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占冠駅を後にし、最終日のメインステージへ移動します。
舞台となるのは、2019年3月31日で廃止になった石勝線夕張支線です。
上述の通り、石勝線夕張支線はすでに廃止されておりますが、今回の旅は2018年7月のことでありました。(どんだけダラダラ連載してんだって話ですな(^_^;) )
つまり、この旅の時点ではまだ廃止前であり、まさにラストシーズンを迎えていた段階だったということです。
もともと北海道育ちの私にとっては、石勝線夕張支線自体は幾度も訪れたことのある路線なので、ガツガツとあれこれ走り回るのではなく、のんびりと廃止間近の夕張支線の姿を記録することにしました。
というわけで今回より「石勝線夕張支線 最後の夏」の様子を、何回かに渡ってお届けいたします。
まずは列車の撮り鉄から行うことに。
石勝線夕張支線は、減便に次ぐ減便により末期は1日5往復のみの運転という少なさだったため、時間の都合上狙えるのは1往復だけでした。
撮影地は色々ありましたが、前々から行ってみたかった清水沢~鹿ノ谷にあるトンネル飛び出しポイントで、まずは夕張行きの列車を撮影。
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石勝線夕張支線の普通列車はキハ40形1両が基本ですが、この日は3連休だったこともあり、2両に増結しての運転でした。
先頭のキハ40 1704は、2か月前に全検したばかりだったようで、車体が綺麗で良かったですね。
夕張駅からの返しは、同じく清水沢~鹿ノ谷にある定番のS字カーブで撮影。
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増結してくれたおかげで、カーブの姿が映えるかと思いここに来たのですが、木々の枝が延びてどうにも処理できず、車体に掛かっちゃいました・・・。
まあ今更撮り直すことも叶わぬ夢なので、致し方ないでしょう。
といった感じで、撮り鉄は終了です。
次回からは、廃止となる駅を回ってみたいと思います。