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白糠町を後にし、浦幌町を飛ばして2つ西隣の豊頃町豊頃駅にやってきました。
※なぜ浦幌町を飛ばしたのかは、そのうちわかります。
積雪対策のため傾斜させたトタン屋根は、昭和に建てられた北海道内の住宅では良く見られる構造ですが、鉄道駅舎でこのような屋根を持つものは案外珍しいような?
駅舎の中の様子。
ベンチには座布団やクッションなども敷かれておらず、ちょっと寒々しい印象です。
建屋の大きさと比すると小さめな待合室ですが、豊頃駅の利用客数から鑑みれば十分なのでしょう。
駅舎ホーム側の出入口。
豊頃駅は1984年まで有人駅だったそうですが、出入口横に残る鉄パイプの柵のようなものは、有人駅時代に使われていたラッチ跡でしょうかね。
待合室の隣には、旧駅務室があります。
ソファーなど応接セットが備えられているところを見ると、冬は除雪要員の待機所にでもなっていそう。
手前に連動装置の制御盤があるところを見ると、扱い所としても一応現役っぽいようですね。
続いてホームの様子。
2面2線の相対式ホームですが、2線の間に大きな隙間があるところをみると、かつては中線もあったと思われます。
駅舎の反対側には引き込み線もありますが、雑草に覆われているところを見るとほとんど使われていなさそうです。
2つのホームは、駅に隣接する歩道橋で結ばれています。
駅の敷地外に階段の入口があるところを見ると、この歩道橋はJRの持ち物ではなく自由通路的な扱いなのかな?
駅名標を記録。
豊頃駅探訪も終えたところで「わがまちご当地入場券」の購入へ。
豊頃駅は無人駅なので、入場券は駅から100mほど離れたところにあるセイコーマートで委託発売されています。
表の柄は「大カーブを行くスーパーおおぞら」でした。
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