川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

網走周辺でキハ183系を撮る 2023オホーツク遠征⑨

前の記事はこちら。

遠軽駅で特急「大雪」の奇跡的な交換シーンを撮影した後は、先に網走駅へと出発していった「大雪1号」を追いかけます。

 

ですがいくら石北本線の線形や軌道が良くないといっても、相手は曲がりなりにも特急列車、しかも前回「大雪4号」を撮影したため1号から約10分遅れで遠軽駅を出発するハンデ付きでした。

なので今回の追っかけはこのような作戦をとることに。

遠軽駅を出発した列車は真南へ向かい常紋峠を越えて留辺蘂へ至り、そこから東へ進路を変えて北見駅、さらにそこから北東へ曲がるほぼL字状のルートを通ります。

その線形を逆手にとり、私は国道333号線を通りL字の斜辺をショートカットするように進んで、列車を追い越す作戦を取ることにしました。

 

というわけで次なる撮影地を端野~緋牛内の跨線橋とし、なんとか通過予想時刻ギリギリに滑り込みセーフと思い車のドアを開けると、なんとすぐ目の前にヘッドライトが見えました・・・


6081D「大雪1号」

本当は跨線橋の上から撮りたかったのですが、これが精一杯でした・・・。

あと信号1つ分早ければもう少しマシな出来になったと思いますが、特急列車相手に10分のハンデ、しかも遅れていた影響で回復運転気味だったでしょうから、さすがに厳しい戦いでしたね (^_^;)

 

このあと列車は網走駅から最終列車である「オホーツク4号」となって折り返すので、網走駅からの出発シーンを撮影するため私も網走駅へと向かいます。

というわけでやってきたのは、網走駅横にある踏切です。

この踏切からは、網走駅構内や側線にある車庫などを見ることが出来ます。

 

そしてこの踏切、ちょっと変わったスタイルなのがその筋のマニアには有名です。

この踏切は、駅から側線への入換列車が行き来する関係で警報機が無く、ちょっと物騒にも見える看板がたくさん立っているのが特徴です。

ただいわゆる「勝手踏切」ではなくJR公認の正式な第四種踏切なので、通行しても全く問題ありません。

 

そんな踏切で追っかけ撮影のラストショット。


74D「オホーツク4号」

とっぷり日が暮れてしまったので、駅構内を照らす水銀灯を入れ込んで情景カット気味に撮影してみました。

事前の想定より暗かったので露出的に難儀したのですが、おかげで水銀灯が際立ってくれたのでこれはこれで良かったと思います。

 

といった感じで、日の出から続いたレンタカーを使っての撮り鉄はこれで終了。

明日は乗り鉄なのでレンタカーを返却し、駅前の東横インにチェックインします。

普通のシングルルームでした。

 

ですがキハ183系ラストの撮り鉄、これで終わるには勿体ない!!

わざわざ駅前のホテルを手配したことから予想が付くと思いますが、このあとは昨日に続き網走駅で夜練を敢行いたします。