今回は久々のNゲージコンテナネタです。
待ちに待った新製品がようやく発売され購入したので、さっそくご紹介します。
TOMIX 品番:3163 私有 UM12A-105000形コンテナ(クリーム・2個入)
TOMIXから発売されたUM12Aコンテナ「リニア残土輸送列車仕様」です。
もともとこちらの製品は3月発売の予定だったのですが、まさかの3か月延期となってしまい、先日8日にようやく発売と相成りました。
実物の写真がこちら。
UM12Aコンテナは20フィート無蓋コンテナで、主に産業廃棄物、焼却灰、残土の輸送に用いられるコンテナです。
今回製品化されたものは、JR東海が建設を進める中央リニア新幹線の梶ヶ谷非常口の建設に際し発生した残土を輸送する専用列車(当ブログでは「リニア残土輸送列車」と呼んでいます。)に使用するため2017年に運用を開始したコンテナ群で、クリーム色にJR東海のコーポレートカラーであるオレンジ帯を纏った塗装となっています。
さっそく側面から見ていきます。(PC版ではクリックで拡大)
各種レバー類・フォークポケットの着色・妻面非開閉側の窪みなど、細かい表現はバッサリ省略し「だいたい再現した」という具合でしょうか。
特に妻面非開閉側の窪み部分は、実車だと窪んでいる部分が何も表現されていないので不自然に帯が切れちゃっています。
お値段が2個入り900円(定価税抜)なのでそこまで期待するのも酷かな?と思いつつ、3か月延期された割にはイマイチという印象は否めませんね。
印刷は拡大するとイマイチですが、肉眼では問題ない範囲かと思います。
コンテナの個体番号は
・UM12A-105551
・UM12A-105585
となっています。
続いて上から俯瞰してみます。
こちらも細かいレバー類は省略されていますが、側面ほどの違和感はないかなと。
それと製品の造りの問題ではないのですが、大部分をクリーム色が占めるが故に陰影が無さ過ぎて全然実感的じゃないです。
スミ入れすると印象がグッと良くなりそうなので、いずれ実施したいかなと思います。
コキ107に載っけてみました。
緩みなどはなく、しっかり載ってくれます。
ついでにPFもつなげて「正調編成」を再現です。
このPFも「リニア残土輸送列車」再現のために購入したようなものなので、ようやく本来意図していた列車を牽けるようになりました。
ちなみに「リニア残土輸送列車」は通常コキ9両フルコン=27個積載なので、実車再現には14パック購入する必要があります。
てことで
久々にコンテナを大人買いしちゃいました。
ジョーシンで1個777円で購入しましたが、14個ともなると合計1万円オーバーなので、コンテナにこれだけの出費をするのは結構迷ったのですが・・・。
まあ鉄道部品に比べたら可愛いもんか・・・と強引に自分を納得させました(笑)。
といった感じでリニア残土輸送用のUM12Aコンテナをご紹介しました。
この川崎鶴見界隈の貨物列車で注目を集める「リニア残土輸送列車」のコンテナが早々に製品化されて大変嬉しかったのですが、残念ながら肝心の実車はここ最近運休しっぱなしとなっています。
運転再開までは模型で楽しんでいようかと思います。