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三角線での一発目の撮影を終えて、次なる撮影地へ向けて宇土半島の奥へと進みます。
前回の記事で上げた写真をご覧いただけるとお分かりになりますが、この日も晴天に恵まれまして、有明海を横に見ながらちょっとしたドライブを満喫。
そうして宇土半島の先端まで行き、やってきたのはこちら。
この三角駅舎は、1903(明治36)年に現在地へ移転したときに建てられたものがそのまま使われている歴史ある建物。
そんな駅舎は、2011年の観光特急「A列車で行こう」運行開始に合わせて、JR九州ではお馴染みの水戸岡鋭治氏の手によって模様替えをしたのですが、これがなかなか凝っているとのことで気になっていた場所でした。
本当は乗り鉄で来たかったところですが、JR九州の乗り潰しに着手などあと何年かかるか分からんので、三角線へ来たついでに立ち寄ることにしたのです。
教会風の外観を撮影したあとは駅舎の中へ。
もともと木造駅舎ではありますが、水戸岡デザインらしく木を生かした内装になっています。
どことなく大正期の姿に復元されたあとの門司港駅にも通ずるものを感じました。
天井や壁にも装飾が色々と施されています。
この抜け目のなさも水戸岡デザインって感じですね。
駅舎を通り抜けてホームへ。
三角駅は1面1線のホームのほか、留置線も備えています。
最後に駅名標をパチリ。
もともと「みかど」と呼ばれていたのが「みすみ」へ変化したのですね。
といった感じで三角駅舎の見物は終了。
思ったよりもいい雰囲気の駅で、来て良かったです。