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川崎駅から普通電車を乗り継ぐこと6時間、本遠征の目的地である名古屋駅へと到着しました。
本来の予定では、何か所か沿線に繰り出して撮影しようと思っていたのですが、かなりの土砂降りだったため、まずは駅撮りで天候の様子見をすることにします。
当たったのは211系充当の快速列車でした。
実は鶴舞駅には、本遠征の約1年前に敢行した遠征時も訪れておりました。
ここは上下列車をお手軽に撮影できるので、駅撮りには重宝する場所なのです。
さっそく撮影・・・の前に、ちょうどお昼時だったので腹ごしらえから。
こちらも前回の遠征時に訪れた、駅のすぐ隣にあるラーメン屋でございます。
いただくのは「名古屋メシ」の一つである台湾まぜそばです。
私好みの味付けで、なかなか美味しでございました。
腹を満たした後は、いよいよ本番へ。
まずは名古屋方面の上り列車から撮影します。
最初にやってきたのは、313系と211系の6両編成の普通列車。
このときは露出合わせの単なる練習電扱いでしたが、これも現在は見られなくなってしまった列車であります。
というのも、今年3月のダイヤ改正で中央西線名古屋~中津川の普通列車は8両編成に統一されたのです。
これはダイヤ改正と同時にデビューした新型車両315系が8両固定編成なことから、315系がどの運用に入っても対応可能にするため、既存の211系・313系を含め全列車を8両編成に統一する運用変更がなされました。
改正前は4・6・8・10両編成とバラバラでしたが、改正後は原則全てが8両となったので、上記の6両編成の普通列車も過去帳入りしたというわけです。
オール211系の10両編成は前回の遠征でも意識的に狙いましたが、それどころか車両形式関係なく8両編成以外が見納めとなるとは予想外。
なんの変哲もない練習電がいい記録になるとは、ホント今の時代はなにが貴重になるか全く読ませんねぇ・・・。
そんなことになるとはつゆ知らず、メインまで練習電を続けます。
お次は313系と211系からなる6両編成の快速列車。
その次は211系単独4両編成の普通列車。
このときは「もうすぐ211系も見られなくなるし撮っとくか」くらいの気持ちでしたが、思わぬ形で貴重な記録となりました。
そんな練習電の後にやってきたのが、今回のメインでございます。
2074レ EF64 1033
今回のお目当ては、通称「春日井貨物」とも呼ばれる春日井駅発着のロクヨンセン牽引の貨物列車で、春日井駅に隣接する「王子製紙春日井工場」から出荷される紙製品を輸送しています。
本来の計画では、この列車を大曽根駅~新守山駅の矢田川橋梁で撮影しようと思ってたのですが、とりあえず被り回避で撮影できたので良しといたしましょうか。
ちなみにこの列車も、今年3月改正で中央西線に進出したEH200に置き換えられており、ロクヨンセン牽引の姿は過去帳入りしております・・・。
春日井貨物のような小運用は地元ガマのEF64で残るかと思っていたので、置き換えは残念でありましたが、駅撮りとはいえ原色ガマで記録できただけ幸運でしょうかね。
といった感じで上り列車の撮影はこれにて終了。
続いては下り列車の撮影へと移りますが、長くなったので次回に続きます。