編成とバラバラでしたが、改正後は原則全てが8両となったので、上記の6両編成の普通列車過去帳入りしたというわけです。

 

オール211系の10両編成は前回の遠征でも意識的に狙いましたが、それどころか車両形式関係なく8両編成以外が見納めとなるとは予想外。

なんの変哲もない練習電がいい記録になるとは、ホント今の時代はなにが貴重になるか全く読ませんねぇ・・・。

 

そんなことになるとはつゆ知らず、メインまで練習電を続けます。

お次は313系と211系からなる6両編成の快速列車。

 

その次は211系単独4両編成の普通列車

このときは「もうすぐ211系も見られなくなるし撮っとくか」くらいの気持ちでしたが、思わぬ形で貴重な記録となりました。

 

そんな練習電の後にやってきたのが、今回のメインでございます。


2074レ EF64 1033

今回のお目当ては、通称「春日井貨物」とも呼ばれる春日井駅発着のロクヨンセン牽引の貨物列車で、春日井駅に隣接する「王子製紙春日井工場」から出荷される紙製品を輸送しています。

本来の計画では、この列車を大曽根駅新守山駅矢田川橋梁で撮影しようと思ってたのですが、とりあえず被り回避で撮影できたので良しといたしましょうか。

 

ちなみにこの列車も、今年3月改正で中央西線に進出したEH200に置き換えられており、ロクヨンセン牽引の姿は過去帳入りしております・・・。

春日井貨物のような小運用は地元ガマのEF64で残るかと思っていたので、置き換えは残念でありましたが、駅撮りとはいえ原色ガマで記録できただけ幸運でしょうかね。

 

といった感じで上り列車の撮影はこれにて終了。

続いては下り列車の撮影へと移りますが、長くなったので次回に続きます。