川崎鶴見鉄道録

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三角線でヨンマルを撮る その3 2022九州撮り鉄遠征⑮

前の記事はこちら。

三角線のヨンマル撮影もいよいよ佳境を迎えます。

 

今まではヨンマルと言いつつキハ47形を撮影していましたが、次の1往復は当時1運用しかなかったキハ40形が充当される列車。

47形よりも40形のほうが断然好みなワタクシとしては、それを三角線のヨンマル撮影のド本命として据えておりましたので、ここからが本番となります。

 

そんな列車を撮影するため、最初は事前に目を付けていた石打ダム駅付近の撮影地に向かったのですが、ちょっと想像と違ったので付近をロケハン。

石打ダム~波多浦のちょうど中間点付近に、橋脚がレンガ造りの年季が入ったいい雰囲気のガーター橋を見つけたので、そちらでパチリと行くことに。


527D

おそらく橋脚部分は、三角線開業当時から使われているんじゃないでしょうか。

個人的にはまずまずお気に入りの1枚となりました。

 

続いて三角駅からの折り返し列車は、三角線随一の撮影地である網田~赤瀬の有明海雲仙普賢岳が見渡せる高台ポイントへ。


530D

おぼろげなものの対岸の雲仙普賢岳の輪郭はハッキリ見える好条件で、この1枚のために三角線へ足を延ばしたようなものだったこともあり、納得の仕上がりになってくれて良かったです (^o^)

実は熊本所属のキハ40形は2022年9月23日のダイヤ改正で定期運用が消滅してしまったので、そういった意味でも最初で最後のチャンスに1発で決められたのは、今思うと幸運でございました。

 

ド本命は無事に撮影出来ましたが、後続列車も撮影すべく居残ります。


529D

こちらはハウステンボス塗装では無く、キハ200系の標準色?を纏った車両でした。

単体で見るとかなりド派手な車両ですが、今回のように新緑の中を走る構図だと車両が引き立って、これはこれでいい画だと思います。

 

そして居残りの部の本命。


8031D「A列車で行こう1号」

こちらは三角線の観光特急であるキハ185系改造車「A列車で行こう」です。

鉄道オタクには同名のシミュレーションゲームが知られていますが、列車のコンセプトである「大人 (Adult) の旅」や、走行線区の「天草 (Amakusa)」 の頭文字から取ったそうで、直接の関係はないそうな。

ちょっと薄曇りになりましたが、走行線区的にそうそうお目にかかれる車両じゃないので、撮れて良かったですね。

 

といった感じで三角線での撮影は終了し、熊本市内方面へと車を走らせたのですが、その1で訪れた住吉海岸公園の横を通るとたくさんの人が。

よくよく海を見てみると・・・

ちょうど干潮の時間を迎え、朝には見えなかった海床路が見えていました!!

 

というわけで車を降りてちょっと観光することに。

海が満ちていると海中に電柱だけ浮かぶ不思議な光景となりますが、干潮時に水が引くとこのように道路が出現します。

この道路は漁業関係者のためのもので、有明海の特産である海苔養殖のために利用されるそうですが、徒歩利用であれば一般観光客にも開放されており、特に夕陽の時間帯は多くの人が訪れるそうです。

 

 

これにて三角線沿線の旅は終了。

お目当てのヨンマルを始め、三角駅舎や長部田海床路なども満喫できて、なかなか良き度になったと思います。

 

このあとは鹿児島本線沿線へ移動し、当ブログらしく貨物列車を撮影します。