前の記事はこちら。
山陰本線 全線踏破の旅も、最後の都道府県である山口県へと突入し、長門市駅まで到達しました。
まずは駅名標をパチリ。
駅ホームの様子。
そのためこの界隈の運行拠点ともなっており、2面3線ホームのほか側線なども多数設けられていて、意外と規模が大きいですね。
そんな長門市駅から次の列車に乗り換えるのですが、接続が悪く1時間15分も待ち時間が発生しました・・・。
というわけで待ち時間を利用して長門市駅を散策することに。
駅事務所の壁には大漁旗が飾られていました。
山陰本線の観光列車である「〇〇のはなし」乗客向けのものですね。
ホームの横には鳥居がずらっと。
稲荷神社の参道のように、使われなくなったレールの上に鳥居が並んでいます。
こちらは長門市内にある「元乃隅神社」にちなんだフォトスポットのようです。
ただ元乃隅神社まではバスなどの公共交通機関が無く、レンタカーやタクシーでしか行けないのでご注意を。
さらに事務所横の資材置き場?にはこんなものも。
実は長門市駅は1924年の開業当時は「正明市駅」という名前だったそうで、1962年に現在の駅名へ改名された歴史を持っているのですが、なぜか旧駅名の駅名標が無造作に放置されておりました・・・。
ただ改名から60年が経っており、屋外に放置された駅名標にしては綺麗すぎるので、おそらくイベント用かなにかのレプリカでしょうな。
改札を抜けて、続いては駅舎観察へ。
まずは外観をパチリ。
蒸気時代は隣接して長門機関区が設けられるほどの運行拠点でしたが、現在はその賑わいも無く小ぶりな駅舎となっています。
内部の様子。
出札窓口はみどりの券売機化されましたが、売店や観光案内所が入居しており充実していますね。
利用客も多く賑わっておりました。
とまあ一通り観察を終えたのですが、それでも暇を持て余したので駅前のホテル兼お土産屋さんへ。
店内を物色したところ「鶏卵せんべい」なるものを見つけたので購入。
こちらの鶏卵せんべいは、長門市の深川養鶏農業協同組合が製造しているお菓子で、山口名物のひとつとなっているそうな。
中身はこんな感じ。
ぶっちゃけ普通の卵入りせんべいですが、しっかりと卵の風味を感じる良品だと思います。
今回購入したのはいわゆる「割れせんべい」だったものの、欠けているのはほとんど無くてかなりお得でしたな。
といった感じで待合室で鶏卵せんべいをポリポリ食べていると、ようやく乗り継ぎ列車の発車時刻になったので乗り鉄旅を再開いたします。