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前回は薩摩おれんじ鉄道にて貨物列車へと浮気しましたが、午後から指宿枕崎線沿線へと戻りヨンマル撮影を再開します。
てことでやってきたのは薩摩塩屋駅です。
歴史的な駅舎や景勝地なども無く、とまあ薩摩塩屋駅自体は何の変哲もない無人駅という趣です。
なぜそんな薩摩塩屋駅にやってきたかというと、ここの見どころは駅のホームから指宿方にあるこちらなのです。
薩摩塩屋駅の指宿方は長いストレートになっていますが、見ての通り木々が生い茂っており、ホーム端から望遠レンズを使って圧縮すると、所謂「緑のトンネル」状態になるのです。
もともとはJR九州の悪癖である手抜き保線が発端だったと思いますが、商業写真集やインスタなどがきっかけで所謂「映えスポット」として知られるようになり、今ではあえてこのまま残しているような感じなのでしょうか?
そんな薩摩塩屋駅の緑のトンネルは、単なる撮り鉄撮影地としての枠を超えて、枕崎市の観光地のひとつにもなっております。
しばらくすると、緑のトンネルの向こうからヨンマルが接近。
初夏の緑に白色車体は映えますね。
木々の隙間からわずかに陽が差し込む位置で今回のメインカットを。
1377D
この「薩摩塩屋の緑のトンネル」は、開聞岳と並び指宿枕崎線の部でメインと据えていたカットでありました。
個人的にはバリ晴れだと緑が明るくなりすぎて、このくらいヌル晴れのほうが好みの色合いになるので、初訪問で所望した画が撮れてラッキーでした (^o^)
よくばってもうチョイ引き付けます。
葉っぱとはいえ、壁に車体をゴリゴリ擦りながら突進してくる姿は、まるでトンネルを掘削しているようですね(笑)
そんな緑のトンネルを超えて駅に到着。
土曜日ということもあってか、乗降客は誰もいませんでした。
そのまま終点の枕崎駅に向けて発車。
指宿方ほどではありませんが、枕崎方もまあまあなジャングルっぷりですね(笑)
これにて薩摩塩屋駅での撮影は終了です。
この緑のトンネルが気になった皆さまは、是非とも訪れてみてください・・・と〆ようと思ったら、なんと
2023年秋に木々が剪定されてトンネルは消滅した
のだそうな (^_^;)
ゆえに今回ご紹介した緑のトンネルは、すでに過去帳入りしたのでご注意を。
もしかしたら、また10年くらい保線をサボってくれれば再興するかもしれませんが、いずれにせよ昨年行っておいて良かったですな・・・。
次の列車まで時間が空くので、薩摩塩屋駅を後にして西頴娃駅近くのスーパーでブレイクタイム。
このタイヨーというスーパーは、鹿児島市に本社があるローカルチェーン店だそうで、今回の遠征でも度々目撃しており気になっていたので立ち寄ってみました。
真夏のような暑さだったので、アイスで甘味補給といたします。
ローカルスーパーに立ち寄ったので、購入したのも鹿児島県に本社を置くセイカ食品のローカルアイスをセレクトしました。
ちなみにセイカ食品は、鹿児島土産としても有名なボンタンアメや、本州のスーパーでも見かける白熊アイスの製造元です。
ですが今回購入したジャムモナカは九州限定かな?
ジャムモナカはこんな感じ。
モナカアイスのなかにジャムが入っている、名前通りのアイスでした。
定価90円のお手頃価格ゆえ、ラクトアイスっぽさ前回のチープな味わいですが、それがまた好いのであります。
甘味補給を経て体力を回復したところで、午後の部2発目の撮影へと移ります。