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写真でも雨粒が写るほど、雨足が強くなってきました。
橋本駅は南海電鉄 高野線も乗り入れているので、向かいのホームには南海の車両が停車していました。
この車両は南海6000系という車両ですが、現存する大手私鉄の車両では珍しい片開き4ドアスタイルなのが特徴的です。
南海6000系は20mコルゲート付きステンレス車なものの、京急でも同じく片開き4ドアの800形をよく見ていたので、どこか親近感がわきました。
そんな南海6000系に見送られて橋本駅を発車し、県境を超えて奈良県へ向かいます。
ここらがちょうど県境付近ですが、雨も上がったようです。
計画運休の対象区間は五条駅までとなっていたので、規制を受けることなく無事に脱出することができ、ようやくほっと一息付けました。
さらに3駅進んで、吉野口駅に到着。
ここで長時間停車があったので、ちょっと構内をブラブラします。
まずは駅舎をパチリ。
1896年の開業時から残っているという、とても味のある木造駅舎です。
駅舎内の様子。
吉野口駅はJR西日本と近鉄の共同駅となっており、管理はJRが行っています。
JRのほうが和歌山線のラインカラーであるピンク色である一方、近鉄がJR西日本のコーポレートカラーの青色となっているので、なんだか違和感があります。
そうこうしていると、近鉄の吉野行きの特急列車が到着。
16000系という車両らしいですが、ずいぶんと小ぶりで可愛らしいヘッドマークを付けています。
行先板を助手席側に掲げているというのも、ちょっと変わっていますね。
さらに阿部野橋行きの特急列車と交換。
向こうの車両は、よく見慣れた前面表示器が付いていました。
吉野口からさらに進んで、大和新庄駅で途中下車します。
28本目 和歌山線 430M 和歌山⇒大和新庄
乗車時間:2時間12分
移動距離:72.6km