川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

再び西へ・・・ リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅 1日目①

今回より新たな連載を開始いたします。

タイトルは「リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅」でございます。

 

日頃より当ブログに出入りいただいている方々には、タイトルの時点ですでにネタバレしておりますが(笑)、今回の連載は先日まで連載していた山陰本線 全線踏破の旅」の続編となっております。

この旅では、現在国内の在来線で最長距離を誇る山陰本線を一気に全線完乗するという目標を立てましたが、大雨により達成することが出来ませんでした・・・。

ですが旅を終えたあとも、どうしても2022年中に全線完乗をしたい!という思いが募っていたのと、旅の最中に計画変更を余儀なくされたの影響で、青春18きっぷを2日分余らせておりました。

 

そんな消化不良のまま、夏を終えることは出来ん!ということで因縁の決着をつけるべく、前回の旅からまさかの1週間後にリベンジを決行することに!

そんな旅の記録を引き続き綴っていこかと思います。

 

2022年8月27日 1日目

今回も旅のスタートは川崎駅からです。

時間も前回とほぼ同時刻でございます。

 

こちらも前回使用していた青春18きっぷに入鋏してもらいます。

今回は果たしてゴールすることが出来るのでしょうか・・・。

 

今回の旅は「前回の旅の続きという位置付け」ですので、乗車電の通算本数も前回からの通しでカウントしていきます。

34本目 東海道本線 321M 沼津行き 川崎(5:39)⇒三島(7:21

旅立ちもまた前回の旅と同じ列車です。

321Mは熱海駅を超えて東海区間まで直通してくれるので、割と便利ゆえ個人的には西へ向かう時の定番列車でございます。

 

ただ1週間前にも乗っただけに面白みもないので、あっさりと三島駅に到着。

34本目 東海道本線 321M 川崎⇒三島
乗車時間:1時間42分
移動距離:102.5km

 

三島からも西へと乗り継ぎますが、ここから前回とは一味違うのでございます。

そう、三島駅からは「新幹線ワープ」を使って西へと向かいます。

 

35本目 東海道新幹線 701A「こだま701号」 名古屋行き 三島(7:26)⇒掛川(8:04

今回は三島駅から掛川駅まで「こだま」で移動します。

「おいおい、2本目で新幹線ワープとか日和ってんじゃねーぞ?」とかいう声が聞こえてきそうですが・・・、後で説明しますがこのワープにはちゃんとした意味があります。

 

列車は定刻に三島駅を発車。

「こだま」だけあり、三島からの乗車時点で使用済みの座席が大半だったので、やはり通勤需要?的な利用が多いようですね。

ここで川崎で仕入れたおにぎりで朝ご飯。

やはり新幹線はゆったり食べられて良いですなぁ。

この静岡区間は全て各駅停車&ほぼロングシート車なことから、関東から西を目指す18キッパーにとって修行の区間でありますが、今回は新幹線なのでいたって快適に進みます。

 

そして三島駅から30分、掛川駅でワープ終了です。

いつもは「はよ終われや」と思いながら進む区間ですが、今回は「もう終わり?」という後ろ髪を引かれるような乗車でした・・・。

35本目 東海道新幹線 701A「こだま701号」 三島⇒掛川
乗車時間:38分
移動距離:108.6km

 

ワープを終えて在来線ホームへ移動すると、思わぬ列車に遭遇。

なんと東海道本線で唯一のPF牽引貨物列車となった5087レに出会いました!

この列車は新鶴見信号場を日の出前に出発するゆえ、ほとんど撮影する機会が無いので、出会えてうれしかったですな。

 

そして5087レは側線に停車しました。

5087レは掛川駅運転停車するんですね。

初めて知りました。

 

そんな思わぬ出会いを経て、18きっぱーらしい鈍行旅に戻ります。

36本目 東海道本線 733M 浜松行き 掛川(8:16)⇒浜松(8:43

なにげなく鈍行旅に戻ったかのように見えますが、実はこの733Mは品川始発の東海道線下り初電からの最速乗り継ぎ列車の1本前を走る列車でございます。

品川駅4:35発の東海道線下り初電から西へと乗り継ぐと、掛川駅基準では8:35発の2735Mが最速列車となりますが、今回はその最速列車より前に出る必要があったので新幹線を使って追い抜いたというのが、先ほど新幹線ワープをした理由なのです。

新幹線課金をしてまで前に出た理由は、次回の記事以降で明らかとなります。

 

そしてこの列車にはさらに嬉しいことが・・・。

なんと元「セントラルライナー」用の転換クロスシートを備えた313系8000番台が充当されていました!

そのおかげで前列車の新幹線を含め、今回は静岡名物のロングシートに一度も腰掛けることなく、浜松へと抜けることができました。

 

無事に席を確保してゆったりと移動。

元有料列車用の車両だけあり、車内表示器もちょっと豪華ですね。

といった感じで浜松駅に到着しました。

36本目 東海道本線 733M 掛川⇒浜松
乗車時間:27分
移動距離:27.8km

 

 

浜松駅からもどんどん西へと進みます。

37本目 東海道本線 933M 豊橋行き 浜松(8:50)⇒豊橋(9:25

いつもだと浜松駅での乗り換えは、18きっぱー同士の座席争奪戦が起こりますが、今回は最速乗り継ぎの前を走る列車のため関東勢の同業者とかち合わずガラガラで、余裕で座席を確保できました。

別にこれを狙ったわけじゃなかったんですが、新幹線ワープにはこんな恩恵もあるんですなぁ。

 

列車は定刻に浜松駅を発車。

晴天の浜松湖を眺めながら、愛知県へと入ります。

お天気が良かったので、浜名湖もきれいでした。

37本目 東海道本線 933M 浜松⇒豊橋
乗車時間:35分
移動距離:36.5km

 

 

豊橋駅からは快速運転区間となるので、一気に大垣駅まで駆け抜けます。

38本目 東海道本線 2509F 新快速 大垣行き 豊橋(9:32)⇒大垣(11:02

ここは転クロかつ6両編成以上が確定しているので、ゆったりと移動できます。

 

列車は定刻に豊橋駅を発車。

豊橋駅発車後はしばらく名鉄線と並走します。

名鉄を見ると遠くに来たって感じがしますねぇ~。

 

そして10時30分ごろ、名古屋駅に到着です。

前回はキハ85系の撮り鉄をするため名古屋駅で一旦離脱しましたが、今回はそのまま東海道本線を下ります。

 

名古屋駅を過ぎると、愛知機関区がある稲沢駅を掠めます。

久々にDD51に出会うことが出来ました。

この旅からまもなく1年が経ちますが、まだ残っているのでしょうかね・・・。

38本目 東海道本線 2509F 豊橋⇒大垣
乗車時間:1時間30分
移動距離:116.4km

 

 

大垣駅からは関ケ原を超えて、いよいよ関西地方へと足を踏み入れます。

39本目 東海道本線 219F 米原行き 大垣(11:12)⇒米原(11:47

充当車両はなんと引退せまる311系のトップナンバーでした。

基本的に本連載を含め、乗り鉄記録用の写真はスマホで済ませるのですが、本記事中の写真で311系のカット2枚だけは一眼で撮影しました(笑)。

 

列車は定刻に大垣駅を発車。

この関ケ原越えは本数・両数ともにボトルネック的な存在ゆえ、立ち客が出るほどの混雑でした。

39本目 東海道本線 219F 大垣⇒米原
乗車時間:35分
移動距離:35.9km

 

 

米原駅からはJR西日本区間へと突入し、18きっぱー御用達の新快速が登場です。

40本目 東海道本線 3459M 新快速 姫路行き 米原(11:50)⇒姫路(14:18

米原駅から終点の姫路駅まで約200kmを一気に駆け抜けます。

 

列車は定刻に米原駅を発車。

またしても川崎で仕入れたパンで昼食です。

今回はここまで乗り継ぎがカツくて買い物をする暇も無く、こんなんばっかり食って空腹を凌いでました・・・。

 

滋賀県のシンボル琵琶湖を眺める瀬田川橋梁を通過。

 

県境を跨いで、京都鉄道博物館の横を通過。

 

さらに県境をまたぎ、13時15分に大阪駅に到着です。

ですが今回は大阪駅も単なる通過点なので、そのまま乗り通します。

 

さらに県境を跨いで兵庫県へ。

 

芦屋あたりまでは起きていたのですが、さすがに乗り疲れてきたので寝落ちし、気が付いたら終点の姫路駅に到着です。

40本目 東海道本線 3459M 米原⇒姫路
乗車時間:2時間28分
移動距離:198.4km

 

時刻は14時20分、5時半に川崎駅を出発してから約9時間ぶっ続けで西へと移動してきましたが、それもここ姫路駅で一区切りでございます。

というわけで本日初めてのまともな食事をこちらでとることに。

姫路駅名物のえきそばでございます。

 

一見すると普通の蕎麦っぽく見えるのですが、箸を入れると違いが一目瞭然。

姫路駅の駅そばは中華麺を使用しているのが最大の特徴です。

私はラーメンとかでもアッサリ系が好きなので、和風だしと中華麺の組み合わせである姫路の駅そばは結構好きな部類ですね。

 

といった感じで姫路駅まで駆け足でお送りしてきましたが、ここまでは単なる移動みたいなものでした。

というわけで、リベンジ編は次回からが本番です。