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長かった山陰本線の旅も、いよいよクライマックスです。
52本目 山陰本線 879D 下関行き 小串(17:53)⇒幡生(18:30)
ついに「下関」の方向幕が登場。
この列車で一気に幡生駅を目指します。
列車は定刻に小串駅を発車。
乗客は2両編成で15人ほどでした。
現在は下関市内の駅ですが、かつてここは黒井村という町があって、それに由来しているそうです。
そしてその隣にある「梅ケ峠駅」に到着。
スマホ撮影なのでブレて恐縮ですが・・・、この梅ケ峠駅は「本州最西端の駅」として知られております。
私は今まで乗り鉄を重ねて、ここ以外の3方(下北駅、岩手船越駅、串本駅)は全て行ったことがあるので、この梅ケ峠駅をもって本州東西南北端すべてを制覇することが出来ました!
といっても、今回はあくまで山陰本線完乗のオマケなのと、降りてしまうとド本命である終点の幡生駅到着が日没後になってしまうので、スルーとなりました (^_^;)
そして吉見駅を過ぎると、再び海が見えました。
1週間前の大雨が嘘のような夕陽であります。
今にも沈んでしまいそうですが、なんとか日没前に幡生駅へつけそうですね。
安岡駅で最後の交換。
小串駅までは下関市内の近郊需要があり、データイムでも1時間に1本程度の本数が設定されており、乗降も結構多いですね。
そして山陰本線をオーバークロスするように電化された線路が登場。
今回は大雨により中断を挟みましたが、通算2日目に京都駅で東海道本線から分かれて以来、ここで東海道・山陽筋の線路と再び合流したことになりますね。
朝に西出雲市駅で架線が途切れて以来、ほぼ半日ぶりの電化区間であります。
ほどなくして車窓には、幡生駅に隣接する下関総合車両所が見えてきました。
いい位置にクモヤ145形が停車しておりお出迎えしてくれました。
52本目 山陰本線 897D 小串⇒幡生
乗車時間:37分
移動距離:23.6km
8月14日に川崎駅を発って通算8日目、ついに山陰本線 全線踏破を達成しました!!
ほぼ18きっぷだけで、川崎~京都~幡生と本州をほぼ横断して乗り通すだけでも、30代も折り返し始めたアラフォーには少々つらいのですが、大雨による中断を挟み2週連続で山陰地方へ行くというのは、正直かなりキツかったです・・・。
このブログを始める前から、様々な場所へ乗り鉄旅をしてきましたが、今回ほど苦労した旅は無かったんじゃないでしょうか。
それでもやはり「山陰本線を一気に全線踏破する!」という、ずっと達成したいと思っていた大いなる目標を成し遂げるため、最後は意地になってなんとか幡生駅までたどり着くことが出来ました。
予定よりちょっと?というか大分行程が変わりましたが(笑)、その甲斐もあって幡生駅に着いた時の達成感は、生涯忘れることは無いと思いますね。
無事リベンジ出来てホッといたしました・・・。
次回はそんな幡生駅をじっくり探訪いたします。