川崎鶴見鉄道録

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ドシャ降りの鶴舞駅でロクヨン貨物を撮る その2 晩夏の名古屋18きっぷ遠征③

前の記事はこちら。

鶴舞駅での中央西線撮影、続いては下り列車へと参ります。

まずは練習として普電を撮影。

こちらのK116編成は、神領車両区への315系投入と引き換えに、今年3月14日に廃車回送されてすでに運用を離脱しています。

前回記事でも触れたように、中央西線普通列車を8両編成に統一するため、組成しにくい3両編成を優先的に神領区から追い出しているようで、後ろに見える313系3両編成も大垣車両区へ続々と転属しています。

 

一方の4両編成は、0番台を除き211系も今のところ大きな動きはないようですが、3両編成があらかた淘汰されたら廃車が始まりそうですね。

 

そしてその次が今回のメイン1本目。


81レ EF64 1024

こちらは現在の中央西線貨物において、唯一全線通しで運転されるコンテナ列車である81レ。

割と長編成な列車のはずなんですが、この日はちと編成が寂しかったです。

 

そしてその20分後、メイン2本目が登場。


5875レ EF64 1015+EF64

続いては中央西線貨物の花形である、ロクヨンセン重連の石油タンカー列車・・・なのですが、この5875レもまた今年3月改正でEH200化されてしまい、EF64重連の姿は過去帳入りしてしまったのです。

お昼過ぎに稲沢を出発する列車で、前シーズン通して撮影可能だった列車なだけに、置き換えられてしまったのは残念でなりませんね。

生憎の雨模様でしたが、過渡期らしい更新色+原色の組み合わせをエンド揃いで仕留められたのはラッキーでした。

 

これで目的は果たしましたが、次の下り列車が10連だったのでついでに撮影。

なんと先頭は211系5000番台トップのK115編成、しかも快速運用。

ちなみにこのK115編成もすでに廃車回送済みとなっているので、ついでに撮れたのはラッキーでしたな。

 

これにて鶴舞駅での撮影を切り上げ、上り列車に乗って名古屋駅へと戻ります。

名古屋駅到着後の写真ですが、乗車電は元セントラルライナー用の313系8000番台でした。

この8000番台も315系投入および8両編成統一化の波を受けて、今年3月に全車が神領から静岡車両区に転属しており、すでに中央西線および名古屋駅乗り入れは過去帳入りしています。

315系投入がもたらす変革の波は、置き換え対象である211系や311系のみならず313系まで容赦なく波及しており、ここ数年で在来線電車運用は大きく変わりそうですね。

 

といった感じで、本遠征の中央西線の部は終了。

このあとは舞台を東海道本線に移して、引き続き貨物列車撮影に勤しみます。