川崎鶴見鉄道録

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関西本線でキハ85系「南紀」増結編成を撮る! 山陰本線 全線踏破の旅 1日目②

前の記事はこちら。

山陰本線を目指して青春18きっぷを使って東海道本線を西へと向かい、名古屋駅へとやってきましたが、1日目のお昼から早くも乗り鉄を一時中断・・・。

今回の旅は乗り鉄メインではあるものの、随所で撮り鉄を挟むハイブリット型の遠征ゆえ、あきれずお付き合いくださいませ (^_^;)

 

てなわけで午後から撮り鉄を行うのですが、狙うは引退迫るキハ85系でございます。

ご存知の通り、高山本線「ひだ」では後継車両であるHC85系の運用も始まり、ついに引退へのカウントダウンが始まったキハ85系ですが、当ブログでも高山本線に2回ほど遠征に繰り出し撮影しております。

この2回の遠征のおかげで、編成も情景もそれなりに撮れ高があったゆえ今更焦って撮影する必要はあんまり感じてませんでしたが、旅程的に本日は山陰本線の起点駅である京都市に宿泊するため、川崎からストレートに行くと早く着きすぎて時間を持て余すので、どこか途中で時間潰しが必要という裏事情もあり・・・。

ただ今回は上記の遠征時と違い大型連休真っただ中なのでキハ85系名物の増結運転が狙えるなと思い、その姿を名古屋近郊でサクッと撮影することにいたします。

 

まずは紀勢本線の特急「南紀」を撮影するため、関西本線に乗り込みます。

5本目 関西本線 3319G 四日市行き 名古屋(11:46)⇒永和(12:04

普通列車関西本線をちょっと南へ移動します。

 

列車は定刻に名古屋駅を発車。

大型連休だからか2両編成ゆえの通常通りなのか知りませんが、なかなかの混みっぷりでした。

 

関西本線の名古屋口は単線が続くので列車交換が多々発生しますが、今回は対向列車が遅れているとかで、乗車電にも遅延が発生。

駅到着後の移動が少々カツいのでヒヤヒヤでしたが、なんとか7分遅延で撮影地最寄りの永和駅に到着です。

5本目 関西本線 3319G 名古屋⇒永和
乗車時間:29分(7分遅れ)
移動距離:102.5km

 

永和駅からは、2021年度まで運転されていた関西本線貨物名物のDD51+DF200の異種重連列車を撮影するため、度々訪れていた白鳥信号場へと移動します。

いつもなら15分くらい歩いて向かいますが、今回は駅前でゲストのかたと合流。

当ブログの西への遠征と言えばこのお方?、紳士なブログ友である「なんばポヤシ」氏でございます。

今回は氏のお膝元付近を通過するので、前もってこの辺で西を旅しますわ~と連絡したところ、この日はたまたま空いていたとのことで、わざわざ関西から名古屋へ出張ってきてジョイントさせていただくことに。

5月の関西遠征からさして日が経っておりませんがお付き合いいただき、いつもながら感謝感激でございます!!

 

ここから氏の車に同乗させていただき、さらに埼玉の姐さんから五島うどん配給も授かりまして、撮影地であります白鳥信号場へ。

まずは上り「南紀」を撮影いたします。


3004D「南紀4号」

大型連休の増結とはいえ、高山本線「ひだ」に比べて「南紀」は短い傾向にあり、この日の4号は5両編成での運転でした。

ただ今回のお盆休みは、列車によっては最大6両編成が組まれていたようですね。

 

先頭車両は、鹿との衝突対策としてスカートにバンパーが付くキハ85-10が充当。

このバンパーがダサいのであまり好きじゃなかったのですが、これもキハ85系の一形態か・・・と思っていたら、キハ85-10は2022年10月11日に廃車回送され、さらに廃車が進んだ結果すでに非貫通先頭車の鹿バンパー装備車は全滅したのだとか。

逆光の悪条件とはいえ、記録しておいて良かったですな。

 

名古屋駅へ向かった4号は、そのまま5号として折り返してくるので、そちらも漏れなく撮影しておきます。

当初は曇り予報だったので永和駅を挟んだ反位側にある日光川を考えていましたが、ときおり陽が差すお天気だったので、久方ぶりに八田~春田の蟹江踏切へ。


3005D「南紀5号」

こちら側の先頭車は鹿バンパーなしの綺麗なお顔でよかったです。

 

南紀」は本数が少ないこともあり、関西本線での撮影はこれにて終了。

このあとはもう一つのキハ85系充当特急「ひだ」を狙うべく、ググっと北上して高山本線沿線へと移動します。