川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

東海道線をひたすら西へ 山陰本線 全線踏破の旅 1日目①

前の記事はこちら。

前回よりスタートした新連載「 山陰本線 完全踏破の旅」、今回より本編を始めます。

6日間に渡る遠征ゆえ連載もかなりかかりそうですが・・・、テキトーにお付き合いくださいませ(笑)

 

2022年8月14日 1日目

今回は早朝の川崎駅からスタートです。

時刻は5時30分、お盆休み期間中ということもあり川崎駅といえど人はまばらです。

 

改札口で今回のパートナーとなる「青春18きっぷ」に入鋏してもらい、ホームへと向かいます。

いよいよ3年ぶりの乗り鉄旅がスタートです!

 

1本目 東海道本線 321M 沼津行き 川崎(5:39)⇒三島(7:21

今回の遠征の舞台は、基本的にJR西日本管内が中心となるため、初日は東海道本線をひたすら西へと移動します。

車両はE231系10両編成です。

今回はグリーン車課金しての移動となります。

 

列車は定刻に川崎駅を発車。

普段の週末だと、早朝の下りグリーン車は伊豆方面へ向かう観光客やゴルフ客が結構乗っていたりするのですが、この日はあまり混んでおらず2階席を無事に確保。

車内で朝食タイムと行きます。

基本的にはのんびりムードでしたが、朝6時前だというのに酒盛りするオッサン客や、向かい合わせ禁止なのに座席を回転させてアテンダントに注意されるおば様グループがいたりと、大型連休らしい客層でした (^_^;)

 

ともあれ列車は順調に西へと進み、神奈川県の真ん中である相模川へ。

ちょうど遠征前日に台風が通過したのですが、台風一過とはならず小雨がぱらつく微妙な天気・・・。

今回は西へ移動するので、このさき天候が回復してくれると良いのですが。

 

このあとは早朝ということで、リクライニングシートに身をゆだねてうたた寝

気が付けば熱海駅を出発してJR東海管内へと入り、終点ひとつ前である三島駅で下車します。

1本目 東海道本線 321M 川崎⇒三島
乗車時間:1時間42分
移動距離:102.5km

 

ここまでは快適なリクライニングシートを堪能しましたが、ここから18キッパーにはお馴染みの鬼門「静岡ロングシート地獄」の始まりでございます・・・。

2本目 東海道本線 741M 静岡行き 三島(7:29)⇒静岡(8:29

充当車両はお馴染みの211系のほか、なんと固定クロスシートを装備する313系3000番台が連結されていました。

ただ皆さん固定クロスシート目当てで313系に殺到したため、逆に211系のほうはガラガラでこちらのほうが快適そうだったので、今回は211系に乗ることにします。

 

列車は定刻に三島駅を発車。

ですがこの付近は何度も乗っている路線だけあり、車窓も特に目新しいものもなく、車内はまったりムードに・・・。

ようやく終点の静岡かぁ~と思った東静岡駅で対向列車を見ると、静岡地区のニューフェイスが。

中央西線の有料列車「セントラルライナー」用だった313系8000番台が!!

ロングシートが幅を利かせる静岡地区でのオアシス的な存在になりましたが、運用は従来車と共通化されているらしく、当たるかどうかは運しだいのようです。

8000番台に当たれば静岡地区も快適に乗り通せることもあり、なんだか名古屋駅で見るよりも神々しく見えました・・・。

2本目 東海道本線 741M 三島⇒静岡
乗車時間:1時間
移動距離:59.5km

 

今回の旅では、静岡県は完全に通過点に過ぎないため、間髪入れず次の列車に乗り継ぎます。

3本目 東海道本線 5739M 浜松行き 静岡(8:31)⇒浜松(9:41

対面ホームでの乗換とはいえ僅か2分での接続なので、先頭車両を撮影する暇も無いほど慌ただしく乗り継いでひたすら西を目指します。

心のどこかで313系8000番台を期待していましたが、願い通じずまたしても211系でございました・・・。

 

列車は定刻に静岡駅を発車。

藤枝付近で天候が回復し、時折青空も見え始めました。

思ったよりも早めに青空が拝めて良かったですね。

3本目 東海道本線 5739M 静岡⇒浜松
乗車時間:1時間10分
移動距離:76.9km

 

浜松まで来るとようやくロングシート修行も終わり、豊橋跨ぎの特別快速で一気に西へ向かいます。

4本目 東海道本線 5117F 特別快速 大垣行き 浜松(9:43)⇒名古屋(11:12

ところが車内は満席でして、転換クロスシートになった恩恵は無し・・・。

お昼に向けてのお出かけ需要に加え、東京方面から乗り継いできた18キッパーが重なりかなりの混雑でございました。

 

それでも豊橋駅での入れ替わりに乗じて、通路側ながらなんとか座席を確保できてようやく座れました。

これで一安心といったところです。

 

それでも車窓を楽しむことも出来ないので、スマホを弄って時間を潰し名古屋駅に到着です。

4本目 東海道本線 5117F 浜松⇒名古屋
乗車時間:1時間29分
移動距離:108.9km

 

なんだかんだで時間は11時を回ったところ。

ちょいと早めにランチタイムと行きます。

名古屋に来たら「ワンコインきしめん」を食わずにはいられませんねぇ~。

今回はおいなりさんもカスタムしておきました。

 

私は中央本線ホームのきしめん屋が好きでよく利用しているのですが、そのおかげで?思わぬ対面を果たすことに。

3月にデビューしたJR東海の新型車両315系と初対面することが出来ました。

遠征当時は8両固定編成のみが中央西線で運用されていましたが、ここ最近は4両編成も登場し静岡地区などで試運転をしているとか。

315系の動向次第で、普通列車メインとなる18きっぷ旅も様変わりしてきそうなので、しばらく目が離せなさそうですね。

 

 

ここまでは東海道本線をひたすら西へ移動してきましたが、1日目の乗り鉄旅は午前中で一旦区切りをつけて、午後からは名古屋近郊での撮り鉄へシフト。

引退迫るあの車両を狙うべく、ゲストを迎えての撮り鉄記録をお届けいたします。