前の記事はこちら。
まずは駅名標を記録。
乗り換え時間が結構あったので、改札を出て駅舎見学をすることに。
まずは外観をパチリ。
なかなか趣ある駅舎らしいのですが、思いのほか駅前広場が暗かったのでよう分からん・・・。
そんな新見駅前広場。
市街地は高梁川の対岸にあるようで、駅前はあんまり栄えてないみたいですね。
駅舎内の様子。
こじんまりとしていますね。
てな感じでひとしきり観察を終えて待合室で待っていると、なにやら列車が到着した音が聞こえてきました。
乗車電までまだ時間あるのになんだ?と思ってホームに行ってみると・・・
なんと「WEST EXPRESS 銀河」が入線してきました!!
ちなみに銀河は、1週間前の伯備線での撮り鉄時にも撮影していました。
このときは岡山DCがらみの特別運転でしたが、今回は定期列車でございます。
「銀河」という愛称を受け継いだ通り、基本的には夜行列車として運用される車両なので、今回のように夜中に出会うのが正統?となりますな。
新見駅には運転停車をするだけで客扱いはありませんが、駅員さんによるお出迎えが行われていました。
「今回は通過だけれども、次回は新見に来てね!」みたいなもんでしょうか。
思わぬイベントに遭遇出来ていい暇つぶしになりました。
そんなことをしていると、乗車電が入線してきました。
45本目 伯備線 1025M「やくも25号」 出雲市行き 新見(20:10)⇒米子(21:23)
新見駅から先は乗車済みかつ真っ暗で何も見えないので、特急課金をして一気に日本海側へとワープします。
ちなみにこの25号、本来であれば国鉄色編成が充当されるのですが、この日は検査入場のため事前代走が決まっており、乗ることは叶いませんでした・・・。
列車は定刻に新見駅を発車。
銀河はこのやくもと交換するために運転停車していたようですね。
乗車電は時間帯が遅いこともあり、誰も乗っておらず完全に空気輸送でした。
今回は席を選び放題だったので、381系ならではの座席をチョイス。
381系名物の一人がけ座席でございます。
381系は低重心化のため冷房装置が床下に設置されており、その冷風を客室上へ送り込むための通風ダクトが客室内を通る関係で、ダクト横の座席は通路側しか設置されていない、ちょっと変わったレイアウトになっています。
一見するとアタリ席に見えるのですが、実際はというと・・・
前述した通り窓側に通風ダクトが設置されているため窓が無いため、外の景色が全く見えません。
今回のように夜ならともかく、日中時間帯はあまりオススメできませんね。
ゆえに実は「真のアタリ席」は1人掛け座席の進行方向後列窓側です。
ここは前に座席が無いので、飛行機のドア横座席のように足をゆったりと伸ばすことができ、そして窓もあります。
ただデメリットも飛行機と同じく前座席のテーブルが使えないことなので、テーブルを使う前提の時は避けたほうが良いでしょう。
とまあ久々の381系を堪能・・・と思ったのですが、ちょうど県境の峠越え区間でご自慢の振り子をお見舞いされたうえ、保線状態が良くなく縦揺れも大きくて、縦に横にと全身をシェイクされた結果、30分ほどで乗り物酔いを発症。
さらに今回はお酒が入っていたので、ネウクロに差し掛かる頃には破水寸前にまで追い込まれました・・・。
ですがなんとか持ちこたえて出産を回避し、米子駅に到着です。
今回も違う意味で381系の走りを存分に堪能しました(^_^;)
45本目 伯備線 1025M「やくも25号」 新見⇒米子
乗車時間:1時間13分
移動距離:78.8km
これにて本日の移動は終了し、米子で一泊となります。
アンモナイトみたいなオブジェが綺麗に灯っておりました。
駅から5分ほど歩いたホテルで一泊です。
古めながらも綺麗なホテルだったんですが、WiFiが1階ロビーでしか使えないというのは、令和の時代にどうなんでしょうなぁ・・・。
最後に本日の行程をおさらい。
川崎
↓(東海道本線)
三島
↓(東海道新幹線)
↓(東海道本線)
浜松
↓(東海道本線)
↓(東海道本線)
大垣
↓(東海道本線)
姫路
↓(姫新線)
播磨新宮
↓(姫新線)
↓(姫新線)
津山
↓(姫新線)
新見
米子
移動距離:863.0km
移動時間:15時間34分
乗車時間:12時間55分
この日は米子までに移動日みたいなもんでしたが、途中で姫新線を経由して完乗を達成することが出来ました。
なんだかんだ13時間も列車の中で過ごしていたので、夜行を一切使わない行程としては結構な長距離移動でしたね。
といった感じで1日目はこれにて終了。
今回のリベンジ編、次回からが本番です。