川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

川崎鶴見臨港バス「りんたん号4台並び撮影会」に参加してみた

ちょっと古い話題となりますが、10月29日に我が地元たる川崎市および横浜市鶴見区界隈を走る川崎鶴見臨港バス」でとあるイベントが開催されました。

そのイベントがこちら。


川崎鶴見臨港バスHPより

川崎鶴見臨港バスには「りんたん」というマスコットキャラクターがおり、同社の4営業車に1台ずつ「りんたん号」というラッピング車両が在籍しているのですが、塩浜営業所に全4台が一堂に会すという撮影会が開催されました。

 

当ブログでバスの話題を取り上げることは皆無ですが、個人的には地元を走る臨港バス横浜市営バスだけはある程度の関心を持っており、鉄道趣味における柱である鉄道部品収集の延長で、方向幕やバス停看板程度の部品収集も行ったりしています。

たまたまこの日は予定が空いており、偶にはバス撮影もいいかなと思いふらっと参加してみたので、その記録を綴ってみようかと思います。

 

てなわけで、会場である川崎鶴見臨港バスの塩浜営業所にやってきました。

バスの営業所に来るなんていつぶりでしょうかねぇ~。

その昔、横浜市営バスで何度か行われていた「廃車バスツアー」で、港北営業所を訪れて以来かな?

 

会場に入ると、いきなり「シークレットゲスト」がお出迎え。

なんと鶴見営業所で運行されている「すみっコぐらし」とのコラボ車両がゲスト展示されていました。

この車両がやってくるのは事前告知されておらず、いきなりのサプライズ演出にテンション爆上がりです!!

 

鶴見駅西口のロータリーで何度か見かけたことがありましたが、乗ったことは無かったため、せっかくなので本命の前に記録させていただきます。

まずは外観をパチリ。

営業中だと乗降扉付近をじっくり撮ることは難しいので、これも公開イベントならではですね。

 

ようこそと歓迎されつつ、まだ見ぬ内部へとお邪魔いたします。

 

まずは料金箱にすみっコぐらし。

 

運転席後ろの広告スペースにすみっコぐらし。

 

座席上のポールや広告スペースにもすみっコぐらし。

 

最後部の座席モケットにもすみっコぐらし。

とまあ、隅っこに留まらず車内の至る所にすみっコぐらしが溢れていました(笑)。

ラッピング解除が近かったので、記録できて良かったです。

 

すみっコぐらしを堪能した後は、本命の「りんたんバス」へ。

今回の撮影会は、前半は車両に接近可能・車内にも入れるふれあい撮影会、後半はオタク向け遠距離からのガチ撮影会の2部構成になっていました。

本命は後半の部ですが、まずは前半の部で各車両のアップ画像を撮影します。

こちらは浜川崎営業所の3H324号車で、水色基調のラッピングとなっています。

 

こちらは塩浜営業所の2A555号車で、ピンク基調のラッピングとなっています。

 

この車両は方向幕が稼働しており、りんたん入りの臨港バス幕を表示していました。

方向幕ユニットと車体ガラスの間にりんたんぬいぐるみが挟み込まれていますが、これはイベント用に入れたのではなく、この状態で運用に就いているそうです(笑)

ただLED素子が経年劣化しているのか輝度が弱く、太陽光に負け気味で表示が見づらかったのが残念でした・・・。

 

こちらは鶴見営業所所属の1T334号車で、黄色基調のラッピングになっています。

 

最後は神明町営業所所属の1S286号車で、緑色基調のラッピングになっています。

さらにこの車両は、川崎市立夢見ケ崎動物公園とのタイアップ車両でもあり、同公園で飼育されている動物たちが描かれているのも大きな特徴です。

 

とまあ4台展示されていたのですが、惜しかったのは4台並びの構図がメインゆえに、一番端に置かれていた1S286号車を除き、各々の側面ラッピングがほとんど見えなかったということでしょうか。

まあ川崎駅なり鶴見駅なりに張り込んでいれば、走行シーンを撮影することも可能だとは思いますが、細かな違いもじっくり見てみたかったですね。

 

といった感じで前半の部が終了し、いよいよメインである後半の部の4台並び撮影会へと突入。

私も色々な角度から撮影させていただきます。

会場には思いのほか人が集まりましたが、ほぼ場慣れしたオタクが占めていたということもあり、阿吽の呼吸でポジションを譲り合い平和に気持ちよく撮影出来ました。

さらに臨港バスさん側もオタク慣れしてることもあり、仕切りが抜群に上手かったのも良かったですね(笑)。

 

てなかんじで30分ほど経った頃、こちらの車両に動きが。

シークレットゲストのすみっコぐらし号にエンジンがかかりました!!

これはもしや・・・と、場内一同の期待が高まります。

 

そのまま発進し、営業所の裏手へと移動してきます。

 

まさか本当に・・・と思ったら、まあまあそう焦りなさんなと言わんばかりに、場内もう一周というサービス(笑)。

そのサービスにたっぷり甘えて、夕陽に照らされるすみっコぐらし号をビシッと撮影させていただきました。

 

そしてそして待ちに待った瞬間が・・・と思ったら、ここでもダメ押しの大サービスが!!

裏手に回ったのと同時に、なんと方向幕をお正月限定の川崎駅前~川崎大師直行便のものへ変更してくれたのです!!

いやはや、無料イベントだというのにこのサービス精神には脱帽でございます。

 

てなわけで、まさかの「5台並び」になって撮影会が再開。

そして素晴らしかったのが車両の配置場所でして、撮影会時刻にちょうど正面と側面に陽が当たって順光で撮影できるような角度に並べられていたのです。

偶然だった可能性もあるものの、ある程度は太陽の向きを考慮されたうえでの配置だったんじゃないかなと思いました。

 

これにて撮影会は終了したのですが、さらにさらにさらに大サービスとして塩浜営業所所長のご厚意?で、これも事前告知が無かった塩浜営業所から川崎駅前まで帰宅専用直行バスが臨時運行という、まさに至れり尽くせりの待遇。

ホントに無料イベントでここまでやる?という、お腹いっぱいの内容でありました。

 

 

てな感じで「りんたん号4台並び撮影会」の模様をお届けいたしました。

塩浜営業所での撮影会は、2017年の創立80周年記念イベント以来5年ぶりの開催だったそうですが、次回は2027年の90周年記念?かどうかはともかく、こういったイベントをまた開催していただければファンとしては嬉しいですね。

そして臨港バスさん、素敵なイベントありがとうございました!!