川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

留萌本線部分廃止後の石狩沼田駅 キハ183系ラストラン オホーツク遠征⑫

前の記事はこちら。

キハ183系ラストラン オホーツク遠征も、今回が最終回です。

 

遠征の目的であったキハ183系ラストラン列車を見送りましたが、時間が少し余ったので、その時間を使って寄り道をすることに。

実はこの遠征の10日前、ある路線が部分廃止されました。

深川駅留萌駅を結んでいた留萌本線のうち、末端部の石狩沼田駅留萌駅が部分廃止されたのです。

 

留萌本線自体は何度も訪れており、直近では2018年に北海道を周遊したときに立ち寄っていました。

新しい終着地となった石狩沼田駅は、前回の撮影地である滝川市から25km程度だったので、部分廃止後の姿を記録すべく寄り道してみることにしました。

 

てことで、およそ5年ぶりに石狩沼田駅へやってきました。

 

前回訪れた2018年はこんな感じ。

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建屋の鉄筋?が緑に塗り直されたりと、ちょっと化粧直ししていますね。

 

駅舎の中の様子。

こちらも化粧直しがされたほか、きっぷうりばが改札窓口跡地に移動していました。

 

そして気になる駅名標

よく見ると駅名標自体は流用し、下半分だけ終端駅仕様の看板を上被せしたようです。

なのでそれを撤去すると、部分廃止前の表記が出てくるんじゃないでしょうか。

 

もう一つ気になる時刻表もチェック。

部分廃止はされたものの、本数自体は7往復を維持しているようです。

 

駅舎を観察していると、深川駅からの列車がちょうど到着。

留萌本線といえば、かつてはキハ54形の独壇場というイメージが強かったですが、最近はキハ150形が入ることも多いみたいですね。

 

方向幕は空白表示。

キハ150形はもともと留萌本線に入線することがほとんどないため、方向幕にも留萌本線のコマが入っていませんでしたが、定期的に入るようになった現在も相変わらずのようですね。

 

列車は深川駅へ向けて折り返し準備へ。

帰りのフライトの時間もあるので、発車は見届けず石狩沼田駅を後にしました。

といった感じで、部分廃止後の石狩沼田駅を探訪しました。

2023年に部分廃止されたのは石狩沼田~留萌ですが、実は生き残った深川~石狩沼田もまた2026年度末に廃止が決定しております・・・。

留萌本線に残された時間はあと2年ほどなので、一度くらいは撮り鉄に訪れたいと思います。

 

これにて本遠征の活動はすべて終了。

このあとは高速道路に乗って新千歳空港へとひた走り、無事レンタカーを返却。

3日間の走行距離は約1200kmでした。

 

返却後は空港のフードコートにて恒例の打ち上げを敢行。

やはり〆は松尾ジンギスカンですねぇ。

 

さらに甘味補給をたたみ掛けます。

今回はルタオのいちごソフトをいただきました。

 

腹をタップリ満たしたところで、羽田へと帰ります。

キハ183系関連で3か月連続の渡道となりましたが、この先北海道へ来る用事はなし。

次はいつ帰ってくることになるでしょうかね。

 

さすがに疲れがたまってたので飛行機の中ではほぼ寝て過ごし、無事に羽田空港へ到着。

羽田空港からは京急に乗って川崎へ移動し、遠征を終えました。

 

といった感じで「キハ183系ラストラン オホーツク遠征」はこれにて完結です。

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私が物心ついた頃から見続けていたキハ183系がついに引退。

何年も前から覚悟していたことでしたが、私なりにラストランを見送ることができて本当に良かったです。

 

ちなみに引退したキハ183系の多くは解体されましたが、一部の車両はなんとアフリカへと渡り第二の人生を歩み始めました

最初は西アフリカのシエラレオネという話でしたが、政治的な話?なんかもあったようでコンゴ民主共和国へと渡ったようです。

そのほかにも数年前にタイへ渡って現在も運用中の車両もあり、キハ183系は異国の地でまだまだ活躍してくれそうです。

さすがにコンゴは躊躇しますが・・・いつかタイには行って再会を果たしてみたいものですね。

 

そんなキハ183系のラストランに立ち会った遠征の記録でした。

 

おしまい。