川崎鶴見鉄道録

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三菱製紙 八戸工場専用線探訪 青森撮り鉄遠征⑧

前の記事はこちら。 

 

青森撮り鉄遠征も、今回から最終日のお話へとまいります。

最終日は八戸市周辺で集中的に活動することにし、まず最初は三菱製紙 八戸工場専用線をじっくり巡ることにしました。

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三菱製紙 八戸工場専用線は、八戸臨海鉄道 北沼駅三菱製紙八戸工場を接続する専用線で、工場で生産された紙製品を出荷するために使われており、2021年現在は1日3便コンテナ列車の設定があります。

専用線から出荷された紙製品は八戸臨海鉄道を通って八戸貨物駅へ運ばれ、そこからJR貨物に継走され主に関東・関西地方へと向かうようです。

 

実は私、本遠征(2020年9月)のちょうど1年前にあたる2019年9月、八戸臨海鉄道撮り鉄するために八戸市に遠征しており、北沼駅までは訪問済みでした。

ただこのときは、八戸臨海鉄道線内の運用に国内で3機しか稼働していない「チビロク」ことDD16 303号機が充当されており、チビロク撮影に専念したため専用線まで足を延ばすことが出来ませんでした。

そんなわけで、前回撮り損ねた三菱製紙 八戸工場専用線を記録するのが、最終日のメインイベントであります。

 

八戸市内のホテルを出発し、1往復目の列車を狙うべく北沼駅北側にある踏切へとやってきました。

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向かって左奥に見える工場が三菱製紙八戸工場で、専用線は工場の入口付近で公道と交差します。

Googleマップなどで見ていただけると分かりますが、この専用線は工場敷地外の距離が300mくらいしかなく、かつ公道に接しているのはこの踏切付近しかないため、事実上撮影地はここくらいしかありません。

 

工場の前に移動するとちょうど専用線の門が開けられ、間もなく工場前の踏切が鳴動し始めました。

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短い警笛一発のあと、推進運転で貨車が姿を現しました。

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先頭は空コキでしたが、後ろのほうはまずまずの積載でした。


最後尾には専用線のスイッチャーが連結。

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この専用線のスイッチャーはクリーム色なのが特徴です。

 

そのままもう一つの踏切も渡って、貨車を北沼駅へと押し込んでいきます。

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スピードが遅かったので、猛ダッシュで追いかけたら2発撮れました(笑)

そのまま北沼駅に進入するかと思いきや、踏切を渡り切ったギリギリの場所で停車。

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そしてここで貨車を切り離し、動きが停まりました。

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どうやら北沼駅へは八戸臨海鉄道側の機関車が引き込むようで、対向列車が到着するまで待機するみたいです。

 

というわけで、スイッチャーを色々観察することに。

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こちらのDD353は2020年4月に導入されたばかりの新車で、このときは運用開始からまだ5カ月ということもあり、まだまだピカピカの状態でありました。

どこかから譲渡されたお古ではなく「文字通りの新造車」であることを鑑みれば、この専用線の行く末はしばらく安泰と言えるのではないでしょうか。

 

しばらくすると遠くから警笛が聞こえ、貨車が北沼駅構内へ引き込まれていきました。

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専用線と接続する八戸臨海鉄道側の列車が、北沼駅に到着したようですね。

 

少し間をおいて、貨車を追いかけるようにスイッチャーも北沼駅へと移動。

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北沼駅返空貨車を連結し、今度は牽引状態で戻ってきました。

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小さいながらも、なかなかいいエンジン音を奏でておりました。

 

そのまま工場内へと吸い込まれていきました。

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この専用線の荷役ホームは敷地の奥深くに設けられているため、外部からの観察は不可能なようです。

 

北沼駅からの列車は動画も撮影したので、合わせてお楽しみくださいませ。

 

というわけで、三菱製紙 八戸工場専用線探訪はこれにて終了。

土曜日のため出荷があるか心配していましたが杞憂に終わり、無事にメインイベントを記録することが出来て良かったです。

この専用線にはもう1機スイッチャーがいるようなので、八戸に来る機会があれば再訪したいと思います。

 

このあとは八戸臨海鉄道の貨物列車撮影へと移行します。