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伯備線での381系「やくも」撮影、これまでは山間を行く伯備線らしい風景を求めて沿線撮りをしていましたが、バリエーションを増やすため今回は駅撮りをします。
というわけでやってきたのがこちら。
方谷駅舎は木造のかなり味わい深い建物です。
決して大きくはありませんが、山間の小駅といった佇まいは好いですね。
入口に青プレートがあることに気付いた方もいるかと思いますが、方谷駅舎は国の登録有形文化財に指定されています。
まずはそんな方谷駅舎をじっくり見物。
へんに観光地化されておらず、古式ゆかしい姿が綺麗な状態で維持されており、素晴らしい駅舎だと思います。
そんな方谷駅舎とともに381系を・・・と思ってたのですが、方谷駅の線路は駅舎より1段高い築堤上に敷設されており、駅舎と車両をコラボさせるのはなかな難しいというのが判明・・・。
仕方ないので、ホーム上で構図を探ることにします。
方谷駅はオーソドックスな島式1面2線ホームとなっています。
来訪記念に駅名標もパチリ。
まずはエキセンでこちらを撮影。
3084レ EF64 1026
この列車には国鉄色になってから未撮影だった1026号機が充当されていたので、カマ主体で撮影いたしました。
その続行で「やくも」がやってきました。
1020M「やくも20号」
交換は無いので通過かと思っていたら、出発信号機が赤現示で一旦停車するみたいで、ゆっくりとしたスピードで入線してきました。
というわけで本命アングルである駅名標を入れた構図でパチリ。
車掌氏から「なんでこんなとこで撮ってるん?」という目で見られました(笑)。
続いて下り列車がやってきますが、こちらは前回の川べりポイントへ戻りちょっとアングルを変えて撮影。
7017M「やくも17号」
こちらは曇りドボンでした・・・。
そしてその1時間後の「やくも」が今回のド本命であります。
まずは下り列車が方谷駅に到着。
1019M「やくも19号」
そしてそこに22号が到着します。
1022M「やくも20号」
19号と20号はここ方谷駅で交換するダイヤとなっており、その交換シーン狙いで方谷駅へとやってきたのでした。
また交換シーンは所謂「電気釜」形状かつ非貫通先頭車同士の画が欲しかったので、下りがパノラマ編成である1時間前の交換ではなく、今回の19号と20号の組み合わせを狙いました。
これにて方谷駅での撮影は終了し、このあとは本日最後の撮影へ。
そして44回に渡る長期連載となってしまった「山陰本線 全線踏破の旅」もいよいよ大詰めを迎えます!